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車検・点検・メンテナンス
更新日:2025.02.14 / 掲載日:2025.02.14

トヨタ ノアの車検費用はいくら?内訳から安くおさえる方法まで徹底解説

トヨタのノアは、ファミリー層に人気のミニバンです。広い室内空間と使い勝手のよさで、多くのドライバーから支持されています。

しかし、車検費用がいくらかかるのか、不安に思っている人は多いのではないでしょうか。車の状態や年式、依頼する車検業者によっても車検費用は変動します。

そこでこの記事では、ノアの車検費用について、内訳から安くおさえる方法までをくわしく解説します。

車検業者の特徴も解説していますので、この記事を読むことで、ノアの車検費用に関する不安が解消され、安心して車検にのぞめるでしょう。

1. トヨタ ノアの車検費用はいくらかかる?

ノアの車検費用は、5〜10万円程度が相場です(新規登録から13年目未満、部品交換代除く)。

ただし、車の状態や年式、整備内容、依頼する業者によっても車検費用は大きく変動します。そのため、正確な費用を知るためには、複数の業者から見積もりを取る必要があります。

2. トヨタ ノアの車検費用の内訳

ノアの車検費用の内訳をご紹介します。

(1) 車検費用は法定費用と非法定費用に分けられる

車検費用は、「法定費用」と「非法定費用」の2種類に分けられます。

分類 項目 説明
法定費用 自賠責保険料 交通事故の被害者救済を目的とした強制保険料。契約期間によって金額は変動する。保険料は1〜2年に1回のペースで改定される
自動車重量税 車の重量に応じて課税される税金。重量区分や初度登録年によって金額が変動する
印紙代 車検手続きにかかる手数料
非法定費用 車検基本料 点検料や車検代行手数料(必要書類作成料や車検証発行手数料)などが含まれる。車検を受ける業者によって内容や金額設定が異なる
部品交換代 部品の修理や交換が必要な場合にかかる費用

法定費用とは、国に支払う保険料や税金、手数料のことです。車検業者による金額の違いはなく、どこで車検を受けても金額は一律です。

非法定費用とは、車検業者に支払う費用のことで、点検・検査費用、整備費用、部品交換代などが該当します。業者が価格設定するため、業者によって金額に差があります。

法定費用と非法定費用については、こちらの記事でくわしく解説しています。

(2) ノアの車検費用のまとめ

ノアの車検費用の相場をディーラー、車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、民間整備工場に分けてご紹介します。

業者エコカー対象の場合エコカー対象外(13年未満車)の場合エコカー対象外(13年経過車)の場合エコカー対象外(18年経過車)の場合
ディーラー69,250〜89,250円82,050〜102,050円94,850〜114,850円99,650〜119,650円
車検専門店49,250〜64,250円62,050〜77,050円74,850〜89,850円79,650〜94,650円
カー用品店59,250〜69,250円72,050〜82,050円84,850〜94,850円89,650〜99,650円
ガソリンスタンド59,250〜69,250円72,050〜82,050円84,850〜94,850円89,650〜99,650円
民間整備工場59,250〜79,250円72,050〜92,050円84,850〜104,850円89,650〜109,650円

※初回継続検査の相場
※OSS申請した場合
※部品交換する場合は、追加で費用が発生する

①エコカー減税対象の場合の車検費用

エコカー減税を受けられる場合は、自動車重量税が軽減されるため、車検費用をおさえられます。エコカー減税対象車かは、車検証に記載されている型式をもとに、日本自動車工業会のWebサイトで確認できます。

区分ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税20,000円20,000円20,000円20,000円20,000円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料30,000〜50,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
車検費用合計69,250〜89,250円49,250〜64,250円59,250〜69,250円59,250〜69,250円59,250〜79,250円

※2024年11月時点
※印紙代は指定工場で車検を受け、OSS申請している場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:エコカー減税対象車一覧表/トヨタ自動車 p.20-36丨日本自動車工業会
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

②新規登録から13年未満の場合

新規登録から13年未満のノアの車検費用は、以下のとおりです。

区分ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税32,800円32,800円32,800円32,800円32,800円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料30,000〜50,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
車検費用合計82,050〜102,050円62,050〜77,050円72,050〜82,050円72,050〜82,050円72,050〜92,050円

※2024年11月時点
※印紙代は指定工場で車検を受け、OSS申請している場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

③新規登録から13年以上経過している場合

新規登録から13〜18年未満のノアの車検費用の相場は、以下のとおりです。

区分ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税45,600円45,600円45,600円45,600円45,600円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料30,000〜50,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
車検費用合計94,850〜114,850円74,850〜89,850円84,850〜94,850円84,850〜94,850円84,850〜104,850円

※2024年11月時点
※印紙代は指定工場で車検を受け、OSS申請している場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

④新規登録から18年以上経過している場合

新規登録から18年以上経過している、ノアの車検費用の相場は、以下のとおりです。

区分ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税50,400円50,400円50,400円50,400円50,400円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料30,000〜50,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
車検費用合計99,650〜119,650円79,650〜94,650円89,650〜99,650円89,650〜99,650円89,650〜109,650円

※2024年11月時点
※印紙代は指定工場で車検を受け、OSS申請している場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

3. トヨタ ノアの車検費用を安くおさえる方法

車検 請求書(イメージ)

ノアの車検費用を安くおさえる方法は以下の3つです。

1. 複数の車検業者から見積もりを取り、内容を比較する
2. 事前に交換できる部品は、自分で車検前に交換する
3. 各種キャンペーンや点検パックを活用する

(1) 複数の車検業者から見積もりを取り、内容を比較する

車検費用を少しでも安くおさえるためには、複数の車検業者に見積もりを依頼し、内容を比較することが重要です。

ディーラー、車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、民間整備工場、それぞれの特徴を理解したうえで、ご自身のニーズに合った業者を選びましょう。

業者メリットデメリット
ディーラー・安心の純正部品を使用する
・専門知識と技術力を持つ整備士が対応する
・保証期間内の部品は無償交換の対象となる
・費用が高い
・過剰な整備をすすめられる
車検専門店・費用がディーラーより安い
・手続きが迅速で、待ち時間が短い
・要望に応じて、柔軟な対応してくれる
・メーカー特有の知識、技術はディーラーに劣る
・純正部品を使用しない場合がある
・店舗ごとのサービス内容に差がある
カー用品店・費用が比較的安い
・幅広いサービスを提供している
・キャンペーンや割引サービスがある
・土日祝日も営業している
・メーカー特有の知識、技術はディーラーに劣る
・純正部品を使用しない場合がある
・店舗ごとのサービス内容に差がある
ガソリンスタンド・手軽で便利
・費用が比較的安い
・キャンペーンや割引サービスがある
・整備能力に差がある
・純正部品を使用しない場合がある
・整備工場を併設していない場合がある
民間整備工場・費用が比較的安い
・親身で柔軟な対応
・過剰な整備をすすめない
・車検以外の相談もできる
・メーカー特有の知識、技術はディーラーに劣る
・設備が最新ではない場合がある
・土日祝日は対応していない場合もある

(2) 事前に交換できる部品は、自分で車検前に交換する

車検前に必要な部品交換を済ませておくことで、部品交換代を節約できます。

業者に交換を依頼すると、部品本体代に加えて工賃が発生するため、自分で部品を購入し、交換しておけば車検費用をおさえられます。

また、純正部品より本体代が安い社外部品もあるため、品質や信頼性を確認したうえで、社外部品を選択するのも節約方法のひとつです。

ただし、作業に不安がある、交換方法がわからない、ブレーキなど安全に関わる重要な部品の場合は、専門業者に依頼しましょう。

安全を最優先し、無理のない範囲でおこなうことを強くおすすめします。

(3) 各種キャンペーンや点検パックを活用する

車検費用をおさえたいなら、各種キャンペーンや点検パックの活用がおすすめです。

業者ごとに、さまざまな特典を用意しているので、かしこく利用すれば大きな節約につながります。

どのようなキャンペーンがあるのか、具体的に見ていきましょう。

キャンペーン・割引制度内容
早期予約割引早期に車検を予約すると割引が適用される
平日割引平日に車検を実施すると割引が適用される
Web予約割引Webサイトから予約すると割引が適用される。
車検パック車検に必要な整備費用込みのパック料金が設定されている
複数台割引複数の車を同時に車検に出すと割引が適用される
紹介割引知人や友人を紹介すると割引が適用される
その他業者独自のキャンペーンや割引制度がある

上記以外にも、業者独自のキャンペーンを実施している場合があります。
公式サイトやチラシなどをこまめにチェックし、お得な情報を見逃さないようにしましょう。

4. さらに車検費用を安くするには、自分で車検する(ユーザー車検)

車検費用をできる限りおさえたい場合は、ユーザー車検に挑戦する方法があります。

ユーザー車検とは、ディーラーや整備工場などに依頼せず、自分で運輸支局に車を持ち込んで車検を受ける方法です。

業者に依頼する際必要な非法定費用がかからないため、車検費用を大幅に削減できます。

ただし、ユーザー車検は、自動車の整備に関する知識や経験、時間が必要になります。そのため、自動車整備に不慣れな人や、時間的な余裕がない人にはおすすめできません。

とはいえ、車検費用を最大限おさえる方法としては、有効な手段になるため、知識や経験、作業に自信がある人は検討してもよいでしょう。

くわしくは、下記の記事で解説していますので、こちらの記事をご覧ください。

5. トヨタ ノアの車検に関するよくある質問

ここでは、トヨタ ノアの車検に関してよくある質問と、それらに対する回答をまとめました。

(1) ハイブリッド車の場合、2回目の車検費用相場は?

ハイブリッド車の2回目(新規登録から5年目)の車検費用相場は、10~15万円程度が相場になります。

ただし、5年目となると車の使用頻度や運転状況、メンテナンス状況が大きく異なるため、車検費用に幅が生じます。

たとえば、ひんぱんに長距離運転している場合は、タイヤやブレーキパッドの消耗が早く、高額な部品交換が必要となりやすいでしょう。

一方、短距離運転が中心で、定期的にメンテナンスしている場合は、最低限の消耗部品の交換だけで済む可能性もあります。

(2) 見積もりが15万円を超えていたけど妥当?

ノアクラスのミニバンの場合、車検費用が15万円を超える可能性はあります。

とくに走行距離が多い場合や、13年以上経過している場合は、消耗部品の交換点数が多くなったり、高額な部品交換が必要になったりします。

とはいえ、車検に関係ない予防整備などが含まれている可能性もあるでしょう。複数の車検業者から見積もりを取り、車検費用と内容を比較することが重要です。

6. トヨタ ノアの車検はグーネットピットにご相談ください

メーターパネル(イメージ)

ノアの車検費用は、車の状態や年式、依頼する業者によって大きく変わります。

こまめなメンテナンスで、車検費用をおさえることも可能です。定期的な点検で不具合を早期発見し、軽いうちに修理しておきましょう。

車検費用を少しでもおさえたい、安心して任せられる業者に依頼したい人は、グーネットピットの利用がおすすめです。

全国各地の整備工場を検索し、車検費用を一括比較できます。整備工場の口コミや評判も確認できるので、安心して任せられる業者を選べるでしょう。

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グーネットピット編集部

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車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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