【グー連載コラム】クルマケア講座［メンテにまつわる素朴なQ＆A 編］（2020年6月）

今どきのクルマは壊れにくくなっていますが、流石にノーケアではダメ。大切な愛車は長く乗りたいもの。消耗品の交換など定期的に愛車をケアしましょう
（掲載されている内容はグー本誌2020年7月号の内容です）

なにかと出てくる疑問は放置せずに解決すべし！
　クルマを所有して、運転をしているといろいろな疑問が出てくる。重要なことならプロに相談すればいいが、そこまでしなくてもよさそうな素朴なものも案外多かったりする。
　また、普通に運転できてしまうことが多く、それが結果として重大なトラブルへとつながってしまうこともある。油断しないで、素朴だったり、些細な疑問というのはトラブルの予兆と捉えるのが正しい認識だ。
　またボディケアでの疑問は自分で解消できるものが多いが、これも適切に対処することで、効果を最大限に引き出すことができる。

A.足まわりのゆがみに注意
　自然にハンドルが取られたり、まっすぐ走っているのにハンドルが曲がったままということがある。これらは足まわりのゆがみが原因。ひどい場合はプロに調整してもらうが、日頃から駐車場の輪留めなどには強く当てないようにしたい。

A.見た目で判断してはダメです！
　給油時によくすすめられることもあり、昔から多い疑問だ。重要なのは見た目や指で触ってもわからないということ。メーカー指示の距離と時間で管理するのが、品質が上がった今では基本。心配なら指示の8掛けで交換するといい。

A.まずは初期化が大切
　エアコンの悩みとして多いのは、“効きがよくない”ことだろう。故障ではないにせよ、効きの改善にはフィルターの点検&交換を実施しつつ、添加剤を試してみるのも手。内部の負担を減らして効率を上げてくれる。

A.自分の目的を明確にする
　実際に売り場へ行くと、多種多様なコーティング剤やワックスがあり、どれを買うか迷ってしまう。選ぶコツは使用目的をハッキリさせること。ツヤ出し、持続性、施工の簡単さ、価格など基準を明確にすると整理できる。

　新型コロナ対策として現在、車検期限は延長されているが、本来は1ヶ月前から受検でき、継続車検なら全国どこの陸運支局でも可能だ。切れたまま乗だと無車検車として違反になるので要注意。