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車検・点検・メンテナンス
更新日:2022.03.08 / 掲載日:2022.02.28

車検の作業時間の目安は?作業時間が長くなる原因と短縮するポイント

車検の作業時間の目安は?作業時間が長くなる原因と短縮するポイント

2年に1度(新車は初回3年に1度)ある「車検」って、費用も手間もかかって面倒ですよね。「できれば簡単に安く済ませたい」というのが、皆さんの本音でしょう。

しかし、車検はふつう何日くらい必要なのか、依頼する業者によって作業時間が変わるのかなど、知らない方も多いのではないでしょうか。

ここでは車検における作業時間の目安を業者ごとに紹介しつつ、作業時間が長くなる原因や短縮するためのポイントを詳しく解説しています。

車検の作業時間の目安は?業者ごとに違う?

車検の作業時間の目安は?業者ごとに違う?

車検をしている店舗では「当日車検」などと宣伝していますが、実際に条件を満たせば、朝受け取って夕方返すという流れで、1日で車検が終わります。そして、何日か経ってから、新しい車検証を店に受け取りに行けば良いのです。

つまり、車検における作業時間の目安は1~2日ということになります。あとで車検証を受け取りに行く必要はありますが、業者によっては郵送してくれたり、直接届けてくれたりするので、その辺りも確認しておきましょう。

インターネットや電話で予約をして、車検当日に点検見積りをして、60分程度で車検が終了し車検証は郵送となれば、1回しか店舗に行かず、1時間半程度で車検を済ませることも可能です。また、早めに予約すれば、朝に勤務先へと車を取りに来てくれて、まだ就業中の夕方に届けてくれるなど、勤務中にすべての車検を終えられる場合もあります。

車検が終わった直後はフロントガラスに仮の証書が貼られますが、1週間ほどで新しい車検証が届くので差し替えましょう。ただし、スムーズに車検証が届くかどうかは「条件を満たせば」という前提があります。車検の日数が長引いてしまう理由は後述しているので、そちらも併せてご確認ください。

車検を手早く済ませるためには、上記の事由がなくて『事前に車を点検』し、車検当日にどの部品を交換し、どの部分の修理が必要なのか知っておく必要があります。整備にかかる工程・時間・部品・金額を、「車検する業者側」、「依頼するユーザー側」の両者が把握していることが重要といえるでしょう。

普段から車のメンテナンスをマメにしているという方は、車検当日の整備工程も少なくなったり、時間がかからなかったりする傾向にあるようです。

業者ごとの作業時間の違いもまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

ディーラー

ディーラーは丁寧に車検を行なうケースが多いので、ほかの業者と比べると作業時間が長引きやすく、2~3日はかかります。その代わり、作業品質は高いため、より安心感を得られることがメリットです。

一方、即日対応してくれるディーラーも存在するので、必要に応じて活用しましょう。

整備工場

整備工場で車検を受ける場合、作業時間の目安は1~2日です。ただし、予約状況や整備工程によっては日数が増える可能性もあります。

カー用品店

指定工場を保有するカー用品店の場合、車検を依頼できます。工場併設の店舗であれば、作業時間の目安は数時間~1日です。

また、カー用品店はタイヤやオイルといった消耗品を大量に取り扱っているので、車検の費用を抑えやすいというメリットもあります。

ガソリンスタンド

自社の指定工場を保有しているガソリンスタンドに車検を依頼する場合、作業時間は早ければ2~4時間程度です。

ただし、車検サービスの優先度は低めなので、店舗が混み合っている場合、3~4日ほどかかるケースもあるでしょう。

車検専門店

車検専門店はその名のとおり車検に特化しているため、作業時間も1~2時間程度とスピーディーです。

ただし、整備は必要最低限というケースもあるので、あらかじめ注意しましょう。

ユーザー車検

ユーザー車検を行なう場合、作業時間の目安は早ければ1~3時間程度です。ただし、車に不具合が見つかった場合、再点検などが必要なので、さらに時間がかかります。

また、予備検査場での調整や陸運局での手続きにかかる時間も考慮しておきましょう。

車検の作業時間が長くなる原因

車検の作業時間が長くなる原因

上記で車検における作業時間の目安を紹介しましたが、実際はもっと長引いてしまう場合があります。おもな原因をまとめたので、こちらも一緒にご確認ください。

部品の取り寄せに時間がかかる

輸入車や特殊車両、製造の古い車両を車検に出す場合、一般的な車より作業時間を要する可能性があります。なぜなら部品の取り寄せに時間がかかってしまったり、その部品を取り扱っている業者探しから始めたりしなければならないからです。

特に並行輸入車やクラシックカーの場合、海外でしか手に入らない部品や製造中止となっている部品が必要となるケースもあります。入手難易度が高いことはもちろん、十分なスキルがないと整備自体も難しいので、さらに時間がかかってしまうかもしれません。

このような車を所有するオーナーの場合、気軽に相談しやすい馴染みの整備業者を持っているケースが多いようです。車検の期日がわかっていたら早めに予約を取って、その日に合わせて先に部品を取り寄せるといった工夫も見られます。

予約がいっぱいで混んでいる

業者によって整備できる車の許容範囲は決まっているので、予約いっぱいで混み合っているときに依頼しても、すぐ車検を受けられない可能性があります。予約が入っていない時間帯やスタッフの手が空いたタイミングで対応するため、当然ながら作業時間も長引きやすいのです。

特に車検以外にもメインの業務を抱えている業者の場合、そちらが忙しくて対応が遅くなるケースも考えられます。車検の期日ギリギリに依頼すると、代車がないといわれたり、車検自体を断られたりする可能性もあるので、できるだけ早めの予約を心がけましょう。

点検項目が多い

ディーラーなど丁寧に車検してくれる業者の場合、点検項目が多いので、その分だけ作業時間も長引いてしまう傾向にあります。作業品質の高さを求めるなら、それなりの時間がかかることを想定しておきましょう。

必要な整備項目が多い

日頃から車のメンテナンスを怠っていると、不具合が見つかる可能性も高まってしまいます。車検を通るために欠かせない整備項目がたくさん出てきた場合、当然ながら作業時間も増えてしまうでしょう。

車検の作業時間を短縮するポイント

車検の作業時間を短縮するポイント

車検に要する作業時間を少しでも短縮したいなら、ただ何となく業者を選んで依頼するのではなく、ユーザー側でもしっかり対策を講じることが大切です。

車検の期日まで余裕がある時期でも取り組める対策はあるので、それも踏まえて以下の内容をチェックしてみましょう。

早めに予約しておく

車検をスピーディーかつスムーズに終わらせたいなら、早めの予約は必要不可欠といっても過言ではありません。業者側は予約状況に基づいてスケジュールを組んでいることがほとんどなので、予約なしだと車検を断られる可能性もあります。

飛び込みで車検を受けられる業者も一応ありますが、待ち時間や対応不可のケースを踏まえると、やはり事前に予約しておいたほうが無難といえるでしょう。

また、先述したように部品の取り寄せなどに時間がかかる可能性もあるので、それを考慮しても予約は必要といえるでしょう。

どのくらい前から車検の予約を入れるべきかという目安については、車検を受けたい日の2週間前~1ヵ月前くらいが最適です。早すぎると予約したことを忘れてしまう、遅すぎると予約枠に空きがないといった問題が生じるかもしれません。

予約は電話やホームページからでも申し込めることが多いので、車検の満了日が近づいてきたら忘れずに連絡しておきましょう。

車検を平日に受ける

日本で暮らしている方の多くは平日日中に働いているので、車検を受けるタイミングは土日となる傾向にあります。そのため、土日は予約枠が埋まっていたり、車検以外のお客さんで混雑していたりする可能性が高く、通常より作業時間が多くかかってしまうかもしれません。

一方、平日に車検を受ける場合、予約枠は空いていることが多いので、比較的スムーズに進めることができます。土日より混雑している可能性も低いため、待ち時間が発生しづらかったり、代車を借りやすかったりすることもメリットです。

なるべく平日に車検を受けられるよう、有給休暇の取得や勤務シフトの調整なども検討してみましょう。

日頃からメンテナンスする

先述したように整備項目が多ければ多いほど、車検の作業時間も長引いてしまいます。日頃から車のメンテナンスをきちんと実施しておけば、不具合が出てくる可能性も低くなるため、車検時の整備項目が集中せずスピーディーです。

また、部品の取り寄せが必要となる可能性も減るので、時間短縮につながることはもちろん、費用を抑えられることも大きなメリットといえるでしょう。

車の状態に不安があるなら、24ヵ月定期点検を事前に受けておくのも一案です。

必要書類を事前に用意

車検を受ける場合、あらかじめ必要書類を一式そろえておく必要があります。余裕を持って対応できるよう、1ヵ月くらい前から以下の書類を用意しておきましょう。

・車検証(自動車検査証)
・自賠責保険証明書
・(軽)自動車税納税証明書
・使用者本人の認印

なお、ユーザー車検の場合、上記以外にも「自動車検査票」などが必要なので、そちらも事前にチェックしておきましょう。

業者を比較して時間のかからないところに依頼

車検の作業時間をできるだけ短縮したいときは、対応スピードが早い業者を選ぶことも大切です。指定工場併設のカー用品店や車検専門店に依頼すれば、その日のうちに車検を済ませることもできます。

複数の業者を比較(相見積り)することで、作業時間の短い業者が見つかる可能性も高まるでしょう。

また、車検は“時間”だけではなく“費用”もできるだけ抑えたいところですが、相見積りならそれも可能なので一石二鳥です。

車検の業者を探すなら、エリアや車種を指定して検索できるグーネットピットをぜひご活用ください。

業者を比較して探してみる

まとめ

車検の作業時間は平均1~2日といったところですが、業者や車の状態によって大きく変わります。車を持ち込んだその日に終わるケースがあれば、3日以上かかるケースもあるので、予定どおりに進まない可能性も考えられるでしょう。

作業時間を少しでも短くしたい場合、早めの予約や日頃のメンテナンスを心がけることはもちろん、スピーディーに対応してくれる業者を探して依頼することも大切です。費用や口コミ評価なども踏まえながら、自分に合った業者を見つけましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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