車検・点検・メンテナンス
更新日:2024.11.25 / 掲載日:2024.11.25
トヨタ ヴェルファイアの車検費用相場|安くおさえる方法もあわせて紹介
3年前に購入したヴェルファイア(VELLFIRE)の初めての車検。ディーラーで高額だった前回の記憶から、「できる限り費用をおさえたい」と考えている人は多いのではないでしょうか。
この記事では、ヴェルファイアオーナー向けに、車検費用相場を業者別に徹底比較しています。車検費用を安くおさえる効果的な節約術を紹介していますので、家族とのドライブ費用を確保しながら、賢く車検を乗り切りましょう。
1. トヨタ ヴェルファイアの車検費用相場
車検費用は、国が定めた税金や保険料など「法定費用」と、車検業者が設定する「非法定費用」の2種類に分けられます。
非法定費用は車種や年式、走行距離、整備内容などでも大きく変動するため、車検費用は依頼する業者によって大きく異なる場合があります。
以下の表では、ヴェルファイアの車検費用相場を業者別にまとめましたので、参考にしてみてください。
車検業者 | 車検費用相場 | 法定費用 | 非法定費用(車検基本料金+部品交換代) |
---|---|---|---|
ディーラー | 約14~16(12.5〜14.5)万円 | 約60,000(45,000)円 | 80,000〜100,000円 |
車検専門店 | 約12~13.5(10.5〜12)万円 | 約60,000(45,000)円 | 60,000〜75,000円 |
カー用品店 | 約13~14(11.5〜12.5)万円 | 約60,000(45,000)円 | 70,000〜80,000円 |
ガソリンスタンド | 約13~14(11.5〜12.5)万円 | 約60,000(45,000)円 | 70,000〜80,000円 |
民間の整備工場 | 約13~15(11.5〜13.5)万円 | 約60,000(45,000)円 | 70,000〜90,000円 |
※継続検査(経過13年未満)の相場
※カッコ内の数字はエコカー減税対象の場合
※非法定費用のうち、部品交換代5万円と仮定
法定費用と非法定費用については、次章にてくわしく解説いたします。
2. トヨタ ヴェルファイアの車検費用の内訳
車検費用は、大きく「法定費用」と「非法定費用」の2種類に分けられます。
法定費用は、車種や年式によって金額は異なりますが、国が金額を定めているため、どの業者で車検してもヴェルファイアに対する金額は一律です。
非法定費用は車検業者に支払う点検料や整備費用、代行手数料、部品交換代などの費用で、依頼する業者や車の状態などによって大きく変動します。
(1)法定費用の内訳
法定費用は、以下の3つの費用から構成されます。
費用項目 | 内容 |
---|---|
自賠責保険料 | 車を運転するうえで加入が義務付けられている保険。支払う自賠責保険料は、自動車の種別や保険の加入期間によって異なる。車検の場合、24カ月または25カ月での加入が一般的である |
自動車重量税 | 車の重量に応じて課税される税金。エコカー減税の対象となる場合は、減税額が適用される |
印紙代 | 車検を受ける際に必要。受検する工場が指定工場か、認証工場かで金額が異なる |
法定費用に関する詳細は、下記の記事で解説しています。
ヴェルファイアにおける、2回目以降の継続検査時(2年間分)の車検費用は、以下にまとめていますので参考にしてください。
①【基本】トヨタ ヴェルファイアの法定費用
・自賠責保険24カ月分加入
・自動車重量税(2.0t以上、2.5t未満):2年分まとめて支払い
費用項目 | 金額 |
---|---|
自賠責保険料 | 17,650円 |
自動車重量税 | 41,000円 |
印紙代 | 指定工場:1,800円(1,600円) 認証工場:2,300円 |
合計 | 60,250〜60,950円 |
※2024年10月現在の情報
※カッコ内の数字はOSS申請時
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省
②【エコカー】トヨタ ヴェルファイアの法定費用
・自賠責保険:24カ月分加入
・自動車重量税(2.0t以上、2.5t未満):エコカー減税対象/2年分まとめて支払い
費用項目 | 金額 |
---|---|
自賠責保険料 | 17,650円 |
自動車重量税 | 25,000円 |
印紙代 | 指定工場:1,800円(1,600円) 認証工場:2,300円 |
合計 | 44,250〜44,950円 |
※2024年10月現在の情報
※カッコ内の数字はOSS申請時
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:エコカー減税対象車一覧表/トヨタ自動車 p.12-14丨日本自動車工業会
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省
③【13年経過】トヨタ ヴェルファイアの法定費用
・自賠責保険24カ月分加入
・自動車重量税(2.0t以上、2.5t未満):2年分まとめて支払い 新車登録から13年経過車
費用項目 | 金額 |
---|---|
自賠責保険料 | 17,650円 |
自動車重量税 | 57,000円 |
印紙代 | 指定工場:1,800円(1,600円) 認証工場:2,300円 |
合計 | 76,250〜76,950円 |
※2024年10月現在の情報
※カッコ内の数字はOSS申請時
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省
④【18年経過】トヨタ ヴェルファイアの法定費用
・自賠責保険24カ月分加入
・自動車重量税(2.0t以上、2.5t未満):2年分まとめて支払い 新車登録から18年経過車
費用項目 | 金額 |
---|---|
自賠責保険料 | 17,650円 |
自動車重量税 | 63,000円 |
印紙代 | 指定工場:1,800円(1,600円) 認証工場:2,300円 |
合計 | 82,250〜82,950円 |
※2024年10月現在の情報
※カッコ内の数字はOSS申請時
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省
(2)非法定費用の内訳
非法定費用は、主に「車検基本料」と「部品交換代」の2つの費用から構成されています。
ここでは、車検基本料と部品交換代について解説いたします。
①車検基本料
車検基本料とは、車検を業者に依頼した場合に発生する、非法定費用のひとつです。
業者によって価格設定が異なり、車検費用全体のなかで大きく変動する費用となります。内訳としては、主に以下の項目が含まれています。
項目 | 内容 |
---|---|
24カ月定期点検料 | 車の安全性を保つため、法律で定められた57項目を点検する費用 |
保安確認検査料 | 検査機器などを使い、法律で定める保安基準に適合しているかを検査する費用 |
検査代行手数料 | ユーザーの代わりに業者が検査手続きを代行する費用 |
なお、ディーラーでは、最新の専門設備と整備士による質の高い点検・整備が実施されるため、車検基本料は高くなる傾向があります。一方、多くの車検専門店やガソリンスタンド、カー用品店、整備工場はディーラーよりも比較的安価な金額になっています。
業者 | 車検基本料の相場 |
---|---|
ディーラー | 30,000〜50,000円 |
車検専門店 | 10,000〜25,000円 |
カー用品店 | 20,000〜30,000円 |
ガソリンスタンド | 20,000〜30,000円 |
民間の整備工場 | 20,000〜40,000円 |
②部品交換代
部品交換代は、車検時に交換が必要な部品によって変動します。2回目の車検では、それほど多くの部品交換は必要ないかもしれませんが、3回目の車検以降は、消耗品や劣化部品の交換が必要になる可能性が高いでしょう。
以下の表では、車検時に交換する場合が多い部品と、それぞれの費用相場をまとめています。
交換部品 | 本体代の目安( +工費が必要) | 交換時期の目安 |
---|---|---|
エンジンオイル | 5,000~10,000円 | 走行距離5,000kmから10,000km、または使用期間6カ月から1年 |
オイルフィルター | 1,000〜3,000円 | オイル交換2回に1回 |
ブレーキフルード | 2,000〜3,000円 | 2年ごと |
バッテリー | 10,000〜30,000円 | 3〜5年ごと |
スパークプラグ | 4,000〜8,000円 | 走行距離10万km〜20万km |
ブレーキパッド | 5,000〜10,000円 | 走行距離30,000~50,000km |
上記以外にも、走行距離や車の状態によって、タイヤやATF(トランスミッションフルード)などの交換が必要になる場合もあります。これらの部品は高額になるため、事前に費用を確認しておくことが大切です。
また、部品交換費用は純正部品を使用するか、社外部品を使用するかによっても大きく変わります。純正部品は高品質ですが、価格も高めです。社外部品は純正部品よりも安価な場合が多いですが、品質は製品によってさまざまです。
3. トヨタ ヴェルファイア車検費用をおさえる方法
車検費用は、少しでも安くおさえたいと思うものです。ここでは、ヴェルファイアの車検費用をおさえるための具体的な方法を解説します。
車検費用は安くないため、これらの方法やサービスをうまく活用し、少しでも費用をおさえて家計の負担を軽減しましょう。
(1) 複数の車検業者から見積もりを取る
車検費用を節約するにはディーラーや車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、整備工場など、複数の業者に見積もりを依頼し、費用とサービス内容を比較検討することが重要です。
各業者にはそれぞれ異なる特徴、メリット・デメリットがあるため、それらを理解したうえで、ご自身のニーズに最適な業者を選びましょう。
① ディーラー車検の特徴とメリット・デメリット
ディーラー車検とは、新車を購入した販売店でおこなう車検のことです。メーカー系列のディーラーが運営しているため、そのメーカーの車に精通した整備士が点検・整備を担当します。
【メリット】
安心の純正部品
ヴェルファイア専用に開発された純正部品を使用するため、品質・性能・安全性に優れ、車の価値を維持してくれます
専門知識と技術力
トヨタ車の専門知識と技術を持つ整備士が、最新の診断機器を使いヴェルファイア特有の不具合や故障にも的確に対応してくれます
部品の無償交換
保証期間内の部品交換の場合、無償で対応してもらえる可能性があります
【デメリット】
費用が高い
最新設備や純正部品の使用、高い専門性を持つ整備士が対応することから、ほかの業者と比較して費用は割高になりがちです
車検以外の整備をすすめられる
車検に通すための整備以外にも、予防整備などをすすめられる場合があります。事前に見積もりを確認し、疑問点があれば質問しましょう
ディーラー車検は費用が高めですが、安心・安全を重視するヴェルファイアオーナーにおすすめです。
② 車検専門店の特徴とメリット・デメリット
車検専門店とは、車検を専門におこなう業者のことです。国家資格を持つ整備士が在籍しており、ディーラーよりも比較的安価に車検を受けられます。
【メリット】
費用が安い
ディーラーと比べて、人件費や設備費をおさえているため、車検費用が比較的安価です。また、さまざまなキャンペーンを実施している場合があり、さらにお得に車検を受けられる可能性があります
スピーディーな対応
車検を専門におこなっているため、手続きが迅速で、待ち時間が短い傾向にあります。代車サービスを提供している店舗も多いので、車検中の移動手段にも困りません
柔軟な対応力
ユーザーの要望に合わせて、必要な整備のみをおこなうなど、柔軟な対応が可能です。過剰な整備をすすめられる心配も少なく、予算に合わせて車検を受けられます
【デメリット】
メーカー特有の知識・技術はディーラーに劣る
特定メーカーの車種に特化した知識や技術は、ディーラーと比較すると劣る場合があります。ヴェルファイア特有の不具合や、最新技術搭載車種に関する専門的な作業に対応できない場合もあります
純正部品を使用しない場合がある
車検専門店では、純正部品ではなく社外品を使用する場合があります。純正部品に比べて品質が劣る可能性があるため、部品にこだわりがある場合は事前に確認が必要です
店舗ごとのサービス内容に差がある
車検専門店は全国展開しているチェーン店から個人経営の店舗までさまざまです。そのため、サービス内容や価格設定に差があります。事前に口コミなどを確認し、信頼できる店舗を選ぶことが重要です
車検専門店は、車検費用をできる限りおさえたいヴェルファイアオーナーにとって、選択肢のひとつとなります。
③カー用品店の特徴とメリット・デメリット
カー用品店とは、カー用品の販売だけでなく、車検や整備、オイル交換、タイヤ交換などのサービスを提供している店舗です。全国展開している大手カー用品店から、地域密着型の小規模店舗まで、さまざまなカー用品店が存在します。
【メリット】
費用が比較的安い
ディーラーと比較して、費用が比較的安価に設定されています
幅広いサービスを提供
車検だけでなく、オイル交換やタイヤ交換、バッテリー交換、カーナビ取り付けなど、さまざまなカー用品やサービスを提供しています
土日祝日も営業
多くのカー用品店は土日祝日も営業しているため、平日は仕事で忙しい人でも、都合のよい時間帯に車検を受けられます
キャンペーンや割引
定期的にキャンペーンや割引を実施している場合があり、お得に車検を受けられる可能性があります。会員になると、さらに割引を受けられる場合もあります
【デメリット】
メーカー特有の知識・技術はディーラーに劣る
特定メーカーの車種に特化した知識や技術は、ディーラーと比較すると劣る場合があります。ヴェルファイア特有の不具合や最新技術搭載車種に関する専門的な作業に対応できない場合もあります
純正部品を使用しない場合がある
カー用品店では、純正部品ではなく社外品を使用する場合があります。純正部品に比べて品質が劣る可能性があるため、部品にこだわりがある場合は事前に確認が必要です
店舗ごとのサービス内容に差がある
サービス内容や価格設定、整備士の技術力に差があります。事前に口コミなどを確認し、信頼できる店舗を選ぶことが重要です
カー用品店は、車検費用をおさえたい人、土日祝日に車検を受けたい人などにおすすめです。
④ガソリンスタンドの車検の特徴とメリット・デメリット
ガソリンスタンドの車検とは、普段利用しているガソリンスタンドで車検を受けられるサービスです。給油のついでに気軽に車検の相談や依頼ができるといった、高い利便性が特徴です。
【メリット】
手軽で便利
普段から利用しているガソリンスタンドで車検を受けられるため、予約や相談が手軽です。給油や洗車のついでに車検の依頼や相談ができるため、忙しいヴェルファイアオーナーにとって便利です
費用が比較的安い
ディーラーと比較して費用が比較的安価に設定されている場合が多いです。車検費用を節約したいオーナーにとって魅力的な選択肢となります
キャンペーンや割引サービス
ガソリンスタンド独自のキャンペーンや割引サービスを利用できる場合があります。給油割引や洗車無料などの特典と組み合わせることで、さらにお得に車検を受けられる可能性があります
【デメリット】
整備能力に差がある
ガソリンスタンドによって整備士の技術力や設備に差があります。高度な技術が必要な作業の場合、専門的な知識や技術が不足している可能性も考えられます
純正部品を使用しない場合がある
純正部品ではなく、社外部品を使用する場合があります。純正部品に比べて品質が劣る可能性があるため、部品にこだわりがある場合は事前に確認が必要です
整備工場を併設していない場合がある
自社の整備工場を持たず、車検場への持ち込みが必要な場合や、提携している外部の整備工場に車検業務を委託している場合があります。そのため、車検の際に車を移動させる必要があり、時間や手間がかかる可能性があります
ガソリンスタンド車検は、費用をおさえつつ手軽に車検を受けたいヴェルファイアオーナーにとって、選択肢のひとつとなります。
⑤民間の整備工場の車検の特徴とメリット・デメリット
民間の整備工場は、地域密着型の経営をしているところが多く、ディーラーや車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンドに比べて小規模で運営されているところが多くあります。長年地域に根付いている整備工場が多いため、地域住民から長年愛されているケースもあるでしょう。
【メリット】
費用が安い
ディーラーと比べて、人件費や設備費をおさえているため、車検費用が比較的安価です。また、柔軟に価格設定している場合もあり、部品交換なども相談しやすいでしょう
親身で柔軟な対応
地域密着で長年経営している整備工場が多いため、顧客一人ひとりの要望に合わせて柔軟に対応してくれる可能性があります
過剰な整備をすすめない
必要最低限の整備で済むように提案してくれる整備工場が多いため、無駄な費用をかけずに済みます
車検以外の相談もできる
車検だけでなく、日頃の車のメンテナンスについても相談しやすいでしょう
【デメリット】
メーカー特有の知識・技術はディーラーに劣る
一般的な整備技術は高くても、ヴェルファイア特有の複雑なシステムや最新技術への対応力はディーラーに及ばないケースもあります
設備が最新ではない場合がある
最新の設備を導入していない整備工場もあるため、精密な検査や整備をできない可能性があります
営業時間外や土日祝日は対応していない場合もある
営業時間が限られている整備工場もあるため、都合に合わせて車検を受けられない可能性があります
民間の整備工場は、費用をおさえたい、親身になって相談に乗ってほしいヴェルファイアオーナーにとってよい選択肢となるでしょう。
(2) 交換できる部品は自分で交換する
車検費用を節約するために、自分で交換できる部品は自分で交換する方法もあります。
適切かつ安全に交換作業するには、一定の知識と技術、道具が必要になりますが、部品代のみで済むため、工賃がかかる業者に依頼するよりも費用をおさえられます。
ただし、交換作業の難易度には差があるため、自分のスキルに合った部品を選ぶことが重要です。比較的容易に交換できる部品としては、以下のようなものがあります。
部品 |
---|
エンジンオイル、オイルフィルター |
ワイパーゴム |
バッテリー |
エアコンフィルター |
エアクリーナーエレメント |
ブレーキやエンジンなど、車の安全に関わる重要な部品は、専門知識を持った整備士に任せるほうが安心です。自信を持って交換できない場合や不安がある場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
(3) キャンペーンや早期予約割引、点検パックなどを活用する
車検費用を少しでも節約したいなら、キャンペーンや早期予約割引、点検パックの活用が効果的です。これらのサービスを積極的に利用することで、賢く車検費用をおさえられます。
具体的には、以下のようなサービスがあります。
時期限定キャンペーン
特定の時期に車検を実施することで割引が適用されるキャンペーンです。季節ごとのキャンペーンや、決算期キャンペーンなどがありますので、こまめにチェックしてみましょう
早期予約割引
車検の予約を早めに済ませることで割引を受けられるサービスです。多くの場合、数カ月前、あるいは半年前など、予約時期が早ければ早いほど割引率が高くなります
Web予約割引
インターネットで車検予約することで割引が適用される場合があります
点検パック
新車購入時や車検時に点検パックに加入すると、次回以降の車検や定期点検を通常よりもお得な価格で受けられます。パックの内容は業者によって異なりますので、事前に確認しておきましょう
これらのサービスは併用できる場合もあります。複数のサービスを組み合わせることで、より大きな割引を受けられる可能性がありますので、積極的に活用しましょう。
(4) 車検を通すのに不要な整備を避ける
車検を通すのに不要な整備を避けることで、車検費用を節約できます。
車検は、安全に公道を走行するための最低限の基準を満たしているかを検査するものです。そのため、基準を満たしていれば、必ずしもすべての部品を交換したり、整備したりする必要はありません。
とはいえ、車の性能維持や寿命を延ばすためには、定期的な交換が推奨されている部品も多くあります。部品交換が必要な際は、整備士に状態や交換理由などを説明してもらい、車の状態に合った適切な交換時期を判断してもらいましょう。
(5) ユーザー車検を検討する
車検費用を徹底的におさえたいなら、ユーザー車検という方法もあります。
ユーザー車検とは、運輸支局に自分で車を持ち込み、車検を受ける方法です。業者に依頼しないため、法定費用以外の車検基本料や代行手数料などがかからず、費用を大幅に節約できます。
しかし、ユーザー車検は誰でも簡単にできるわけではありません。車検に通るための点検・整備をすべて自分でする必要があるため、ある程度の自動車整備に関する知識と技術が必要です。
そのため、自分で整備できる自信があり、車検費用をできる限りおさえたい人は、ユーザー車検を検討してみましょう。少しでも不安がある場合は、無理せず車検業者に依頼することをおすすめします。
ユーザー車検の予約方法や当日の流れ、メリット・デメリットについては、下記の記事でくわしく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
4. トヨタ ヴェルファイアの車検を受けるタイミング
ヴェルファイアの車検のタイミングを逃してしまうと、罰則の対象となるばかりか、安全な走行にも支障をきたす可能性があります。
ここでは、車検満了日の確認方法、車検を受ける適切な時期、車検切れで走行した場合の罰則についてご紹介しましょう。
(1) 車検の満了日を確認する方法
車検の満了日は、以下の2つの方法で確認できます。
1. 検査標章(車検シール)で確認する
車のフロントガラスの中央上部、または運転席上部に貼られている車検シールを確認します。
表面(車の外側から見える面)
車検の有効期限が満了となる「年・月」が記載されている
裏面(車内から見える面)
車検の有効期限が満了となる「年・月・日」が記載されている
2. 車検証で確認する
車検証の「有効期間の満了する日」という項目に、車検の有効期限が記載されています。車検証は運転時に携帯が義務付けられています。
車検満了日の確認方法について、さらにくわしい情報はこちらの記事をご覧ください。
(2) 車検は満了日1カ月前以内に受検
車検は満了日の1カ月前以内に受検する必要があります。
満了日より1カ月以上早く車検を受けることも可能ですが、次回の車検満了日が早まってしまうため注意が必要です。
①車検満了日が早まるケース
具体的には、車検満了日が2024年10月1日の場合、9月中に車検を受けると次回の満了日は2026年10月1日です。
しかし、8月1日に車検を受けると次回の満了日は2026年8月1日となり、早く車検を受けた分、次回の車検有効期限が短縮されます。
②2025年4月以降の変更点
2025年4月以降は、車検の受検期間が満了日の2カ月前からとなります。そのため、2カ月前以内に車検を受けても次回の有効期限が早まることはありません。
くわしくは、以下の記事をご覧ください。
(3) 車検切れで走行した場合の罰則
車検が切れた車で公道を走ると、道路運送車両法違反となり、非常に重い罰則が科せられます。具体的には以下のとおりです。
・6点の違反点数加点
・30日間の免許停止処分
・6カ月以下の懲役、または30万円以下の罰金
車検切れの車は自賠責保険も切れている場合がほとんどです。自賠責保険に未加入の状態で運転すると、自動車損害賠償保障法違反となり、車検切れによる罰則に加えて、以下の罰則が科せられます。
・さらに6点の違反点数加点(合計12点)
・1年以下の懲役または50万円以下の罰金
車検の有効期間が切れてしまった場合の対応方法については、こちらの記事で解説しています。
5. トヨタ ヴェルファイアの車検に関することはグーネットピットにお任せください
ヴェルファイアの車検費用は法定費用に加え、車検基本料や部品交換費用などの非法定費用がかかります。非法定費用は、車検業者によって異なり、また、車両の状態や交換部品によっても変動します。
車検費用をおさえるためには、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。ディーラー、車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、民間の整備工場など、それぞれに特徴がありますので、ご自身のニーズに合った業者を選びましょう。
もし、車検を依頼する業者をお探しの場合は、グーネットピットをご活用ください。
グーネットピットでは、全国の車検業者のなかから、お近くの整備工場を簡単に検索できます。車検だけでなく、日頃のお悩みなどのご相談にも真摯に対応いたしますので、まずは下記のページからお気軽にご連絡いただけたら幸いです。