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更新日:2023.08.02 / 掲載日:2023.07.31

車検に必要な納税証明書はPayPayだともらえない 対策方法は?

PayPayを利用して自動車税を納付した場合、納税証明書は発行されません。通常、車検には納税証明書は必要ありませんが、納付後すぐに車検を受ける場合には提出が求められることがあります。もし、必要な場合には、市町村や県税事務所で申請しましょう。

この記事では、自動車税をPayPayで納付する予定の人に向けて、納税証明書の申請方法や必要なケース、PayPay支払いのメリット・デメリットを紹介します。

PayPay支払いと納税証明書に関して、よくある質問にも答えていますので、これから自動車税を納付する予定の人はぜひ参考にしてください。

1.納税証明書はPayPay支払いでも発行される?

納税証明書とは、納税者が所定の税金を納付したことを証明する公的な書類です。この証明書には、納税者の氏名や住所、納税期間、納付金額などが記載されています。

(1) PayPayで自動車税を支払うと納税証明書が発行されない

出典:県税の納付方法/▼自動車税種別割の納付書イメージ丨岐阜県公式ホームページ

PayPayで自動車税を支払うと、納税証明書は発行されません。納税証明書が必要な場合は、支払い後に市町村や県税事務所で直接申請するか、郵送で申請する必要があります。

金融機関や市町村窓口、コンビニなどで支払った場合は、収納押印された半券を納税証明書として利用できます。

(2) 納税証明書が必要なケース

自動車税の納税証明書は、車検や車の売却時などに必要になることがあります。自動車税の納付確認は電子化されており、通常は車検時に納税証明書を提出する必要はありません。

ただし、納付情報が反映されるまでには2~3週間程度かかるため、納付後すぐに車検を受ける場合には、紙の納税証明書が必要になるかもしれません。

2. 納税証明書の申請方法

自動車税の納税証明書の申請に必要な書類と申請方法をご紹介します。

(1) 申請に必要な書類の準備

自動車税の納税証明書を申請するには、以下の書類が必要になります。

・申請書
・本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
・車両情報(納税義務者の情報、車両ナンバーなど)
・委任状(代理人が申請する場合)
・返信用の封筒と切手(郵送で申請する場合)

納税先によって必要な書類や発行に要する期間、交付手数料が異なるため、申請する際には県庁や市役所ホームページで確認しましょう。

(2) 申請方法

PayPayで納付した自動車税の納税証明書が必要な場合、次の2つの方法どちらでも申請が行えます。

1. 市町村や県税事務所で直接申請する
2. 郵送で申請する

納税証明書の申請に必要な書類と併せて、申請の方法をご紹介します。

①市町村や県税事務所で直接申請する

納税証明書は、納税先の市町村や県税事務所などで直接申請できます。

・軽自動車の納税証明書……納税先の市町村で申請
・軽自動車以外の納税証明書……納税先の県税事務所で申請

なお、申請当日に納税証明書は発行されません。納付の確認に数日から1週間程度かかるため、納税証明書が必要な際には余裕をもって申請しましょう。

②郵送で申請する

郵送で申請する場合は、直接申請する際の書類に加えて、送付先を記載し切手を貼り付けた「返信用封筒」を同封する必要があります。納税証明書が発行されたら、返送用封筒に入れられて記載した住所に届きます。

3. PayPayで自動車税を支払う方法

PayPayで自動車税を支払う方法は、次の3ステップです。

1. PayPayアプリをダウンロードする
2. 個人情報の登録と残高のチャージ
3. 紙の請求書をスキャンして支払完了

順にご紹介します。

(1) PayPayアプリをダウンロードする

PayPayを使って自動車税を支払うには、まずスマートフォンにPayPayアプリをダウンロードします。アプリは、App StoreまたはGoogle Playからダウンロードできます。

(2)個人情報の登録と残高をチャージ

アプリのダウンロード後、氏名や住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報を登録します。また、PayPayを利用するには、クレジットカードや銀行口座を登録しておく必要があります。

①クレジットカードを登録する方法

出典:クレジットカードを登録するキャッシュレス決済のPayPay

クレジットカードを入力するときは、番号を入力するのではなくカメラでの読み取りが便利です。

②銀行口座を登録する方法

出典:銀行口座を登録するキャッシュレス決済のPayPay

銀行口座の登録には、事前の本人確認が必要です。本人確認が済んでいない人は、先に本人確認を行いましょう。

登録が完了したら、自動車税の支払いを行う前にPayPay残高をチャージします。

③PayPay残高をチャージする方法

出典:PayPay残高にチャージする|キャッシュレス決済のPayPay

自動車税の支払いに必要なPayPayマネーは、「銀行口座」「ヤフオク!・PayPayフリマの売上金」「コンビニから現金をチャージ」します。

(3)納付書をスキャンして支払完了

届いた納付書のQRコードを読み取ると、支払い金額が表示されます。表示された金額に誤りがなければ、支払い処理を完了します。

出典:請求書のお支払いはPayPayで|キャッシュレス決済のPayPay

4. PayPayで支払うメリット

PayPayで自動車税を支払うメリットは次の3つです。

1. 支払い手続きが簡単
2. 支払い手数料が無料
3. 支払い用の現金が不要

順にご紹介します。

(1) 支払い手続きが簡単

PayPayは、自動車税を非常に簡単な手続きで支払えます。PayPayアプリをダウンロードし、納付書のQRコードを読み取ると支払い金額が表示されるため、そのまま支払い手続きを完了するだけです。ほかの書類の用意や特別な支払い方法の選択などは必要なく、手軽に支払いを行えます。

(2) 支払い手数料が無料

自動車税をPayPayで支払う際に、支払い手数料は発生しません。一般的には、自動車税や固定資産税をクレジットカードや電子マネーで支払う場合には手数料が発生しますが、PayPayは自動車税の支払い手数料が無料です。

手数料を気にせずに簡単に支払いができるため、大きなメリットといえます。

(3) 支払い用の現金が不要

PayPayは現金を必要とせず、スマートフォンアプリを通じて自動車税を納付できます。PayPay残高やPayPayあと払いから支払えるため、現金を準備する必要はありません。スマートフォンさえあれば、いつでもどこでもすぐに支払えます。

5. PayPayで支払うデメリット

PayPayで自動車税を支払うデメリットは次の2つです。

1. 支払いに残高が必要
2. メンテナンス中は支払えない

順にご紹介します。

(1) 支払いに残高が必要

PayPay残高で自動車税を支払うには、残高が必要になります。自動車税の納付は、「PayPay残高」か「PayPayあと払い」でしか支払うことができません。

PayPay残高で支払う場合、残高が不足していると自動車税の支払いができないため、残高の管理を行い、事前にチャージしておく必要があります。

(2) メンテナンス中は支払えない

PayPayは定期的、または不定期でメンテナンスを実施します。メンテナンス中は、ログインや残高チャージ、支払いなどのサービスが利用できません。一部のメンテナンスでは、特定の銀行口座からのチャージができないケースもあります。
メンテナンス情報は「PayPayからのお知らせ」で確認できるため、自動車税の納付予定がある場合には、事前にメンテナンススケジュールを確認しておきましょう。これにより、支払いに関するトラブルを避けられます。

6.PayPay支払いと納税証明書に関するQ&A

PayPay支払いと納税証明書に関して、よくある質問を5つご紹介します。

Q1. PayPayに残高をチャージする方法は?

自動車税の支払いに、必要なPayPay残高をチャージする方法は次の3つです。

①銀行口座からチャージする方法

PayPayアプリ内で銀行口座を登録し、チャージする金額を入力して指示に従えば、簡単にチャージできます。

②ヤフオク!・PayPayフリマの売上金からチャージする方法

ヤフオク!・PayPayフリマの売上金をPayPayにチャージして、自動車税の支払いに充てられます。

③コンビニからチャージする方法

セブン銀行やローソン銀行を利用して、現金でPayPay残高にチャージできます。ただし、自動車税など税金の支払い用としてチャージする場合は、事前に本人確認が必要です。もし、本人確認せずにチャージすると、税金の支払いに使えない「PayPayマネーライト」としてチャージされます。

Q2. 自動車税を滞納した場合のペナルティは?

自動車税の納付期限を過ぎて滞納した場合、一定の延滞金が加算されます。滞納日数が増えるほど延滞金も加算され、一定期間を超えると、車両登録の抹消や差し押さえなどの厳しい措置が取られる可能性があります。

Q3. 車検に必要な書類はなに?

業者に車検を依頼する際は、「自動車検査証(車検証)」と「⾃動⾞損害賠償責任保険(共済)証明書」が必要です。もし、自分でユーザー車検を受ける場合には、追加で以下の5つが必要になります。

・申請書
・⾃動⾞検査票
・点検整備記録簿
・手数料納付書
・自動車重量税納付書

Q4. 納税証明書がない場合、車検は受けられない?

自動車税の納付確認は電子化されており、車検時には納税証明書の提出は必要ありません。しかし、納付情報の反映には2~3週間ほどかかります。そのため、PayPayなどのキャッシュレス決済で自動車税を納付後、すぐに車検を受ける場合は紙の納税証明書が必要になることがあります。

Q5. 納税証明書の有効期間は?

車検用の納税証明書は、基本的に、次の納付期限の前日(翌年5月30日)まで有効です。軽自動車税の場合、PayPayなどで納付した後、納付情報が反映されるまでの期間中に納税証明書の依頼があれば、前年度分の有効期限が15日間(市区町村によって異なる)延長されることになりました。

7. 車検はグーネットピットにお問い合わせください

車検は、車の安全性や法律の規定を満たすために必要な手続きです。

グーネットピットでは、安心して車検を依頼できる全国の整備工場をご案内しています。車検に関するお困りごとやお申し込みは、グーネットピットにお問い合わせください。専門知識を持ったスタッフが、丁寧に対応いたします。

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車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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