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コーティング・クリーニング
更新日:2025.06.26 / 掲載日:2025.06.26

マツダ車を購入したらコーティングは必要?特徴や評判、専門店との違い

マツダ車の美しいボディを長く保ちたいなら、コーティングは有効な選択肢です。とくに新車購入時に施工することで、塗装を紫外線や酸性雨から守り、ツヤと光沢を維持しやすくなります。

そこでこの記事では、マツダ純正コーティング「MGシリーズ」の特徴や評判、専門店との違い、費用相場までわかりやすく解説しましょう。

あなたにピッタリのコーティングを見つけるお手伝いをしますので、ぜひ最後まで読んでいただけたら幸いです。

1. マツダ車を購入したらコーティングは必要?

マツダ車に限らず、車のコーティングは塗装を劣化から守り、美しい外観を保つためには必要です。

とくに新車時の施工は、車の価値や美観を長く維持したい人にとって有効な選択肢となります。もちろん経年車であっても、適切な下地処理と組み合わせることで見た目の印象を大きく改善できます。

ここでは、コーティングの基本的な必要性と、どのような人に向いているかを具体的に解説します。

(1) コーティングの必要性

コーティングが必要な主な理由は以下の3つです。

1. 車の美観を保てる
2. 拭き取りやすく洗車の手間を省ける
3. 査定額が上がりやすくなる

コーティングは単に見た目がよくなるだけでなく、洗車の手間を省いたり、下取り査定額を上げたりする効果も期待できます。

コーティングによって、紫外線や酸性雨、鳥の糞などから塗装面を保護し、長期にわたって美しい状態を維持してくれるのです。

とくにマツダのように塗装にこだわりのあるメーカーでは、その性能を長く活かす手段としてコーティングが果たす役割は大きくなります。

くわしい内容は、下記の記事で解説していますので、ぜひこちらをご覧ください。

(2) コーティングが必要かどうかを判断するポイント

コーティングが不要と感じている人も、以下の条件に当てはまる場合は再検討の余地があります。使用環境や保管状況によっては、施工によるメリットを十分実感できるでしょう。

① 屋外駐車が多い人

屋根のない駐車場を使っている場合、常に日差しや雨風にさらされている状態になります。

こうした環境では、塗装の色あせや汚れの固着が起こりやすくなります。コーティングはこれらのダメージを軽減し、外装の劣化を抑えてくれるのです。

② 3年以上同じ車に乗る予定がある人

車を長く使い続ける場合、塗装の状態を保つことは見た目だけでなく、価値を維持するうえでも大切です。

あらかじめコーティングしておけば、時間が経ってもきれいな状態を保ちやすくなります。

③ 洗車や手入れに手間をかけたくない人

忙しくてひんぱんに洗車する時間が取れない人にとって、日常の手入れが少しでも楽になるのは大きなメリットです。

コーティングしておけば、汚れが落ちやすくなり、水洗いだけでも十分にきれいな状態を維持しやすくなります。

2. マツダ純正コーティング「MGシリーズ」とは

ロードスター(イメージ)

マツダの純正ボディコーティング「MGシリーズ」は、車の塗装を美しく保ちたい人に向けて開発されたコーティングです。

紫外線や酸性雨といった外的ダメージから塗装面を保護し、日々の洗車やメンテナンスの手間を軽減できるという特徴があります。

(1) MG-PREMIUM、MG-3、MG-1

MGシリーズには、高性能タイプの「MG-PREMIUM」と、使いやすさを重視したタイプ「MG-3/MG-1」があります。

ここではそれぞれの違いと特徴をわかりやすく紹介します。

① MG-PREMIUMの特徴

MG-PREMIUMは、MGシリーズのなかでも最上位にあたる高性能グレードです。従来型よりも被膜の硬度が約2倍に強化されているため、小キズがつきにくく、塗装表面をしっかり保護します。

また、撥水性の高さも大きな特徴です。雨のあとに水滴が残りにくく、汚れが付着しにくいため、洗車後の拭き取り作業がスムーズです。さらに、撥水性能が劣化しづらいため、繰り返しの洗車にも強く、ツヤと性能が長持ちします。

1年ごとにメンテナンスサービスも用意されており、定期的な点検と洗車で塗装の状態を良好に保てます。

② MG-3、MG-1の特徴

MG-3とMG-1は、普段使いのなかで「洗車を手軽に」「美しさを保ちたい」といったニーズに応えるベーシックなコーティングです。硬質のガラス系被膜を採用しており、耐久性と汚れにくさを両立しています。

施工後のサポート期間はMG-1が1年間、MG-3が3年間です。MG-3は2・3年目にメンテナンスサービスが設定されており、長期間安心して使いたい人に適しています。

硬質のガラス系被膜がキズのつきにくさと汚れ落ちのよさを両立しており、普段のお手入れは水洗いだけでも十分です。

洗車機も使用可能なため、手間を減らしたい人や青空駐車の多い人、時間をかけずに車をきれいに保ちたい人に適した選択肢といえます。

(2) MGシリーズの評判まとめ

MGシリーズの実際の評判には、良い声と気になる声の両方があります。ここでは代表的なユーザー評価を紹介します。

① 良い評判

「MGプレミアムは、ほかのMGシリーズよりも効果がはっきりとわかる」といった声が多く見られます。とくに被膜の硬度が9Hと高いため、小傷がつきにくく、洗車時の水はけも良好。ディーラー関係者からも「研修時に他社製品と比べても性能に違いを感じた」との意見がありました。

また、「青空駐車でも水弾きが変わらない」「雨のたびに汚れが自然に流れ落ちる」といった使用感を実感する声もあります。

マツダ独自の年1回メンテナンスサービスも安心材料のひとつで、施工後も状態を保ちやすい点が評価されているようです。

② 悪い評判

一方で、時間の経過とともに撥水効果が落ちてしまったという不満も見られます。

「施工から9カ月でシミが目立つようになった」「1年経ったら撥水やツヤが戻らなかった」などの口コミもありました。

こうした声は、とくに青空駐車やメンテナンスの頻度が少ない環境だったようです。定期メンテナンスを受けていても満足できなかったというケースもあります。

施工後のケアや駐車環境によって差が出る可能性もある点に注意が必要です。

(3) ボディ以外のコーティング

マツダでは、ボディだけでなく足元や下まわり、車内シートまで保護できる専用のコーティングが用意されています。外装とあわせて施工することで、車全体の美観と清潔さを長く保ちやすくなります。

ここでは代表的な3種類の施工メニューを紹介します。

① ホイールコーティング ゴールド

ホイールはブレーキダストや泥汚れ、凍結防止剤の影響を受けやすい場所です。ホイールコーティング ゴールドは、そうした外的ダメージを軽減し、洗浄の手間も減らせます。

表面は平滑で汚れがつきにくく、水をかけるだけで汚れが流れ落ちていきます。耐熱性にも優れており、高温になるブレーキまわりでも安定した性能を維持してくれるのです。

こびりついた汚れも、水洗いと軽いスポンジ洗浄で落としやすく、ホイールの美しさを保ちたい人に適しています。

② 防錆アンダーコーティング

融雪剤や潮風によるサビは、車の下まわりに大きな負担をかけます。防錆アンダーコーティングは、車体底部に軟質の被膜を形成し、そうした腐食要因から車を守ります。

とくに、海辺の地域や降雪地帯を走る機会が多い人、高速道路をひんぱんに使う人におすすめです。施工により、目に見えにくい部分の劣化も防げるため、長く車に乗りたい人にとって有効な予防策になります。

③ レザーシートコーティング

マツダ車の本革シート専用に開発されたこのコーティングは、摩擦や衣類の色移り、飲食による汚れからシート表面を保護します。

とくに白系のシートで目立ちやすいデニム汚れや油分の染み込みを抑制し、簡単な拭き取りで清潔な状態を維持しやすくなります。

人やペットにもやさしい素材を採用しており、小さな子どもやペットと乗車する機会がある家庭でも安心です。

施工後は水拭きや専用クロスによる月1回程度のメンテナンスで、光沢や風合いを保てます。

3. マツダ純正のコーティングの価格相場

以下の表は、ディーラーで新車購入時にコーティング依頼する際の価格の目安です。

なお、価格は車種の大きさや形状に応じて設定されています。

たとえば、コンパクトな軽自動車やロードスターは施工面積が小さいため価格は安く、普通車やSUVは、塗装面積が広くなるため料金が高く設定されています。

主な車種/種類MG-PREMIUMMG-3MG-1
MAZDA 2、ROADSTER、軽自動車83,380円51,150円40,150円
CX-3、CX-30、MAZDA 388,880円56,650円45,650円
MAZDA 6、CX-5、CX-899,880円67,650円56,650円
CX-60、CX-80105,380円73,150円62,150円

参照:マツダコーティングシリーズ|マツダ
参照:マツダ純正ボディコーティングMG-3/MG-1|マツダ

マツダ販売店によって価格が異なる場合もあるため、正確な金額は購入店舗にて確認しましょう。

4. マツダ純正と専門店のコーティングの違いは?

コーティングされた黒い車(イメージ)

ボディコーティングを検討するとき、多くの人が悩むのが「どこで施工すべきか」です。

ディーラー(純正コーティング)は安心感や利便性が高く、専門店は技術力や仕上がりに優れています。

ここでは、マツダディーラーと専門店の違いについて、3つの視点から比較します。

(1) 下地処理と仕上がりの違い

新車であっても、輸送中や保管中にこまかな傷や汚れが付着していることがあります。これらを除去する「下地処理」の丁寧さが、コーティングの最終的な仕上がりにつながります。

ディーラー

メーカーが定めた基準に沿って下地処理されるため、安定した品質の仕上がりを得られる。手軽に一定レベル以上のクオリティを求める人に最適。

専門店

専門店では、専用の照明や研磨機材を使い、熟練の技術者が一台一台の塗装状態を見極めながら下地処理する。塗装のツヤ、均一性、そして仕上がりの精度にこだわりたい人は、専門店での施工がおすすめ。ただし、ディーラーと比較すると費用は高くなりやすい。

(2) アフターサポートと保証内容の違い

コーティングは施工して終わりではありません。美しい状態を長く保つためには、施工後のメンテナンスやサポート体制も重要な選定基準となります。

ディーラー

商品によって定期メンテナンスが用意されており、車検や点検と同時にコーティングの状態を確認してもらえる。専用のメンテナンスキットが付属しているので、自宅でも継続的にケアできる。

専門店

1年ごとの無料メンテナンス、再施工保証、車の状態に応じた部分補修など、ディーラーにはない独自のきめ細かいサービスを提供している場合がある。ただし、サポート内容は店舗によって異なるため、事前に確認する必要がある。

(3) 納車との一体感と施工時の手間

コーティング施工にかかる手間も、施工先を選ぶうえで考慮すべきポイントです。

ディーラー

納車時にはコーティング済みの車を受け取れるため、別途日程を調整する必要がない。利便性を重視したい人に適している。

専門店

納車後に車を持ち込む必要があり、手間がかかる。その一方で、希望する施工内容や仕上がりのイメージをこまかく相談できるため、こだわりのある人には適した選択肢。

5. コーティングメンテナンスが効果を長持ちさせる

コーティングは一度施工すれば終わりではなく、その効果を持続させるためには日常的なケアが欠かせません。

ここでは、メンテナンスの重要性と、MGシリーズに付属するメンテナンスキットについて解説します。

(1) 定期的なコーティングメンテナンスが重要

美しい輝きを長く保つためには、定期的なコーティングメンテナンスが欠かせません。

コーティングメンテナンスとは、コーティング被膜に付着した汚れを取り除いたり、外的ダメージを軽減したりするための日常的なケアのことです。

紫外線、酸性雨、鳥のフンなどによってコーティング被膜は徐々に劣化します。劣化を放置しておくと、撥水性が低下したり、汚れが定着しやすくなったりするため、コーティング効果を十分に発揮できなくなります。

そこで、定期的にメンテナンスし、被膜の状態を良好に保つことが大切です。日常的に意識したいポイントは以下のとおりです。

・洗車後に水弾きや汚れの付着状況を確認する
・水弾きが悪い、または汚れが落ちにくい場合はメンテナンス剤を使用する
・水洗い後はすぐに拭き上げて水アカの発生を防ぐ
・ワックスは使用せず、専用のメンテナンス用品を使う
・駐車環境や使用状況に応じて、メンテナンス頻度を調整する

これらの習慣を取り入れることで、コーティングの寿命を延ばし、車の美観をより長く保つことが可能になります。

くわしいメンテナンス方法については、以下の記事をご覧ください。

(2) MGシリーズのメンテナンスキット

MGシリーズには、それぞれのグレードに合わせた専用のメンテナンスキットが付属しています。

キットには、撥水性能やツヤを保ちやすくするメンテナンス剤、ボディにやさしいクロスやシャンプーなどが含まれています。これらを適切なタイミングで使用することで、コーティング本来の性能を維持しやすくなるのです。

MGシリーズの施工を依頼した際には、付属のメンテナンス用品の使い方や使用頻度について、担当者からしっかり説明を受けましょう。

6. マツダコーティングに関するよくある質問

CX-5(イメージ)

ここでは、マツダ純正コーティングを検討・施工した人からよく寄せられる質問にお答えします。

日常の疑問や施工時の不安を解消し、安心してケアを続けられるようにしましょう。

(1) コーティング後は洗車機を使ってもいい?

基本的には、コーティング後も洗車機の使用は可能です。

ただし、ブラシの強い洗車機ではコーティング被膜にこまかな傷がつく恐れがあります。可能であれば、手洗い洗車やソフトブラシ仕様の洗車機を利用するほうが安心です。

また、施工から数日間は被膜が完全に硬化していないため、施工後1週間は洗車自体を控えるのをおすすめします。くわしくは、施工業者に確認しましょう。

(2) マツダ純正のコーティングに値引きはある?

新車購入時にディーラーでコーティングを依頼する場合、条件次第で値引きに応じてもらえることがあります。

とくに決算期やキャンペーン中は割引率が高く、場合によっては施工費用が無料になるケースもあります。

以下は交渉時に意識しておきたい3つのポイントです。

交渉のコツ内容
コーティングの意向を早期に伝える商談の初期段階で「コーティングも検討している」と伝えておくことで、セット提案や特典を引き出しやすくなる。
最初からコーティング費用込みの予算を伝える「コーティング込みで〇〇万円以内にしたい」と伝えると、価格全体のなかで自然に調整しやすくなる
決算期やキャンペーン時を狙う3月や9月は決算や中間決算のため、ディーラー側が販売目標達成のため、値引きできる可能性が高くなる。とくにオプション品やボディコートを検討している場合は値引き交渉の材料となる

(3) 新車と経年車で価格は異なる?

基本的に、新車に施工する場合と、納車後や経年車に施工する場合では、価格が異なります。経年車は、新車に必要ない下地処理が求められるケースが多いためです。

新車の場合、塗装面が比較的きれいな状態にあるため、下地処理を省略できる、もしくは簡易的な処理で済みます。このため、作業の手間が少なく、施工にかかる費用も抑えられるのです。

一方、経年車は紫外線による塗装の劣化や洗車キズ、鉄粉の付着など、塗装表面にさまざまなダメージが蓄積しています。これらを除去するためには、研磨や鉄粉除去といった下地処理が必要となり、時間もコストもかかりやすくなります。

ただし、経年車の状態によっては下地処理が少なくて済む場合もあるため、まずは専門業者に車の状態を確認してもらいましょう。

7. マツダ車のコーティングはグーネットピットにお任せください

ボディコーティングは、単に見た目を美しく保つだけでなく、塗装面の保護や洗車の手間軽減、将来的な査定額への影響など多くのメリットがあります。

マツダの純正コーティング「MGシリーズ」は、マツダ車のデザインや塗装品質に合わせて開発されており、撥水性や光沢維持、アフターサポートなど、トータルで優れた性能を備えています。

一方で、専門店にはより高度な下地処理やグレードの幅があるため、仕上がりにこだわる人には最適な選択肢といえるでしょう。

ただし、どちらを選ぶにせよ、使用環境やライフスタイル、予算に合わせて判断することが重要です。

そのため、どこにコーティングを依頼すればよいか迷ったら、複数の業者から見積もりを取り、それぞれの特徴や費用を比較検討するのがおすすめです。

グーネットピットでは、コーティングを得意とする整備工場を簡単に検索できます。プロの視点から、最適なコーティングプランを提案しますので、まずはお気軽にご相談いただけたら幸いです。

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グーネットピット編集部

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車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
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