車検・点検・メンテナンス
更新日:2024.08.24 / 掲載日:2024.08.24
車体下部に注意!トヨタ・ノア必見ポイントをプロのクルマ鑑定師が伝授【グー鑑定団 #5】
中古車の状態をチェックする時は、どんなところに気を付ければいいんだろう?中古車購入で失敗しないためのポイントを、自動車鑑定のプロが伝授!グーネットがお届けするプログラム「買う前必見!クルマのミカタ!グー鑑定団」!
第5回目はトヨタのミニバン、ノアが登場!
YouTubeのグーネットチャンネルにて、自動車購入に役立つプログラムがスタート!この番組では「中古車を安心・楽しく選ぼう」をテーマに、定番の人気モデルから憧れの輸入車まで、さまざまなクルマをピックアップ。鑑定歴20年・10万台以上のクルマを見てきたJAAA(日本自動車鑑定協会)の会員であるプロの鑑定師たちが、“グー鑑定団”として鑑定目線でクルマを紹介していきます。
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「トヨタ ノア」って、どんなクルマ?
今回鑑定するのは、3代目のトヨタ・ノア(2014~2021年)。
存在感のあるフロントグリルが外観の特徴となっています。プラットフォームも一新され、低床化を実現したことで広い室内空間と乗り降りのしやすさが高められました。パワートレーンは2.0Lのガソリン車と1.8Lのハイブリッド車を設定。手頃な大きさと価格で国産ミニバンの中心的存在となるモデルです。
“グー鑑定団”団長の小島さんは「ノア、ヴォクシー、エスクァイアは同じプラットフォームを使っていて、構造が同じ。そういった理由を含めてグー鑑定に依頼が多いクルマ」と解説します。
いよいよ鑑定スタート!気になるポイントは?
小島団長が挙げたポイントは、次の3点!
■ドアのダメージがピラーまで波及した場合「修復歴あり」と判断される
■車体下部のリアフロアまで影響した場合「修復歴あり」と判断される
■タイヤもしっかりチェック!
ノアのような車高が低いクルマは車体下部のリアフロアに注意が必要とのこと。リアフロアにダメージが入ると「修復歴あり」と判断されてしまいます。小島さんは「よくあるのは、タイヤ止めにバックで止める際にリアフロアをぶつけてしまうことがある。それだけでも修復歴あり扱いになってしまう」と解説しています。
このほかにも、ミニバンは重心が高いためロールが起きやすく偏摩耗しやすい傾向にあるためタイヤチェックも重要だといいます。グー鑑定では、鑑定証にタイヤの残り山も記載しているので、チェックしてみてくださいね!
今回の動画はこちら!
チェックポイントの数は100以上!第三者がクルマの状態を見極めた「グー鑑定」
内装・外装を5段階評価、機関の不具合の有無、そして骨格の異常の有無と3段階評価を鑑定書としてまとめたグー鑑定の、プロの鑑定師によるチェック項目は100以上。車種や状態などによって項目数が変わり、多い時には300~400もの項目を見ていくこともあるとか。私たち一般ユーザーでは見抜くことが難しい中古車の状態を、第三者機関の鑑定師が細かくチェックした鑑定書は、購入の際の大きな判断材料となります。
第三者の視点でクルマの状態を見極めた「グー鑑定」は、きっとあなたのクルマ探しにも役立つはず!グーネットで中古車を検索したときに表示される「グー鑑定」のマークと「車両状態評価書」のボタンが、グー鑑定付き車両の目印!検索のときには、「絞り込み検索」の機能が便利です。
グーネットでクルマを探すときには、ぜひグー鑑定付きのクルマをチェックしてみてくださいね!