車のエンタメ
更新日:2022.03.16 / 掲載日:2022.03.14
マツダ車のバンパーを再利用!バッグ会社とコラボのスーツケース発売
バッグメーカーのエース(本社:東京都渋谷区)は3月14日、日本製トラベルバッグブランド「プロテカ」より、マツダ車のバンパーを再利用したスーツケース「マックスパスRI」を発表、全国の直営店・オンラインストア・主要百貨店にて順次発売した。販売価格は39,600円(消費税込み)。
マツダのバンパーをリサイクル!サスティナブルな視点活かして製品開発
同社では、恒常的なスーツケースのリサイクル活動や、スーツケース外装部の端材を再生し再利用するなど、資源循環型社会の構築および資源の有効活用促進に向けて継続的な取り組みを展開。今回、車のライフサイクルを通して環境負荷低減に取り組むマツダと、資源の有効活用を発展させる取り組みについて共同で検討し、外装部にマツダのバンパー再生素材を100%使用したスーツケース「マックスパスRI」の開発に至った。
また、製造においては、1971年の操業時よりスーツケースの外装部の端材を再生し、スーツケースへ再利用する資源循環システムを構築するエースラゲージ赤平工場が、外装部の成形から組み立てまで一貫製造を担った。
金属パーツを削減できるインジェクション成型を採用 リサイクル負荷を軽減
同製品は、使用済み自動車のバンパーをリサイクルする技術により再生されたポリプロピレン樹脂をスーツケース外装部に、生地の端材をリサイクルした再生ポリエステルを内装仕切りとインナーケースに使用。また、同製品がリサイクルされる時の負荷軽減を考慮し、金属パーツを削減できるインジェクション成型(※)を採用している。
サイズは、100席以内機内持ち込み基準サイズながら容量38Lを実現。そのほかの機能として、キャスター使用時の振動で発電・発光し夜間の安全をサポートする、環境負荷が少ない振動発電LEDライトを搭載。さらに、走行時の体感音量を大幅軽減した独自開発の「サイレントキャスター」も採用した。
※:製品形状を彫りこんだ金型内に溶融した原料(ポリプロピレン樹脂など)を高圧注入し、冷却後に取り出すことで製品の形を作る成型方法。
スーツケース「マックスパスRI」概要
製品ブランド:プロテカ
製品シリーズ:マックスパスRI
素材: リサイクル・ポリプロピレン
カラー: ブラック
品番:01111
サイズ:H50×W40×D25cm
容量・重量:38L/3.5kg
販売価格:39,600円(消費税込み)
保証:長期間使用を前提とした、3年間無制限の無償製品保証対象(プロテカ プレミアムケア)
オンラインストアURL:https://store.ace.jp/
製品URL:https://store.ace.jp/shop/c/c70100/