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オイル交換
更新日:2024.01.17 / 掲載日:2023.12.19

【大人の自動車遊び】オイル交換から始める愛車いじり【九島辰也】

文●九島辰也 写真●ユニット・コンパス

 みなさん、オイル交換してますか? エンジンオイル、ブレーキオイル、ミッションオイルといろいろありますが、どれもメンテは必要です。人間関係もそうですが、潤滑油は重要ですよね。フィルターも。

メインテナンスの基本は今も昔も変わらずオイル交換

九島氏がチョイスしたのはプルタミナのエンジンオイル

 と言うことで、今回はオイル交換のお話。愛車RAV4のインジケーターに警告が表示されました。「Maintenance Required Visit Your Dealer」と。逆輸入車なので英語表記なんです。

 新車でも中古車でもディーラーで購入すれば、2年に一度の車検と12ヶ月点検の案内が来ます。でも、そうでない場合は自分できっちり世話しなくてはなりません。まぁ、それが楽しいんですけど。

 で、周りの友人と話していたらプルタミナのエンジンオイルを紹介されました。プルタミナ?って思った方は多いですよね。日本ではまだまだマイナーブランドかと思います。その正体は原油や天然ガスを日本にも輸出しているインドネシア国営石油企業で、現地ではトヨタ車の純正オイルもつくっています。マレーシアのペトロナス(PETRONAS)のインドネシア版とでもいえばいいでしょうか。ペトロナスはF1でコンストラクターとして活動しているメルセデスAMGペトロナスとして知られていますよね。すでにモータースポーツの印象がついているブランドです。

 プルタミナはというと日本ではスーパーGTのチームでも使用していました。なので、GTファンの中には知っている人は多いかもしれません。それと世界の自動車メーカーへのOEM供給や、イタリアのモータースポーツチーム“ランボルギーニ・スクアドラ・コルセ”ともテクニカルパートナーを組んでいます。ウラカンGT3にはPERTAMINAのロゴが貼られていますね。要するに、すでにレース業界では知れ渡っているんです。おみそれしました。

 それじゃレーシーなオイルなのかといえばそうではありません。100%化学合成や鉱物油があり、対象車種に応じて多くラインナップしています。中にはポルシェのメーカー認証を取得しているものもあるので、興味のある方はお調べください。まぁ、その中で自分のクルマに合った種類を入れるんですけどね。なんかハイスペックモデルと同じブランドだと思うとちょっとテンション上がります。

 RAV4にはファストロンゴールドと言う名前の0W-20を選択しました。それを4.5リットル。残った分は持ち帰りです。

 交換場所はA PITオートバックス東雲。理由はプルタミナを扱っているから。ピットでもそうですし、2階に入っているモトーリモーダA PIT東雲店に置いています。バイクやレーシーなブランドのウェアやグローブ、小物を扱う専門ショップです。この時期は街中でも着られるライダースジャケットなんかいいですよね。ガルフカラーがクルマ好きにはささります。

 オイル交換の予約は簡単。Webでさらっと完了。あとはクルマをピット付近に持ち込んで専用受付で書類に記入するだけ。空いていればすぐ終わってしまいます。

 ご存知の方も多いと思いますが、2階にはモトーリモーダの他にもスターバックスやTSUTAYAがあったり、アウトドア用品が置いていたりします。なので、もっと時間かかってもいいんですけどね。一日中居ても飽きません、ココは。

 と言うことで、エンジンオイルをリフレッシュしました。聞けばトヨタ車は上抜きだそうです。最後までしっかり吸い取れる口になっているから。なるほど。車種によっては下抜きもあるとか。ユニークなのはクルマをリフトで上げるのでなく、担当者が階段で地下に降りて作業すること。この方がリフトを上げ下げする時間を短縮できるからなのでしょうか。賢い!

 吸い出されたオイルを見せてもらったらかなり汚れていました。言ってしまえば真っ黒。それを見たら交換してよかったとつくづく思います。そして、その効果は帰り道で発揮。アクセルレスポンスは良くなり、クルマが軽くなったように前へ走り出します。燃焼効率が上がることで、走りがよくなり燃費も期待できそうです。プルタミナ効果? それはともかく、やっぱここを怠ってはいけませんね。みなさんも、オイル交換を面倒くさらずに行ってください。時間潰しにA PITオートバックス東雲の2階は最適です。でも、欲しいものがたくさんあるので、ディーラーで変えるより逆にお金かかっちゃうかもしれませんがね。

 

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九島辰也(くしま たつや)

ライタープロフィール

九島辰也(くしま たつや)

外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの”サーフ&ターフ”。 東京・自由が丘出身。

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外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの”サーフ&ターフ”。 東京・自由が丘出身。

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