失敗しないリアスポイラーの取付け方と注意点について

エアロパーツの中でもリアスポイラーはもっとも人気が高く、いまでは数多くの車に純正オプションが用意されているほどです。そのため、後付けで取付けたいと考える人が多いパーツでもあります。そこで今回は、リアスポイラーの取付け方と注意点について解説します。

この記事の目次

1. リアスポイラーはどうやって取付けるのか
2. リアスポイラーを取付ける際の一般的な流れ
3. リアスポイラーを取付ける時の注意点について

リアスポイラーはどうやって取付けるのか

リアスポイラーを取付ける場所は、車体の最後尾のトランク上になります。トランク部分がフラットな場合は、取付方法は両面テープでしっかりと接着するだけという場合が多くなっています。ただし、ボディが特殊な形をしていて、斜めになった部分にリアスポイラーを装着する場合やトランク面が曲面な場合などは、両面テープだけでなくボルト等でしっかりと固定する必要があります。

1．リアスポイラーを仮置きして、装着する位置を正確に決めて印をつけておきます
2．車体側の接着面、リアスポイラーの接着面をシリコンオフなどでしっかり脱脂します
3．車体側に両面テープを貼り、両面テープのはくり紙を剥がします
4．位置決めした印に合わせて、正確にスポイラーを置きます
5．重しになるものを乗せて、しばらく放置しておきます

1．ボルト穴を開ける正確な位置を決めて印をつけます（通常はリアスポイラーに位置決め用の型紙がついています）
2．慎重に小さい穴を正確な位置に開けます（いきなり大きい穴を開けようとしないで、何回かに分けて大きい穴にしていきます）
3．穴のバリ取りをしたのちに、タッチアップペンなどでサビ止めを塗っておきます
4．上記の両面テープによる取付の手順でリアスポイラーを取付けます
5．最後にボルトでしっかりと固定します

両面テープは、気温が低い時は粘着力が弱まることがあるため、暖かい日を選んで作業するか、寒い日に行う場合はドライヤーで温めながら作業する必要があります。また、両面テープは非常に粘着力が強く、一度粘着してしまうと剥がすのがかなり困難となります。一人で作業すると失敗する可能性が高くなるため、できるだけ二人以上で行うようにしてください。リアスポイラーは、エアロパーツの中ではもっとも取付けやすいパーツと言うことができます。しかし、それでも位置合わせや脱脂など難しい作業がたくさんあります。そのため、できるだけ専門家に依頼して装着することをおすすめします。