故障・修理
更新日:2022.03.31 / 掲載日:2022.03.31

DIY“俺”バイク製作記【VOL39】

自分だけのオリジナルバイクを作ってみたい!そんな思いからスタートしたオートメカニック誌の長期連載企画。さまざまな困難を乗り越えて完成を目指す!

 今回、いよいよホイールまわりを組み上げる。スポーティ感とグリップ力の向上を狙った仕様変更で、ホイール径はオリジナルの17インチを踏襲するもののリム幅を広げ、材質もノーマルのスチールからアルミに変更。タイヤも太いロードタイヤをはめる。

●文:オートメカニック編集部(鈴木伸一)●写真:飛澤 慎

ホイールまわりを組み上げてロードタイヤを組み付ける

 

 俺バイクはCD90をベースとしているものの、作業の進行に伴ってノーマルパーツの利用率がどんどん低下している。

 より性能をアップさせるべく、グレードアップ案が次々と出てくるからで、必然的にワンオフパーツの利用率が高まり、現状9割方がワンオフ仕様。

 嶋本氏の手掛けた前作のオフロードタイプと同様、最終的にはCD90とはまったくの別物になる、というか既に別物。かなりカッコいい仕上がりになるものと確信している。

 さて、今回の作業でまたげるようになり、外観もかなりバイクらしくなってきた。その今回の作業とはホイールまわりを組み上げてロードタイヤを組み付ける。

 このホイール、ホイール径はオリジナルの17インチを踏襲するものの太いロードタイヤをはめるため、リム幅を広げる。

 スポーティ感を高めるため、材質もノーマルのスチールからアルミに変更(アルミリムへの組み替えはスポークホイール全盛だった頃のグレードアップの定番メニューだったのだ)する。


 用意したタイヤは最高峰のスポーツバイアスで、ハイグリップ系のDUNLOP「TT90GP」。サイズはフロント・リヤ共用の90/80-17M/C 46S。標準リム幅:2.15/許容リム幅:1.85-2.50/幅:90㎜/外径:580㎜という諸元となる。

■ 今回のお題は「リムの組み替えとスタンド製作」

前後のサスペンションまわりの仕様が決まったことで、ホイールを組み付けることができる状態になった。そこで、今回はホイールを組み付けるが、リヤ用に用意したアルミリム仕様のホイールに合わせてフロントも同サイズのアルミリムに組み替える。

★その1 オリジナルフレームを作る
★その2 シートカウルを作る
★その3 アルミタンクを作る
★その4 タンク&シートの仕上げ

★第5回ハンドル&ステップ

★第6回スイングアーム延長
取材で毎回お世話になっているのが「表現工房」さんだ

表現工房

八王子作業所・事務所

 モノ作り教室を開催している「表現工房」の本拠地は東京都八王子市の「八王子作業所」で、幹線道路に面した路地の突き当たりにある。

〒193-0813 東京都八王子市四谷町604ー3

●URL/http://hyougenkoubou.jp/

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内外出版/オートメカニック
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