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車検・点検・メンテナンス
更新日:2024.11.15 / 掲載日:2024.11.15

トヨタ アクアの車検費用の総額はいくら?平均相場や節約術を解説

車を保有していると、車検費用がどのくらいになるのか気になるところです。

車検費用は、車検を受ける場所や車の状態によって大きく変動します。例えば、ディーラーで車検を受ける場合と整備工場で車検を受ける場合では、費用が数万円程度変わることもあります。

この記事では、トヨタ アクアの車検費用について、平均相場や内訳、さらには費用を抑えるためのテクニックまで詳しく解説します。これから車検を迎えるアクアオーナーの人が、安心して車検を受けるための一助となれば幸いです。

1. アクアの車検費用の平均相場は約7.5~19.5万円

トヨタ アクアの車検費用は、どこで車検を受けるかによって価格が大きく異なります。

ディーラー、車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、整備工場それぞれの車検費用の平均相場は以下のとおりです。

車検を受ける場所車検費用の平均相場法定費用非法定費用(車検基本料金+部品交換代)
ディーラー約99,000~195,000円約19,000円~55,000円約80,000~140,000円
車検専門店約79,000~130,000円約19,000円~55,000円約60,000~75,000円
カー用品店約84,000~125,000円約19,000円~55,000円約65,000円~70,000円
ガソリンスタンド約79,000~140,000円約19,000円~55,000円約60,000~85,000円
整備工場約75,000~135,000円約19,000円~55,000円約56,000円~80,000円

※継続検査1回目の平均相場
※非法定費用のうち、部品交換代5万円と仮定

上記はあくまでも平均的な相場であり、車の状態や交換部品などによっても価格は変動します。

継続検査2回目以降の場合、エコカー減税の免税分がなくなる、高額な部品を交換しなければならない可能性が高まる、などで上記相場よりも高くなる傾向にあります。

2. アクアの車検費用の内訳

車検費用は、法定費用と非法定費用に分かれています。法定費用は、国に納める税金や手数料などで、どこで車検を受けても一律料金です。一方、非法定費用は、点検費用や部品交換費用など、業者によって価格が異なります。

(1)法定費用

法定費用は、自賠責保険料、自動車重量税、印紙代から構成されています。

①自賠責保険料

自賠責保険料とは、自動車保険に加入する保険料を指します。継続検査のときは24カ月もしくは25カ月で加入するのが通例です。なお、新車新規登録時に行われる新規検査のときは、36カ月もしくは37カ月に加入するのが一般的となっています。

②自動車重量税

自動車重量税とは、車両の重量に応じて課税される税金を指し、0.5t刻みで金額が設定されています。また、新規検査と継続検査でも金額が異なり、継続検査では新規登録からの経過年月によっても変わります。

ただし、トヨタ アクアはエコカー減税の対象車のため、条件によっては初回の継続検査時の自動車重量税が0円になることがあります。

自車の正確な自動車重量税を調べたいときは、国土交通省の次回自動車重量税額照会サービスが便利です。

③印紙代

「自動車検査登録印紙」と「自動車審査証紙」を購入するときに発生する費用です。金額は新規検査か継続検査か、車検を受ける工場が指定工場か認証工場か、指定工場の場合はOSS申請(電子申請)か否かによって変動します。

④アクアの法定費用まとめ

項目条件料金
自賠責保険料①24カ月
②25カ月
①17,650円
②18,160円
自動車重量税①2023年5月1日から2025年4月30日までに行う、かつ初回の継続検査である場合
②2024年1月1日から2025年4月30日までに行う、かつ2021年までに新規登録&初回の継続検査である場合
③2025年5月1日から2026年4月30日までに行う、かつ2024年1月1日から2025年4月30日までに新規登録&初回の継続検査である場合
④それ以外
①0円(型式によって15,000円)
②0円
③0円(型式によって15,000円)
④15,000~34,200円
印紙代①指定工場
②認証工場
①1,800円(1,600円)
②2,300円

※2024年10月現在の情報
※カッコ内の数字はOSS申請時
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:エコカー減税対象車一覧表/トヨタ自動車 p.8、9丨日本自動車工業会
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

例えば、「継続検査24カ月」「エコカー減税対象」「指定工場(OSS申請)」であれば、法定費用は17,650 + 1,600 = 19,250円です。

(2)非法定費用(車検基本料金・部品交換代)

非法定費用とは、車検を行う店舗が独自に設定している費用のことです。法定費用と異なり店舗によって価格が異なるため、事前に見積もりを取って確認しておくことが大切です。

非法定費用の種類はさまざまですが、車検基本料金と部品交換代の2つに大きく分けることができます。

①車検基本料金

車検基本料金には、車両の点検・検査、整備費用などが含まれます。店舗によって費用は異なり、一般的にはディーラーが高く、ガソリンスタンドや車検専門店は比較的安い傾向にあります。

業者車検基本料の相場
カーディーラー30,000〜90,000円
車検専門店10,000〜25,000円
カー用品店15,000〜20,000円
ガソリンスタンド10,000〜35,000円
民間の整備工場6,000〜30,000円

②部品交換代

車検を受けたときに劣化している部品が見つかった場合、交換があわせて行われます。その際、交換部品の購入費用+工賃が追加で発生します。

特に交換頻度の高い部品と交換費用の相場は、以下のとおりです。

部品費用相場(工賃込み)
エンジンオイル1,000円~10,000円
オイルフィルター1,000円~3,000円
ブレーキフルード4,000円~7,000円
ブレーキパッド(左右1セット)12,000円~15,000円
バッテリー(駆動用)150,000~200,000円
バッテリー(補機用)30,000~35,000円
スパークプラグ8,000円~10,000円

3. アクアの車検はどこで受けたらいい?各場所のメリット・デメリット

ここまで見てきたように、車検費用は車検を受ける場所によって変わります。それぞれメリット・デメリットがありますので、自分に適した車検場所を選ぶ前に把握することが大切です。

(1)ディーラー

新車購入時と同じトヨタディーラーで車検を受けるケースは多いでしょう。ディーラー車検の特徴は、メーカーの専門知識を持つ整備士が点検・整備を行うため、安心感が高い点が挙げられます。また、純正部品の使用や整備記録の保管により、車両の状態を良好に保てます。

一方で、ディーラーの車検費用には、高いサービスレベル維持のためにコストが上乗せされていることが多く、割高になる傾向にあります。

項目内容
メリット・整備士の質が高い
・安心感がある
・メーカー保証の範囲内であれば、無料で修理を受けられる場合がある
デメリット・費用が高い
おすすめの人・車に詳しくない人
・安心感を重視する人
・新車購入後、初回の車検を受ける人

(2)車検専門店

車検専門店は、その名の通り車検に特化した事業形態です。ディーラーと比較すると費用が安いのに加えて、即日対応の店舗もあるため忙しい人でも利用しやすいのが特徴です。

一方、基本的には車検のみの対応で、予防としての部品交換などは積極的に行わない店舗が多く見られます。また複雑な修理に対応できないケースもしばしばあります。そのため、普段からこまめに車の点検や整備を行っていない人の場合、車の故障やトラブルに後々つながってしまうリスクがあります。

項目内容
メリット・ディーラーよりも費用が安い場合が多い
・対応が早い
デメリット・予防としての部品交換は積極的に行わないことが多い
・複雑な修理に対応できない可能性がある
おすすめの人・費用をできるだけ抑えたい人
・早く車検を終わらせたい人

(3)カー用品店

カー用品店は、店舗へのアクセスが良い点がメリットとして挙げられます。オイル交換やタイヤ交換など、車検以外のメンテナンスで普段から利用している人にとっては、気軽に相談しやすい点も魅力です。純正パーツ以外の取り揃えも豊富であることから、部品交換時に安く済ませられる可能性が高いのもメリットでしょう。

一方で、整備工場を併設していない場合は、車検に時間がかかります。また、店舗によって車検に詳しい人が対応しているところもあれば、点検整備の経験をあまりしてない人が担当しているところもあるなど、整備の質にばらつきがあるのも注意したい点です。

項目内容
メリット・店舗へのアクセスが良いことが多い
・車検以外のメンテナンスで普段から利用している場合は相談しやすい
デメリット・車検に時間がかかりやすい
・整備の質にばらつきがある
おすすめの人・費用をとにかく安く抑えたい人
・普段からオイル交換やタイヤ交換などで利用しているカー用品店がある人

(4)ガソリンスタンド

ガソリンスタンドは、給油や洗車のついでに車検を受けられるという利便性の高さが魅力です。また、車検の受付時間が長い店舗が多いのも特徴として挙げられます。車検を受けると、ガソリン代の割引クーポンや洗車機の無料利用券などの特典がもらえるところもあります。

一方で、車検用の設備が整っていない店舗もあり、車検は通ったものの後にトラブルが起きる、車検の日数がかかりやすいなどのデメリットがあるため注意が必要です。

項目内容
メリット・給油や洗車のついでに車検を受けられるため、利便性が高い
・ガソリン代がお得になるなどの特典がもらえることがある
デメリット・車検用の設備が整っていないことがある
・車検に時間がかかりやすい
おすすめの人・利便性を重視する人
・給油や洗車の際に、気軽に車検に関する相談をしたい人

(5)民間の整備工場

民間の整備工場は、豊富な整備経験を持つ人が在籍していることが多く、安心して依頼しやすいのがメリットです。また、長年地域に根差して営業している工場が多いため、顧客との距離が近く、車検時に親身になって相談に乗ってくれたり、車検後に手厚いフォローをしてくれたりすることもしばしばあります。

一方で、店舗によっては質にばらつきがあり、整備士によっては車検に受かるためだけの整備しか行わないこともあり、事前に口コミを確認するなどの見極めが重要となります。また、小さい整備工場の場合、そもそも最新の設備が整っていない場合があります。営業時間を平日のみとしているところが多く、利用しにくいのもデメリットとして挙げられます。

項目内容
メリット・豊富な整備経験を持つ整備士に見てもらえる可能性が高い
・親身になって相談に乗ってくれる
デメリット・整備の質にばらつきがある
・店舗規模が小さく、最新の設備が整っていない場合もある
・平日のみ営業のところが多い
おすすめの人・顔なじみの担当者に車検を任せたい人
・費用を少しでも安く抑えたい人

4. アクアの車検費用を抑えるテクニック

トヨタ アクアの車検費用は、以下の方法を用いると費用をおさえられることがあります。

(1)自分で事前に部品交換する

車検では、劣化した部品がある場合、業者にて部品交換が行われますが、自分で事前に部品を交換しておけば交換工賃分を節約できます。

以下は、車検時によく交換される部品の交換目安時期です。

部品交換目安時期
エンジンオイル走行距離5,000~10,000km、または使用期間6カ月~1年
オイルフィルターエンジンオイル交換2回に1回
ブレーキフルード2年ごと
ブレーキパッド(左右1セット)走行距離30,000~50,000km
バッテリー(駆動用)走行距離100,000km、もしくは使用期間5~8年
バッテリー(補機用)使用期間4~5年
スパークプラグ走行距離15,000kmから20,000km、または使用期間1年

上記はあくまで目安であり、車の使用状況や年式によって交換時期が異なります。

例えば、急発進・急停車を繰り返していたり、年式が古かったりすると劣化が早くなることがあります。いずれにしても、事前に交換しておいた方が良い部品かどうかは、整備士に相談することをおすすめします。

また、部品交換では、専門的な知識や専用の道具が必要になることがほとんどです。事前準備をしっかりしておかないと、かえって出費が増えたり、走行の安全性に支障が出たりすることもありますので、不安な場合は専門の業者に任せたほうが無難です。

(2)車検業者の相見積もりを取る

車検費用を少しでも抑えたい人は、複数の車検業者で見積もりを取るようにしましょう。ディーラーや車検専門店など、業者によって価格設定は異なります。事前に複数の業者に見積もりを依頼することで、費用を比較検討することができます。

一括見積もりサイトなどを利用すれば、一度に複数の業者に見積もりを依頼できるので便利です。

見積もり方法メリットデメリット
車検業者に直接電話やメールで見積もり依頼自分の希望や車の状態を詳しく伝えられるため、より正確な見積もりが期待できる複数の業者に連絡を取るのが手間
一括見積もりサイトを利用簡単な入力で複数の業者に見積もりを依頼できるため、時間と手間を大幅に削減できる希望や車の状態が伝わりにくく、正確な見積もりが難しい場合がある

複数の業者に見積もりを出してもらったら、金額の内訳まで見ながら2~3社ほどに絞り込みます。その後、実際に問い合わせを行い、担当者の対応の仕方を見ながら決定すると良いでしょう。

(3)ユーザー車検にする

ユーザー車検とは、運輸支局に車を持ち込み、ドライバー自身で車両検査を受ける車検方法です。専門業者に依頼しない分、車検費用を安く抑えられる可能性があります。

ただし、ユーザー車検は整備点検作業を自身で行う必要があるため、ある程度の自動車に関する知識と技術が必要です。また、検査に合格しなかった場合は、再度予約を取り直し、再検査を受けなければいけません。

ユーザー車検の必要書類、予約方法、当日の検査の流れなどについては、下記記事で詳しく紹介していますので、あわせて参考にしてください。

5. アクアの車検でよくある質問

(1)アクアの車検、1回目・2回目・3回目・4回目の費用は?

車検の継続検査は、新車を購入してから3年後に1回目、以降は2年ごとに必要となります。

車検費用は、車の状態や交換部品、車検を受ける場所によって異なります。回数が増えるごとに高くなりやすいとされていますが、状況によりけりで一概には言えません。

例えば、1回目はエコカー減税があるためその分は安くなりますが、急発進・急ブレーキを繰り返す走行をした、長い距離を走ったなどがあると、初回からさまざまな部品を交換する必要が生じて高くなる可能性があります。一方で、前の車検で部品交換を多く行うと、次の車検では部品交換が少なくなり、結果的に前回より安く済むこともあります。

1回目だから安い、4回目だから高いとすぐに判断するのではなく、車検業者に実際に見積を出してもらい、それが妥当かを確認することが大切です。

(2)アクアの車検、走行距離10万キロのときの費用は?

走行距離10万キロを超えると、一般的に車検費用は高くなると言われています(18万円かかったケースもあるようです)。ブレーキキャリパーやウォーターポンプなどの重要部品の交換が必要になるケースが多いためです。

重要な部品であるほど費用は高額になりがちなので、事前に車検の見積もりを取って確認をしておきましょう。

(3)アクアの車検で10万円と言われたが妥当?

アクアの車検費用として、10万円という金額を提示された場合、それが妥当かはいくつかの要素を考慮する必要があります。結論としては、提示された内容次第では妥当な場合もあり、高すぎる場合もある、と言えます。

アクアの車検費用として10万円という金額が妥当か判断するためには、以下の点を確認する必要があります。

・車検費用の内訳(法定費用と非法定費用)
・提示された整備内容の妥当性
・複数の車検業者からの見積もり比較

これらの要素を総合的に判断することで、提示された車検費用が妥当か判断することができます。

6. アクアの車検をお考えでしたらグーネットピットをご利用ください

トヨタ アクアの車検費用は、法定費用と非法定費用の合計金額です。法定費用は固定ですが、非法定費用は車検を受ける場所によって異なります。

また、各業者ともに、金額以外のメリット・デメリットもあります。料金以外の特徴も把握した上で慎重に選びましょう。

もし業者選びで悩んでいる場合は、ぜひグーネットピットの利用をご検討ください。グーネットピットでは、優良価格設定で車検を安心して任せられる整備工場を簡単に検索でき、一括見積もりを取ることができます。

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