カー!といえばグーネットピット

無料整備工場検索&予約アプリ

グーネットピットアプリ

オイル交換
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

エンジンオイルの廃棄方法は?オイル交換後の廃油はガソリンスタンドで引き取り可能?

エンジンオイルの交換を自分で行う際、車から出てくる真黒いドロドロの液体…。ガソリンは消費してしまいますが、オイルは「交換」するものなので、新しいオイルに交換すると、手元に古いオイルは残ります。エンジンオイルの破棄方法には、どのような手段があるのでしょうか?

エンジンオイルの廃棄方法は今と昔でどう違う?

エンジンオイルの廃棄方法は今と昔でどう違う?

その昔、エンジンオイルの廃棄方法は今よりもっとアバウトで、「新聞紙に吸わせて銭湯に持ち込む」方法や「廃油ストーブでリサイクルする」という手法もありました。銭湯の場合は、エンジンオイルを吸わせた新聞紙を燃料とする為に、銭湯側で喜んで引き取ってくれたそうです。

廃油ストーブは主に、整備工場でオイル交換をした際に出た大量の廃油を処理する為に開発されたものですが、エコの観点から現在では、廃油ストーブを使用するところは減っています。現在のエンジンオイルの廃棄方法は、ガソリンスタンドに持ち込んで引き取りしてもらうか、廃油処理箱での処理が主流となります。

エンジンオイルの廃棄方法と注意点

では、現在行われているエンジンオイルの廃棄方法とその注意点をご説明します。

エンジンオイルを購入した店舗で引き取り

エンジンオイルを購入した店舗のレシートを取っておけば、購入した店舗で廃オイルを引き取ってもらえる場合があります。ただし、店舗によっては引き取りが有料だったりする場合もあるので、エンジンオイルの購入時に廃オイルについての問い合わせをしておくことをおすすめします。

ガソリンスタンドでエンジンオイルを引き取り

エンジンオイルは廃重油としてリサイクルできるので、ガソリンスタンドで引き取ってもらえます。基本的に4Lまでは無料となるケースがほとんどのようですが、一概には言えないので、エンジンオイルを引き取ってもらう前に確認した方が良いでしょう。廃油を入れた缶ごと引き取ってくれるところもあれば、中身だけ引き取るところなど対応は様々ですが、廃油処理に関して一番確実に引き取ってもらえる施設です。

馴染みのないガソリンスタンドなら必ず問い合わせをして、エンジンオイルを回収可能か聞いてから持ち込むのが常識です。また、オイル交換を実施していないセルフガソリンスタンドなどは、廃油を回収するタンクを備えておらず、廃オイルを持ち込む事ができませんので注意しましょう。

廃油処理箱でエンジンオイルを固める

ホームセンターやカー用品店などで販売されている廃油処理箱は、箱の中にビニール袋とスポンジのような吸着剤が入っており、エンジンオイルを直接受け止めて固める仕様になっています。一つ数百円で販売されていますが、自治体によっては産業廃棄物扱いとなり回収できないところもあるので、廃油処理箱を使用する前に自治体のごみ収集センターで確認が必要です。

一度廃油処理箱にオイルを吸わせてしまうと「廃油」ではなくなり、ガソリンスタンドなどでの回収が不可能となってしまいます。廃油処理箱は手軽に利用できるので便利ですが、一歩間違えると処理に困る産業廃棄物を生産してしまう恐れがあるので、必ず自治体に確認してから利用して下さい。

まとめ

エンジンオイルの交換は、プロの整備士ではなくても、車のメンテナンスに慣れている方であれば、比較的手軽にDIYで行うことができる反面、エンジンオイルの廃棄方法については主だった決まりがないのが現状です。エンジンオイルを店舗で購入する場合は、店員さんに処理方法も一緒に聞いておくことがおすすめです。

また、ネットでエンジンオイルを購入する場合は、自治体での廃油処理についても調べておきましょう。連絡もなしにガソリンスタンドへ持ち込んだり、廃油処理箱を不法廃棄などするのはもってのほかです。エンジンオイル交換をDIYするならば、廃オイルの破棄まで責任を持って行いましょう。

この記事の画像を見る

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

この人の記事を読む

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ