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車検・点検・メンテナンス
更新日:2025.01.21 / 掲載日:2025.01.21

トヨタ シエンタの車検費用|相場から安くおさえる方法まで徹底解説

シエンタの車検費用は、車検を受ける場所や車の状態によって大きく変動します。ディーラーで車検を受ける場合と、そのほかの整備工場で受ける場合では数万円の差が出ることもあります。

そのため、シエンタの車検を安心かつ、お得に依頼できる場所を探している人は多いでしょう。

この記事では、シエンタの車検費用の相場を紹介しています。各業者の特徴や費用をおさえるための方法も解説していますので、シエンタオーナーの参考になれば幸いです。

1. トヨタ シエンタの車検費用と各業者の特徴を紹介

トヨタ シエンタの車検費用は、業者によって大きく異なります。

ディーラー、車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、民間整備工場など、それぞれにメリット・デメリットがあるので、ご自身の状況に合わせて最適な業者を選びましょう。

(1) 業者別 車検費用相場一覧表

ディーラー、車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、整備工場それぞれの車検費用の平均相場は以下のとおりです。

業者エコカー減税対象の場合エコカー対象外(13年未満車)の場合エコカー対象外(13年経過車)の場合エコカー対象外(18年経過車)の場合
ディーラー約64,000〜84,000円約74,000〜94,000円約83,000〜103,000円約87,000〜107,000円
車検専門店約44,000〜60,000円約54,000〜69,900円約63,000〜78,000円約67,000〜82,000円
カー用品店約54,000〜64,000円約64,000〜74,000円約73,000〜83,000円約77,000〜87,000円
ガソリンスタンド約54,000〜64,000円約64,000〜74,000円約73,000〜83,000円約77,000〜87,000円
民間整備工場約54,000〜74,000円約64,000〜84,000円約73,000〜93,000円約77,000〜97,000円

上記の表は、継続検査(新規登録から3年目以降)を想定した、概算の車検費用相場になります。そのため、シエンタの状態によって費用は変動します。

経年劣化や故障などによる部品交換が必要な場合は、部品交換代(部品+工賃)が加算されるため、車検費用全体が増額します。

(2) 各業者のメリット・デメリット

点検・整備している様子(イメージ)

各業者のメリットとデメリットをご紹介します。

それぞれ特徴が異なるため、車検費用だけでなく、自分に合った業者を見つけられるよう比較しましょう。

①ディーラー

トヨタディーラーで車検を受ける最大のメリットは、シエンタを熟知したメーカー専門の整備士が点検・整備するため、安心感が高いことです。整備内容の説明も丁寧で、疑問や不安にもしっかり答えてもらえるでしょう。

また、純正部品を使用し、整備記録もきちんと保管されるので、車両の状態を良好に保てます。

一方で、ディーラーはサービスレベルが高いため、人件費や設備維持費などのコストが上乗せされ、車検費用は高くなりがちです。とくに、車検を通すための最低限の整備で済ませたいと考えている人にとっては、費用面で負担が大きくなる可能性があります。

ディーラー車検がおすすめの人

・車にくわしくない人
・安心感を最優先する人
・新車購入後、初回継続検査の車検を受ける人

②車検専門店

車検専門店は、車検そのものに特化しているため、ディーラーと比べて費用を安くおさえられます。即日対応してくれる店舗も多いので、忙しい人にとって非常に便利です。

ただし、車検を通すのに必要な整備以外には、消極的な店舗が多い傾向にあります。複雑な修理や、車検を通すのに関係ない整備には対応できない場合もあるでしょう。

そのため、日頃からご自身で車の点検や整備をきちんとしていなければ、のちのち予期せぬ故障やトラブルにつながる恐れがあります。

車検専門店に依頼する場合は、定期的なメンテナンスを怠らず、車検以外のタイミングでも車の状態を良好に保つよう心がけましょう。

車検専門店がおすすめの人

・車検費用をとにかくおさえたい人
・早く車検を終わらせたい人

③カー用品店

カー用品店は、オイル交換やタイヤ交換などで普段から利用している人にとって、便利で気軽に相談しやすい点がメリットです。純正部品以外にも多くの種類を取り扱っているので、部品交換費用をおさえられる可能性もあります。

ただし、整備工場を併設していない場合は、車を整備工場に移動させるため、車検時間が長くなる場合があります。また、店舗によって整備の質にばらつきがある点も考慮しておきましょう。

カー用品店がおすすめの人

・車検費用をできるだけ安くおさえたい人
・普段からオイル交換やタイヤ交換などで利用しているカー用品店がある人

④ガソリンスタンド

ガソリンスタンドでの車検は、給油や洗車のついでに済ませられる手軽さがメリットです。営業時間も比較的長く、ガソリン割引クーポンなどの特典が付く場合もあります。

ただし、すべてのガソリンスタンドに車検設備が整っているわけではありません。ほかの整備工場に移動して車検する場合は、車検に時間がかかることがあります。店舗によって技術力が異なるため、車検を依頼する際は、事前に設備や整備士の資格、実績などを確認することをおすすめします。

ガソリンスタンドがおすすめの人

・利便性を重視する人
・給油や洗車の際に、気軽に車検に関する相談をしたい人

⑤民間の整備工場

民間の整備工場は、豊富な整備経験を持つ整備士が多く、安心して依頼できます。地域に根差して営業している工場も多いため、顧客との距離が近く、親身な相談や手厚いフォローを受けられることもあるでしょう。

しかし、工場によって整備の質にばらつきがあります。車検を通すためだけの必要最低限の整備しかしない工場もあるため、依頼する際は事前の口コミ・評判の確認が必要です。

また、小規模な工場だと最新設備が整っていない、平日のみ営業で利用しにくいといったデメリットもあります。

民間の整備工場がおすすめの人

・顔なじみの担当者に車検を任せたい人
・費用を少しでも安くおさえたい人

2. 車検費用は法定費用と非法定費用に分かれる

車検費用は、「法定費用」と「非法定費用」の2つに分けられます。

法定費用とは、法律で定められた保険料や税金などのことで、どの業者で車検を受けても金額は一律です。

一方非法定費用は、業者で車検を受ける際に発生する、車検基本料(点検・検査費用)や部品交換代など、業者によって金額が異なる費用のことです。

項目 説明
法定費用 自賠責保険料 車を運転するうえで加入が義務付けられている保険。車検時に次の車検までの保険料を支払う(24カ月または25カ月)。
自動車重量税 車の重量に応じて定められている税金。エコカー減税の対象か、新規登録からの経過年数によっても金額が変動する。
印紙代 車検を受ける際に必要。受検する工場が指定工場か、認証工場かで金額が異なる。
非法定費用 車検基本料 車検業者による点検・検査作業、代行手数料などの費用。業者によって技術料や人件費などが異なるため、価格差が生じる。
部品交換代 消耗部品や劣化部品を交換する際に必要な費用。交換部品に応じて、費用も大きく変わる。

詳細は下記の記事で解説していますので、こちらをご覧ください。

3. トヨタ シエンタの車検費用の詳細

ここでは、シエンタの法定費用と非法定費用の金額をご紹介します。

なお、部品交換代は含まれていないため、実際の費用は車の状態や整備内容によって変動します。具体的な金額は見積もりを依頼し、確認しましょう。

(1) エコカー減税対象の場合の車検費用相場

エコカー減税の対象となる場合、新規登録時(新車購入時)と車検(継続検査)にかかる自動車重量税が軽減されます。

以下の表は、初回継続検査時(新規登録から3年目の車検)の車検費用相場を業者別にまとめています。

業者自賠責保険料自動車重量税印紙代車検基本料合計
ディーラー17,650円15,000円1,600円30,000〜50,000円64,250〜84,250円
車検専門店17,650円15,000円1,600円10,000〜25,000円44,250〜59,250円
カー用品店17,650円15,000円1,600円20,000〜30,000円54,250〜64,250円
ガソリンスタンド17,650円15,000円1,600円20,000〜30,000円54,250〜64,250円
民間整備工場17,650円15,000円1,600円20,000〜40,000円54,250〜74,250円

※2024年11月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:エコカー減税対象車一覧表/トヨタ自動車 p.20丨日本自動車工業会
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

(2) 新規登録から13年未満の場合の車検費用相場(エコカー対象外)

新規登録から13年未満のシエンタの車検費用相場は以下のとおりです。

業者自賠責保険料自動車重量税印紙代車検基本料合計
ディーラー17,650円24,600円1,600円30,000〜50,000円73,850〜93,850円
車検専門店17,650円24,600円1,600円10,000〜25,000円53,850〜68,850円
カー用品店17,650円24,600円1,600円20,000〜30,000円63,850〜73,850円
ガソリンスタンド17,650円24,600円1,600円20,000〜30,000円63,850〜73,850円
民間整備工場17,650円24,600円1,600円20,000〜40,000円63,850〜83,850円

※2024年11月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

(3) 新規登録から13年経過した場合の車検費用相場

13年経過したシエンタは重量税が上がるため、これまでより法定費用の金額が上がります。

経年劣化や消耗品などの交換頻度も高くなりやすいため、部品交換代などの整備費用も増加していくでしょう。

業者自賠責保険料自動車重量税印紙代車検基本料合計
ディーラー17,650円34,200円1,600円30,000〜50,000円83,450〜103,450円
車検専門店17,650円34,200円1,600円10,000〜25,000円63,450〜78,450円
カー用品店17,650円34,200円1,600円20,000〜30,000円73,450〜83,450円
ガソリンスタンド17,650円34,200円1,600円20,000〜30,000円73,450〜83,450円
民間整備工場17,650円34,200円1,600円20,000〜40,000円73,450〜93,450円

※2024年11月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

(4) 新規登録から18年経過した場合の車検費用相場

18年以上経過したシエンタは、さらに自動車重量税が上がり、車検費用全体も高くなる傾向があります。

以下の表は、18年経過したシエンタの車検費用の相場です。

業者自賠責保険料自動車重量税印紙代車検基本料合計
ディーラー17,650円37,800円1,600円30,000〜50,000円87,050〜107,050円
車検専門店17,650円37,800円1,600円10,000〜25,000円67,050〜82,050円
カー用品店17,650円37,800円1,600円20,000〜30,000円77,050〜87,050円
ガソリンスタンド17,650円37,800円1,600円20,000〜30,000円77,050〜87,050円
民間整備工場17,650円37,800円1,600円20,000〜40,000円77,050〜97,050円

※2024年11月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

4. シエンタの車検費用を安くおさえる方法

シエンタの車検費用を、少しでも安くおさえるための方法を3つご紹介します。

(1) 複数の車検業者に見積もりを取り比較する

もっとも手軽に車検費用を節約する方法は、複数の業者から見積もりを取り、比較することです。

ディーラー、車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、民間整備工場など、それぞれ価格設定やサービス内容が異なります。

上記でご紹介した各業者のメリット・デメリットを考慮し、最適な業者を選びましょう。

(2) 自分で交換できる部品は事前に交換する

車検費用を少しでも安くおさえたいなら、自分で交換できる部品は事前に交換しておきましょう。工賃がかからない分、費用をおさえられます。

部品もネット通販などを利用すれば、店舗で購入するよりも安く済む場合があります。

たとえば、エンジンオイルやワイパーゴム、バッテリー、エアコンフィルター、エアクリーナーエレメントなどは比較的簡単に交換できるでしょう。

ただし、交換方法がわからない場合や、作業に不安がある場合は、無理せず業者に依頼することをおすすめします。交換作業中の事故や、不適切な交換による車両トラブルのリスクを避けるためにも、プロの業者に任せるのが安心です。

(3) 費用をおさえたいならユーザー車検の選択肢もある

ユーザー車検とは、ご自身で車を運輸支局に持ち込み、車検を受ける方法です。

非法定費用が不要なため、業者に依頼するよりも数万円単位で節約できる可能性があります。

ただし、日常的な点検・整備に加えて、車検に通るための点検項目を理解し、自身で整備する必要があるため、一定の整備の知識と技術が求められます。さらに、検査に不合格だった場合は再検査が必要となり、手間と追加費用が発生します。

ユーザー車検がおすすめの人

・自動車整備の知識と技術があり、費用を大幅におさえたい人
・車のメンテナンスを自分でできる人
・時間に余裕があり、車検手続きを自身ですることに抵抗がない人

ユーザー車検の詳しい内容については、下記の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

5. トヨタ シエンタの車検に関する質問

ここでは、シエンタの車検費用に関してよくある質問にお答えします。

(1) 車検費用が15万円を超えることはある?

シエンタの状況によっては、車検費用が15万円を超えることがあり得ます。

たとえば、基本的な車検費用に加えて、部品交換が多い場合や、修理が必要な場合には、車検費用が高額になる可能性があります。

ただし、日頃から定期的に点検・メンテナンスしておくことで、高額な車検費用の発生をおさえられます。車の寿命を延ばすことにもつながりますので、心がけましょう。

(2) トヨタ シエンタの1回目、2回目、3回目の車検費用はどのくらい?

部品交換追加代を除く、シエンタの継続検査1回目、2回目、3回目の車検費用相場は、50,000〜90,000万円です。追加で、シエンタの状況に応じた部品交換代が加算されます。

一般的には、継続検査1回目(新規登録から3年目)の車検費用は、2回目(5年目)や3回目(7年目)の車検費用と比較して安価な傾向にあります。

1回目は車が新しいことから部品交換が少なく、2回目以降の車検では、経年劣化の状況により消耗品の交換頻度が増えるためです。

参考までに、車検時に交換する部品の例と費用相場をご紹介します。

車検回数部品交換の例と費用相場
継続検査1回目・エンジンオイル、オイルフィルター:5,000〜10,000円
・ブレーキフルード:2,000〜3,000円
・ワイパーゴム:2,000〜3,000円
・エアコンフィルター:3,000〜5,000円
継続検査2回目・バッテリー:10,000〜40,000円
・タイヤ:60,000〜80,000円(4本)
・ブレーキパッド:10,000〜20,000円
・CVTフルード:20,000〜30,000円
・エアクリーナーエレメント:2,000〜4,000円
継続検査3回目・スパークプラグ:6,000〜12,000円
・冷却水:3,000〜5,000円

6. トヨタ シエンタの車検はグーネットピットにお任せください

シエンタの車検費用は、法定費用と非法定費用に分かれます。法定費用はどこで車検を受けても金額は変わりませんが、非法定費用は業者によって大きく異なります。

そのため、車検費用をおさえるには、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。しかし、多くの業者から見積もりを取るには、手間と時間がかかります。

そこで、おすすめなのがグーネットピットです。グーネットピットなら、お近くの整備工場を簡単に検索でき、車検費用をまとめて比較できます。

各業者のレビューや口コミも確認できるので、初めて車検業者を探す人や、どこを選べばよいか迷っている人でも、安心してご利用いただけます。

車検だけでなく、日頃のメンテナンスにも対応していますので、お気軽にご連絡いただけると幸いです。

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自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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