パーツ取付・交換
更新日:2026.01.14 / 掲載日:2026.01.14

鉄チンホイールをおしゃれにするカスタム6選!おすすめのホイールも紹介

スチールホイール、通称「鉄チンホイール」はアルミニウム、マグネシウムなどのホイール素材のなかでも、安価で耐久性が高いことで知られています。一方、現在主流のアルミホイールと比べるとデザイン性が低く、「鉄チンはダサい」という意見も少なくありません。この記事は、鉄チンホイールをおしゃれに見せる6種類のカスタム方法を解説します。

1. 鉄チンホイール(スチールホイール)とは?「ダサい」と言われるのはなぜ?

鉄チンホイールはその見た目から、古臭くてダサいと思われがちです。その理由を、特徴やメリット・デメリットと合わせて解説します。

(1) 鉄チンホイールの特徴とメリット・デメリット

鉄チンホイールは、鉄の板をプレスして成形されます。原料の鉄が安価に入手できるため、ホイールの中でも最も手頃な価格帯であること。そして、メジャーなアルミホイールと比較して強度が高く、耐久性に優れていること。この2点が、鉄チンホイールを使用するメリットであり、多くの乗用車に標準装備されている理由です。

一方で、鉄素材であることからサビが発生しやすいというデメリットがあります。また、マグネシウムやカーボンといった素材と比べて、重量がある点も注意が必要です。

もっとも主流であるアルミホイールとの違いをまとめました。

特徴スチールホイール(鉄チン)アルミホイール
価格安価高価
強度頑丈傷が入りやすい
重量重い軽い
デザイン単調になりがち豊富
錆び錆びやすい錆びにくい

(2) 鉄チンホイールが「ダサい」と言われる理由

鉄チンホイール(スチールホイール)が「ダサい」というイメージを持たれる主な理由として、デザイン性の低さや選択肢の少なさが挙げられます。鉄チンはプレス成形で作られますが、強度と重量のバランスを両立するには自由な加工ができません。鉄自体も複雑な加工が難しいため、結果として似たような見た目になりがちです。

一方、鋳型にアルミを流し込むことで作るアルミホイールは、加工の自由度が高くさまざまなデザインを実現できます。アルミホイールのデザインの多様性が影響して、鉄チンホイールが「ダサい」と言われるようになってしまったと考えられます。

2. 鉄チンホイールをおしゃれにする6つのカスタム方法

アルミホイールにデザイン性が劣るとされがちな鉄チンですが、よりおしゃれに見せる方法があります。

(1) 塗装によるイメージチェンジ

鉄チンホイールの印象は、塗装によってガラリと変えられます。黒に塗れば重厚感が、ブロンズに塗れば高級感が増し、白に塗ればポップで軽快な印象を見た人に与えます。ボディカラーや車の雰囲気に合わせて塗装色を選べば、統一感が出てよりおしゃれな一台に仕上げられるでしょう。

ホイールの塗装はDIYでも可能ですが、満足のいく仕上がりを得るためには丁寧な下準備が不可欠です。DIY塗装のおおまかな手順をまとめました。

① ホイールの取り外しと洗浄

車体から鉄チンホイールを取り外し、洗剤などを使って丁寧に洗いましょう。

② 油分・汚れの除去

パーツクリーナーやシリコンリムーバーを使用し、ホイール表面の油分や汚れを除去します。

③ マスキング

タイヤやバルブ部分をマスキングテープや養生テープ、ビニールなどで覆い、塗料が付着しないように保護します。

④ 塗装

ホイールから30cmほど離し、スプレー缶を軽く振りながら、手首をスナップさせるようにして均一に吹き付けます。

⑤ 乾燥とクリア塗装

1回目の塗装が乾いたら、さらに2時間ほど乾燥させ、最後にクリアスプレーを吹き付けて仕上げます。

ホイール塗装に必要なアイテム

・好きなカラーのスプレー塗料…ホイールのカラーリングに使用
・クリアスプレー…塗装の保護とツヤ出しに使用
・パーツクリーナー…油分や汚れの除去に使用
・繊維の出ないウエス(マイクロファイバーウエスなど)…拭き取り作業に使用
・マスキングテープ…塗装しない部分の保護に使用
・ビニール(養生テープ)…タイヤや周辺箇所の保護に使用
・新聞紙…床への塗料付着防止に使用
・使い捨てビニール手袋…作業中の手の保護に使用

(2) センターキャップの活用

ホイールの中心部に装着するセンターキャップは、手軽に鉄チンホイールドレスアップできるアイテムのひとつです。メッキタイプでレーシーな見た目を演出することもできれば、レトロな見た目で鉄チンホイールの持つ昭和感をさらに強めることも可能です。

カラーリングのバリエーションも多く安価な商品も多いため、まずはこのアイテムからチェックしてみてはいかがでしょうか。

(3) ホイールキャップの活用

ホイールキャップはホイールの外観を覆うためのアイテムで、さまざまなデザインが販売されています。ホイールキャップを鉄チンホイールに装着することで、まるで別物のような印象に変わります。

(4) トリムリング(ワイヤーリム)の装着

トリムリングはホイールのリム部分に装着するドレスアップ用のアイテムです。ホイールをはめ込むだけで装着でき、カスタム初心者でも簡単に取り付けられるというメリットがあります。一般的にステンレス製で光沢のあるタイプが多く、鉄チンホイールにメッキのような華やかさをプラスできます。

(5) リムガードの装着

リムガードはトリムリングと似ていますが、ホイールのリム部分を保護する役割を持つアイテムです。車高の低い車や、タイヤのサイドウォールが薄いタイヤ(扁平タイヤ)の場合、段差や縁石に接触してホイールのリムを傷つけてしまいます。この傷のことを「ガリ傷」と呼び、リムガードはガリ傷を防ぐために使用しますが、ドレスアップのアイテムとしても優秀です。

リムガードや黒やシルバー、赤、黄色などカラーリングが豊富で、価格も1,000~5,000円程度とお手頃です。費用を抑えつつホイールのイメージを変えたい人に、おすすめのアイテムです。

(6) 深リムホイールの使用

「深リム」とは、リム(縁の部分)が深くなっている状態のホイールを指します。通常のホイールよりも奥行き感のあるデザインが特徴で、存在感のある足元を演出してくれます。

3. おしゃれな鉄チンホイールおすすめ3選

デザインのバリエーションが少ない鉄チンホイールですが、おしゃれな見た目のホイールもあります。カスタムが難しい場合は、これらのホイールに交換するのもひとつです。おすすめの鉄チンホイールを3アイテムご紹介します。

(1) DAYTONA SS|MLJ

出典:DAYTONA SS|MLJ

「DAYTONA SS」は、自動車用ホイールのメーカーであるMLJが販売しているスチールホイールです。ブラック、クローム、ホワイトの見た目にストライプが入ったデザインは、無骨なスチールホイールとおしゃれさがうまく融合しています。アメリカンカスタムの定番として、人気のあるホイールです。

商品名特徴サイズ価格
DAYTONA SSストライプの入ったデザインが人気14インチ
15インチ
16インチ
1本25,300~42,000円(税込)

「DAYTONA SS」の公式ページ

(2 )NeoCarrow|Weds

出典:NeoCarrow|Weds

「NeoCarrow」は、日本のホイールメーカーであるWedsが販売しています。このホイールの特徴は、多くのスチールホイールではむき出しになっているナットホールを覆い隠す、独自のセンターキャップを採用している点にあります。マット感のある光沢と相まって、ハイグレードな印象のあるホイールです。

商品名特徴サイズ価格
NeoCarrowナットホールを覆い隠すセンターキャップを採用12インチ
14インチ
15インチ
1本17,160~34,650円(税込)

「NeoCarrow」の公式ページ

(3 )カラーホイール|トピー実業

出典:乗用車用ホイール |トピー実業

「カラーホイール」は、日本最大級のスチールホイールメーカーであるトピー実業の商品です。ブラックとホワイトの2色のラインナップと、スポークのような形状が特徴的な複数のデザインバリエーションが用意されています。鉄チンホイールでもおしゃれを楽しみたいと思っている人に、おすすめのホイールです。

商品名特徴サイズ価格
カラーホイール2色のラインナップと豊富なデザインバリエーション12インチ
13インチ14インチ15インチ
16インチ
オープン価格

「カラーホイール」の公式ページ

4. 鉄チンホイールのカスタムや交換の費用相場

ホイールのカスタムをしたいけれど、自分でDIYするのは不安という人も多いでしょう。そこで、鉄チンホイールをカスタムを専門の業者に依頼したときにかかる費用を、一覧でまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

なお、センターキャップやホイールキャップなどは、購入先の店舗がサービスで装着してくれることがあります。店舗で購入する場合は、費用などを相談してみてください。

カスタム方法費用相場(目安)
ホイール交換
※いずれも持ち込み
組み換え:4本5,000〜10,000円
脱着:4本3,000〜5,000円
ホイール塗装4本60,000円前後
センターキャップ装着4本4,000円前後
ホイールキャップ装着4本4,000円前後
トリムリング装着4本4,000円前後
リムガードの装着4本4,000円前後
※組み換え:ホイールとタイヤを分解して、ゴムの部分だけを新品に交換する作業
※脱着:ホイール付きのタイヤを車体から着脱する作業(履き替え)

5. 鉄チンホイールのカスタムに関してよくある質問

(1) 鉄チンホイールを塗装するときスプレーは何本必要?

鉄チンホイールをDIYで塗装する場合、スプレー缶の使用量はホイールのサイズや塗装する回数によって変動します。一般的な目安として、ホイール4本を塗るのに400mlのスプレー缶1本が必要です。

よりキレイに仕上げたい場合や下地処理をしっかり行いたい場合、耐久性を高めるために複数回塗装を重ねる場合は、2本以上用意しておくと安心です。カラーチェンジが目的の場合は、下塗り・中塗り・上塗り(クリア塗装)と工程を分けることも多いため、スプレーを余裕を持って準備することをおすすめします。

(2) 鉄チンホイールはどこで売っている?

鉄チンホイールが購入できるのは、カーディーラーやカーパーツ専門店(オートバックス、イエローハットなど)、タイヤ専門店、そして中古部品販売店などです。カーディーラーでは純正品を購入でき、カーパーツ専門店やタイヤ専門店は豊富な商品が販売されています。Amazonなど通販サイトでも購入可能です。

(3) 鉄チンホイールで買ってはいけないメーカーは?

さまざまなメーカーから販売されている鉄チンホイールですが、品質や耐久性にばらつきがあるため購入時には注意が必要です。特に以下のポイントに気をつけて、鉄チンホイールを購入するようにしましょう。

① JWLマークがない

JWLは「日本軽合金製ホイール」の略称で、乗用車用軽合金製ホイールの安全基準を意味します。この基準を満たしたホイールにはJWLマークが表示され、車検に通るために必要です。このマークがないホイールは、安全基準を満たしていない可能性があるため購入しないようにしましょう。

② SAEマークがない

JWLと同様に、製品規格として合格した証を示すのが「SAEマーク(米国の自動車技術者協会規格)」です。このマークがない製品も、避けるようにしましょう。

③ 極端に安価なメーカーの商品

ほかの商品と比較して圧倒的に安価な商品は、魅力的ではあるものの品質管理が不明確な場合が多いため、購入はおすすめしません。信頼できるメーカーや販売店から、ホイールを購入しましょう。

(4) 鉄チンホイールは何年くらい使える?

鉄チンホイールの平均寿命は、一般的に10〜15年と言われています。実際の寿命は、走行環境や使用頻度、日頃のメンテナンス状況で大きく変動します。特に鉄チンホイールは錆びによる腐食が進行しやすいため、こまめな点検を忘れないようにしましょう。

錆びや亀裂、変形が進行し、安全性が懸念される場合は、速やかにホイール交換を検討しましょう。

6. 鉄チンホイールをカスタムしたい人はグーネットピットをご活用ください

鉄チンホイールをおしゃれにカスタマイズしたいけれど、DIYできるか心配という人は、専門業者に依頼するのが安心です。愛車にぴったりなカスタマイズの提案をしてくれるでしょう。

これから専門業者を探すときは、ぜひ「グーネットピット」をご活用ください。全国の整備工場やカーショップの中から、レビュー評価を参考にしながら業者を探すことが可能です。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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