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車検・点検・メンテナンス
更新日:2025.01.16 / 掲載日:2025.01.16

マツダ CX-5 車検費用を安くおさえる方法!相場・内訳・節約術を解説

「CX-5の車検、費用が不安……」「ディーラー以外で安く済ませたいけど、どこに頼めばいいの?」このような悩みを抱えている人は多くおられます。

このようなお悩みを解決するために、この記事ではCX-5の車検費用相場や、車検業者別の特徴を紹介しています。さらに、費用を安くおさえる5つの具体的な方法まで解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

1. マツダ CX-5の車検費用相場

マツダ CX-5(イメージ)

CX-5の車検費用は、車両の状態や車検を受ける業者によって大きく異なります。

ディーラー、車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、整備工場それぞれの車検費用の平均相場は以下のとおりです。

業者エコカー対象の場合エコカー対象外(13年未満車)の場合エコカー対象外(13年経過車)の場合エコカー対象外(18年経過車)の場合
ディーラー約69,000〜89,000円約82,000〜102,000円約95,000〜115,000円約100,000〜120,000円
車検専門店約49,000〜64,000円約62,000〜77,000円約75,000〜90,000円約80,000〜95,000円
カー用品店約59,000〜69,000円約72,000〜82,000円約85,000〜95,000円約90,000〜100,000円
ガソリンスタンド約59,000〜69,000円約72,000〜82,000円約85,000〜95,000円約90,000〜100,000円
整備工場約59,000〜79,000円約72,000〜92,000円約85,000〜105,000円約90,000〜110,000円

※初回継続検査の相場
※OSS申請した場合
※部品交換する場合は、追加で費用が発生する

それぞれの内訳については、後述いたします。

2. マツダ CX-5の車検費用の内訳

マツダ CX-5の車検費用は、法定費用と非法定費用に分けられます。

法定費用とは、国に支払う税金や保険料などのことで、どの業者で車検を受けても金額は一律です。非法定費用とは、車検を受ける業者に支払う点検費用や整備費用などのことです。

(1) 法定費用

①自賠責保険料

自賠責保険料とは、公道を走るすべての車に加入が義務付けられている「自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)の保険料のことです。

交通事故で相手をケガさせてしまった場合、自賠責保険から被害者への治療費などが支払われます。

継続検査時には、一般的に24カ月(25カ月分支払う場合もある)の自賠責保険料を支払います。

自賠責保険料は定期的に改定されるため、最新の情報は損害保険料率算出機構のWebサイトをご確認ください。

②自動車重量税

自動車重量税は、新規登録からの経過年数と車両重量によって計算され、次回車検までの2年間分を支払います。

CX-5の場合、ガソリン車とディーゼル車で税額が異なり、ディーゼル車はエコカー減税の対象のため、ガソリン車より安くなります。

③印紙代

車検を受ける際には、印紙代が必要です。

金額はそれほど高くありませんが、車検を受ける場所によって異なります。具体的には、国土交通省が認めた「指定工場」と「認証工場」で金額が違います。

指定工場とは

国の定めた厳しい基準をクリアした設備と技術力を持つ工場のことです。車検に必要な検査ラインを自社工場内に完備しているため、運輸支局へ車を持ち込む必要がなく、その場で車検が完了します。ディーラーや車検専門店の多くが指定工場です。

認証工場とは

指定工場とは異なり、認証工場では車検に必要な検査ラインを完備していません。そのため、運輸支局に車を持ち込んで車検を受ける必要があります。ガソリンスタンドや民間の整備工場の多くは認証工場です。

④CX-5の法定費用まとめ

CX-5の車検に必要な法定費用を以下の表にまとめました。

区分エコカー対象の場合エコカー対象外(13年未満車)の場合エコカー対象外(13年経過車)の場合エコカー対象外(18年経過車)の場合
自賠責保険17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税20,000円32,80045,600円50,400円
印紙代1,600円(1,800円)1,600円(1,800円)1,600円(1,800円)1,600円(1,800円)
法定費用合計39,250円(39,450)52,050円(52,250円)64,850円(65,050円)69,650円(69,850円)

※2024年11月現在の情報
※指定工場で車検を受ける場合
※カッコ内の数字はOSS申請しなかった場合
※参照:エコカー減税対象車一覧表/マツダ p.3丨日本自動車工業会
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

認証工場で車検を受ける場合は、印紙代が最大700円高くなります。

(2) 非法定費用

①車検基本料

車検基本料とは、業者に車検を依頼する際に支払う費用のひとつで、以下のような費用が含まれています。

・24カ月定期点検料
・保安確認検査料
・検査代行手数料

ディーラーは、メーカー独自の診断機材や高度な点検・整備を実施するため、車検基本料が高くなる傾向があります。

一方、車検専門店やガソリンスタンド、カー用品店、整備工場などは、ディーラーほど設備投資や人件費がかからない分、比較的安価な価格設定となっています。

車検基本料の相場は以下のとおりです。

業者車検基本料の相場
ディーラー30,000〜50,000円
車検専門店10,000〜25,000円
カー用品店20,000〜30,000円
ガソリンスタンド20,000〜30,000円
民間の整備工場20,000〜40,000円

②部品交換代

部品交換代は、車検を通す際に交換が必要になった部品の費用です。CX-5の場合、初回の継続検査ではオイル交換やブレーキオイル、ワイパーブレードなどの安価な消耗品の交換で済むことが多いでしょう。

2回目以降の車検では、走行距離や使用状況によって、多くの部品交換が必要になる場合があります。

交換頻度の高い部品と、交換費用の相場は以下のとおりです。

部品費用相場(工賃込み)
エンジンオイル1,000~10,000円
オイルフィルター1,000~3,000円
ブレーキフルード4,000~7,000円
ブレーキパッド(左右1セット)12,000~15,000円
ブレーキオーバーホール25,000〜30,000円
ブレーキホース35,000〜45,000円
バッテリー(補機用)30,000~35,000円
スパークプラグ8,000~10,000円

3. マツダ CX-5の車検を受けられる業者の特徴

自動車のエンジンルーム(イメージ)

CX-5の車検は、ディーラーや車検専門店、カー用品店など、さまざまな業者で受けられます。

それぞれの業者によって費用やサービス内容が異なるため、複数の業者から見積もりを取って比較検討し、ご自身に合った業者を選ぶことが大切です。

業者メリットデメリット
ディーラー・安心の純正部品を使用する
・専門知識と技術力を持つ整備士が対応する
・保証期間内の部品は無償交換の対象となる
・費用が高い
・車検以外の整備をすすめられる
車検専門店・費用がディーラーより安い
・手続きが迅速で、待ち時間が短い
・要望に応じて、柔軟な対応してくれる
・メーカー特有の知識・技術はディーラーに劣る
・純正部品を使用しない場合がある
・店舗ごとのサービス内容に差がある
カー用品店・費用が比較的安い
・幅広いサービスを提供している
・キャンペーンや割引サービスがある
・土日祝日も営業
・メーカー特有の知識・技術はディーラーに劣る
・純正部品を使用しない場合がある
・店舗ごとのサービス内容に差がある
ガソリンスタンド・手軽で便利
・費用が比較的安い
・キャンペーンや割引サービスがある
・整備能力に差がある
・純正部品を使用しない場合がある
・整備工場を併設していない場合がある
民間整備工場・費用が比較的安い
・親身で柔軟な対応
・過剰な整備をすすめない
・車検以外の相談もできる
・メーカー特有の知識・技術はディーラーに劣る
・設備が最新ではない場合がある
・土日祝日は対応していない場合もある

(1) ディーラー

マツダの正規ディーラーには、CX-5に関する専門知識と技術を持った整備士が在籍しています。

純正部品を用いた整備や、メーカー保証の継続など、安心感を求めるオーナーにとって最適な選択肢といえるでしょう。一方で、費用は比較的高額になる傾向があります。

(2) 車検専門店

車検専門店は、車検を専門に扱う業者であり、迅速かつ低価格な車検を提供しています。

ディーラーに比べて柔軟な対応が可能で、ユーザーの予算やニーズに合わせた車検プランを提案してくれる場合もあります。

ただし、専門知識や技術力はディーラーに劣る可能性があるため、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

(3) カー用品店

カー用品店は、車検だけでなくオイル交換やタイヤ交換など、普段の車のメンテナンスも幅広く提供しています。多くの店舗が土日祝日も営業しているので、忙しい人でも都合に合わせて利用しやすい点が魅力です。

ただし、店舗によって整備士の技術力に差があります。CX-5の車検実績や口コミなどを事前に確認し、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

(4) ガソリンスタンド

ガソリンスタンドによっては、車検サービスを提供しているところもあります。給油ついでに車検の相談をしたり、依頼できたりする手軽さがメリットです。

費用は比較的安価ですが、整備内容が限定的であったり、整備士の技術力に不安があったりすることがあります。

CX-5のようなSUVの車検実績が豊富か、整備内容や口コミなどを事前に確認し、信頼できるガソリンスタンドを選びましょう。整備工場を併設しているかどうかも確認しておくと安心です。

(5) 民間の整備工場

地域密着型の民間整備工場は、ディーラーやカー用品店に比べて費用が安い傾向があります。

親身で柔軟に対応してくれる点も魅力です。整備内容や費用について相談しやすい雰囲気があり、細かな要望にも応えてくれる場合が多いでしょう。

しかし、工場によって技術力や設備に差があるため、信頼できる工場を選ぶことが重要です。最新設備の有無や整備士の資格、得意な車種など、事前に確認しておきましょう。

4. マツダ CX-5の車検費用を安くおさえる節約術

車と電卓(イメージ)

車検は大きな出費となるため、少しでも費用をおさえたいと考える人は多いはずです。これから紹介する節約術を参考に、賢く車検費用を節約しましょう。

(1) 事前に交換できる部品は交換する

車検時に部品交換を依頼すると工賃がかかります。

エンジンオイルやワイパーゴム、バッテリー、エアコンフィルター、エアクリーナーエレメントなどは比較的簡単に交換できる部品なので、事前に交換しておけば工賃を節約できます。

ただし、これらの部品を交換する場合でも一定の知識や技術が必要です。自信がない場合は、整備工場に依頼することをおすすめします。

(2) 不要な整備を避ける

車検には安全に走行するために絶対必要な整備と、車の性能を維持・良好にするための推奨整備があります。

車検費用をおさえたい場合は、それぞれの違いを理解し、本当に必要な整備項目だけを依頼しましょう。

推奨整備は後々の大きな故障を防ぎ、結果的に費用をおさえられる可能性もあるため、整備士とよく相談して決めることをおすすめします。

(3) 各種キャンペーンや点検パックを活用する

車検費用をおさえたいなら、各種キャンペーンや点検パックを活用しましょう。

キャンペーン例としては、早期予約割引やWeb予約割引などがあります。点検パックに加入すると、車検や定期点検を通常よりもお得な価格で受けられます。

車検満了日が近づいてきたら、公式サイトやチラシなどでキャンペーンを確認したり、業者に問い合わせたりして最新情報を確認しましょう。

(4) 交換部品を社外品にする

純正部品は高品質ですが、その分価格も高くなるため、交換部品を社外部品にすることも検討してみましょう。

ただし、社外部品は純正部品よりも安価な場合が多いですが、純正部品と比較して品質が劣る場合もあります。社外部品を選ぶ際は価格だけでなく、機能や品質も考慮し、信頼できるメーカーの製品を選ぶようにしましょう。

(5) ユーザー車検を検討する

車検費用を極力おさえたい場合は、ユーザー車検という選択肢もあります。

ユーザー車検とは、ご自身で車を陸運支局に持ち込み、車検を受ける方法です。業者に依頼するよりも費用をおさえられますが、一定の自動車整備の知識と技術が必要です。

また、検査に不合格だった場合は再検査が必要となり、追加費用が必要となるため注意しましょう。

ユーザー車検の詳しい内容(予約方法、検査の流れ、メリット・デメリットなど)については、下記の記事で詳しく解説しています。

5. マツダ CX-5の車検に関してよくある疑問

ここでは、CX-5の車検に関してよくある疑問にお答えします。車検を受けるにあたって気になる点を事前に確認しておきましょう。

(1) 業者に依頼する場合の車検の流れは?

車検業者に依頼する場合の流れは以下のとおりです。

1. 車検を予約する
2. 業者に車両を持ち込み、受け付けする
3. 受入検査で車両の状態を確認してもらう
4. 点検・整備の内容、費用に関する説明を受ける
5. 点検・整備を実施する
6. 法定の基準にもとづき、完成検査を実施する
7. 車検結果の説明後、車検費用を支払う

なお、車検にかかる時間の目安は1~2日程度ですが、車両の状態や整備内容によって異なります。混雑状況などによっても変動するため、事前に確認しておきましょう。

(2) 2回目、3回目以降は車検費用が高くなる?

CX-5の車検費用は、2回目、3回目と回数を重ねるごとに高くなる傾向があります。

これは、初回車検(新車登録から3年後)は走行距離が少なく、車の状態が比較的良好なため、交換部品が最小限で済む場合が多いからです。

一方、2回目以降の車検(新車登録から5年後以降)になると、車の各部品の劣化が進み、ブレーキパッド、タイヤ、バッテリー、ベルト類などの消耗品の交換が必要になることが多くなります。そのため、部品交換費用が増え、車検費用全体も高くなる傾向があります。

また、CX-5の一部グレードはエコカー減税の対象ですが、この減税は初回の継続検査までしか適用されません。2回目以降の車検では減税がなくなるため、その分費用も上がります。

(3) CX-5の車検費用は20万円を超える?

CX-5の車検費用は、必ず20万円を超えるわけではありません。しかし、状況によっては20万円以上かかる場合もあります。

国に支払う法定費用はどこで車検を受けても変わりませんが、業者に支払う非法定費用は、業者や車の状態、交換部品、追加整備によって大きく変わります。

できる限り車検費用をおさえたい人は、この記事で紹介した節約術を試したり、複数の業者から見積もりを取って、費用とサービス内容を比較検討したりしましょう。

6. マツダ CX-5の車検に関することはグーネットピットにご相談ください

CX-5の車検はディーラーや車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、民間整備工場など、さまざまな業者から選択できます。それぞれの業者ごとに特徴があるので、ご自身のニーズに合った業者を選びましょう。

さらに業者によって車検費用は大きく異なるため、複数の業者から見積もりを取り、費用とサービス内容を比較検討することが重要です。

グーネットピットでは、最寄りの整備工場の車検費用を簡単に比較できるため、車検業者をお探しの場合はぜひご利用ください。

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