オートサロン
更新日:2025.01.10 / 掲載日:2025.01.10

ミッドシップ化したGRヤリスの正体は?【東京オートサロン2025】

文●工藤貴宏 写真●川崎泰輝

 トヨタGAZOO(ガズー)レーシングのブースは「ニュルブルクリンクでのクルマづくり」がテーマ。会場で発表された最新マシンと、懐かしのニュル車両が並んだ! 

エンジンを後ろに積んだGRヤリスが降臨

 「GRヤリスの更なる可能性を追求する」として会場で「スゴイGRヤリス」がお披露目された。注目はエンジンとその搭載位置。なんとGRヤリスの市販モデルが積む排気量1.6Lの3気筒ターボではなく、開発中の2.0Lの4気筒ターボを搭載する。しかも、搭載位置は車両前部ではなく、本来であれば後席がある場所。つまりミッドシップの後輪駆動車というわけ。この「GRヤリス M コンセプト」は今年のスーパー耐久レースに参戦するとのことだが、もしかすると噂されている「MR-2」復活版のテストも兼ねている⁉

懐かしの80スープラやアルテッツアも

 初代カローラから最新のランクルやレース仕様まで、合計15台もの車両が展示されたトヨタブース。面白いのは展示が最新モデルに限らないこと。ドイツにある過酷なサーキット「ニュルブルクリンク」に関連した車両としてなんとA80型スープラ(トヨタの運転訓練車両)や2007年にニュル24時間耐久レースに参戦したアルテッツアなども展示された。

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工藤貴宏(くどう たかひろ)

ライタープロフィール

工藤貴宏(くどう たかひろ)

学生時代のアルバイトから数えると、自動車メディア歴が四半世紀を超えるスポーツカー好きの自動車ライター。2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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