パーツ取付・交換
更新日:2015.08.04 / 掲載日:2015.08.04
オイルポンプ交換の必要性と費用目安について
goo-net編集チームオイルポンプというエンジンのパーツをご存じでしょうか。
オイルポンプはエンジンにとって心臓の様な役割をする物です。
壊れてしまうと大変なことになってしまいます。
では、オイルポンプの交換は必要なのでしょうか。
そして、交換するにはどれだけの費用がかかるのでしょうか。
オイルポンプとは一体何なのか
オイルポンプは、
エンジンの最下部のオイルパンにたまったエンジンオイルを汲み上げて、
オイルを循環させる機能を持っています。
オイルはエンジンの可動部分の摩擦を少なくしたり、
エンジン内部の冷却を行う、防錆効果などを担っていますので、
エンジンオイルが循環しなくなると、
エンジンに深刻なダメージを与えることになります。
オイルポンプの交換は必要?
オイルポンプはエンジンと一体化されたパーツのため、
基本的に交換のサイクルはありません。
あるとすれば、エンジンをオーバーホールするタイミングでの交換となります。
オイルポンプを交換せざるを得ない状況とは
エンジンオイルは、エンジン内部の摩擦を減らす機能を持っています。
そのため、エンジン内部の細かい金属片や汚れを、
エンジンオイルに取り込むようになっています。
エンジンオイル、オイルフィルターを長期間にわたって交換しなかった場合には、
エンジンオイルに取り込んだ金属片がスラッジとなって、
オイルポンプを詰まらせてしまう場合があります。
その様な状況になった場合にはオイルポンプを交換が必要な状態と言えるでしょう。
オイルポンプの交換費用は?
オイルポンプは、交換を前提としていないために、
エンジンの一部としてエンジンに取り付けられている部品となっています。
オイルポンプを交換するにはエンジンを分解する必要があります。
そのためにオイルポンプの部品の値段よりも大幅に高い工賃がかかります。
オイルポンプを交換するには、部品代を抜いた工賃で、
数万~十数万程の出費を覚悟する必要があります。
オイルポンプを交換する羽目にならないために
オイルポンプの寿命はエンジンの寿命をほとんど同じと言われています。
オイルポンプが正常に働くために必要な条件は、
オイルが正しいサイクルで交換されているということです。
オイルポンプが壊れてしまうと最終的にはエンジンも壊れてしまいますので、
オイルの管理はきっちり行うようにしたい物です。
そうすれば、エンジンの寿命までオイルポンプを交換する必要は無いはずです。