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更新日:2021.09.03 / 掲載日:2021.09.02
ランドローバー ディフェンダーV8「ボンドエディション」発表 007映画公開記念モデル

ディフェンダーV8ボンドエディション
ランドローバーSVビスポークは現地時間9月1日、9月末にワールドプレミアが行われる第25作目のジェームズ・ボンド映画『007 /ノー・タイム・トゥ・ダイ』を記念して、新たに「ランドローバー ディフェンダーV8 ボンド・エディション」を300台限定で製作したと発表した。
SVビスポークのロゴと「One of 300」が刻印される特別モデル
『007 /ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、ディフェンダーが2台のレンジローバー・スポーツSVRとともにアクションを見せる。また、レンジローバー・クラシックとランドローバー・シリーズIIIも登場。映画は2021年9月30日から世界中の映画館で順次公開予定となっている。
ボンドエディションには、劇中に登場する車両にインスパイアされたディフェンダー110と90をラインナップ。22インチルナ・グロス・ブラック・アロイ・ホイール、シグネチャー・キセノン・ブルー・フロント・ブレーキ・キャリパー、「ディフェンダー007」リア・バッジを装備したエクステンデッド・ブラック・パックが採用される。
この仕様はインテリアにも及び、イルミネーションで飾られた「ディフェンダー007」トレッドプレートや、タッチスクリーンの起動アニメーションはランドローバーとジェームズ・ボンドのパートナーシップを表したものとなっている。また、夜間には「007」のパドルランプ・グラフィックが点灯する。
ディフェンダーV8ボンドエディションのインテリアには、「300台中の1台」であることを示すレーザーエッチングと、SVビスポークのロゴが施される。このモデルは、英国のSV ビスポーク社によって製作される。
「ランドローバー ディフェンダーV8 ボンドエディションは、映画「007」に登場する車両にインスピレーションを得て、市販のディフェンダーの中でも最もパワフルなモデルを特別に製作されたもの。このモデルは、2つの英国ブランドを象徴しており、ランドローバーとジェームズ・ボンドとの38年に渡る関係を祝うユニークなモデルとなっている」とランドローバー・ブランドディレクターのフィンバー・マクフォール氏は語った。
ベースは最も速く、最もダイナミックな「ディフェンダーV8」

ボンドエディションは、先日発売されたばかりの「ディフェンダーV8」をベースに、最高出力525PS、最大トルク625Nmを発揮する5.0リッターのスーパーチャージドガソリンエンジンを搭載し、8速オートマチックトランスミッションを介して駆動する。ディフェンダーV8 90は、0-100km/h加速は5.2秒、最高速度は240km/hを誇る。
V8エンジンに、専門的に開発されたサスペンションやトランスミッションのチューニングを組み合わせることで、これまでで最も速く、最もダイナミックなディフェンダーとなっている。
専用のスプリングとダンパーレート、新しい電子アクティブリアディファレンシャルなど、独自のサスペンションとトランスミッションのチューニングにより、ディフェンダーV8は、より俊敏で魅力的なハンドリングと高いボディコントロールを実現し、特徴的なV8スーパーチャージャーサウンドを奏でる。
映画の主演を務めるダニエル・クレイグは、「007」のジェームズ・ボンドとして5作目にして最後の作品となる。本作は、2021年9月30日英国での公開を皮切りに、世界の映画館で順次公開予定。
007はDanjaq, LLC.の商標です。All Rights Reserved.
※公開日は記事制作時点の情報です。
ランドローバー ディフェンダー(2020年11月 発売モデル)
世界唯一の4×4専門メーカー、ランドローバーの中でもよりオフロード性能を追求したスパルタンモデルがディフェンダー。1948年アムステルダムモーターショーで初めて発表された第一号ランドローバーモデルである。ランドローバーのアイコニックなモデルを21世紀仕様に刷新し、現代にあったポップで洗練されたデザインと実用的な機能を新たに採用。ひと目で「ディフェンダー」とわかる初代の特徴的なシルエットを継承しつつ、高い走破性に加えてスマートかつ高機能な装備を搭載し、安全性も充実させた。
ラインアップは、2L 直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン(最高出力221kW/300馬力・最大トルク400Nm)搭載の「90ベースグレード」、「90S」、「90SE」、「90HSE」、「90ファーストエディション」と「110ベースグレード」、「110S」、「110SE」、「110ファーストエディション」を用意。「90(ナインティ)」は3ドアの5人乗り、「110(ワンテン)」は5ドアの5人乗り、もしくは3列目を追加して5+2シートにすることが可能。
特別仕様車は、「110ベースグレード」をベースに細部まで精悍に仕立てた特別仕様車「110ダブルオーエディション」を設定。5人乗り、7人乗りを用意。エクステリアの各部と19インチホイールを精悍なブラックで仕立てるとともに、特別なモデルの証である専用ステッカーを採用。ブラックエクステリアパック、シルバーフィニッシュバンパー(フロント&リア、5人乗り仕様のみ)、グロスブラックフィニッシュバンパー(フロント&リア、7人乗り仕様のみ)を特別装備している。今回の一部改良では、「110(ワンテン)」の機種体系を見直し、最高出力221kW/300馬力、最大トルク650Nmを発揮する最新の3L 直列6気筒INGENIUMディーゼル・エンジン(MHEV)搭載の「110S」、最上級グレードの「110X」、ディフェンダーのタフさやダイナミックさを強調する内外装を採用した「110X‐ダイナミックSE」を追加。「110X」はスターライトサテンクローム、グロスブラック、サテンブラックなどエクステリアのパーツに光沢感のあるブラックを多用し、コントラストをきかせたオレンジのブレーキキャリパーを装備する。
インテリアには、縫製の強度や色にもこだわったウィンザーレザーやウッドパネルで上質で高級感溢れる室内を演出。「110X ダイナミックSE」は黒を基調とした外装に、デュオトーンのシート、耐久性の高いGeonix素材のパネルを採用。
安全装備は、ブラインドスポットアシスト、クリアイグジットモニターといったドライバー支援システムを標準装備し、より安全性を高めた。ボディカラーは新色「ハクバシルバー」を含む全10色を用意。右ハンドルのみの設定。