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更新日:2021.04.27 / 掲載日:2021.04.27
フォード マスタング マッハE GT/マッハE GT パフォーマンスエディション 受注開始

フォード マスタング マッハE GT
フォードは北米時間の4月26日、「マスタング マッハE GT(以下、マッハE GT)」および「マスタング マッハE GT パフォーマンスエディション(以下、パフォーマンスエディション)」の予約受付を北米時間の4月28日より開始すると発表した。受付はオンラインストア及び現地ディーラーで実施、納車は今秋から年末にかけて行われる予定。それぞれの希望小売価格は、マッハE GTが5万9900米ドル、パフォーマンスエディションは6万4900米ドル。
サーキット専用のモード「Unbridled Extend」を拡張、トラクションやスタビリティコントロールの性能を向上
フォード マスタング マッハE GT
フォード マスタング マッハE GT
マッハE GTおよびパフォーマンスエディションは、2020年に販売開始されたマスタングの電気自動車「マッハE」の高性能グレード。「マッハE」そのものもパフォーマンス志向のモデルだが、今回の両モデルにはさらにハイパフォーマンスを発揮するチューニングが施された。
その最大のトピックが「Unbridled Extend」と名付けられたモードの導入。これはマッハEにも設定されているUnbridledモードをサーキットやクローズドコース専用に変更したもので、ラップタイムの安定性を高めるために出力バランスを調整。また、トラクションコントロールとスタビリティコントロールをサーキット走行に特化させ、車内音の増大など、よりパフォーマンスを追求したシステムとなっている。
さらに目を見張るのが、両モデルの加速性能。パフォーマンスエディションは最高出力480ps、最大トルク634lb-ftを発揮し、0-96km/h加速は3.5秒をたたき出す。一方のマッハE GTも、最高出力480ps、最大トルク600lb.ftで、0-96km/h加速3.8秒と圧巻の数値を計上する。
一方でマッハE GTの航続距離はEPA推定で250マイル(約402km)としている。
スポーティでユニークなエクステリア
エクステリアでは、ポニーバッジとGTシリーズバッジを配したカーボナイズドグレーのグリルを共通して採用。
マッハE GTには、ハイグロスブラックペイントのポケットと、エアロカバーを備えた20インチのアルミホイール&245/45R20 コンチネンタル製オールシーズンタイヤを装着。また、レッドペイントされたパフォーマンス・ブレーキ・キャリパー、385ミリのベンチレーテッド・フロントローター、316ミリのソリッド・リアローターが併せて装着される。さらに、ハンズフリーのフットアクティベート式リフトゲート、ポニープロジェクションランプ、ブラックペイントのサイドビューミラーキャップなどの装備も加わる。
パフォーマンスエディションは、385ミリのフロントローターとレッドペイントされたブレンボ製キャリパー、光沢のあるエボニーブラックペイントのポケットが付いた20インチのアルミホイール&245/45R20ピレリ製サマータイヤなど、力強さとスポーティさを兼ね備えた装備が外装を彩る。
ボディカラーは、サイバーオレンジメタリックのトライコートが専用色として用意されるほか、ファーストエディションにのみ設定されていたグラバーブルーメタリックも用意。さらに、新色のダークマターグレーメタリック、ラピッドレッドメタリックティンテッドクリアコート、スターホワイトメタリックトライコート、シャドーブラック、アイコニックシルバーメタリック、スペースホワイトメタリックといったラインアップが揃う。
インテリアにもマスタング流のこだわり
インテリアでは、マルチカラーのアンビエント・ライティング、ポニー・グラフィックとGTの文字が入ったメタル・インサート付きのフロント・ドア・スカッフ・プレート、アルミ・アップリケ付きのインストルメント・パネルなどを採用。スポーツスタイルのフロントシートには、ミコ・インサート付きブラック・オニキスのアクティブX素材、カッパー・メタリック・ステッチ、カッパー・メタリック・アクセント・パイピングがあしらわれる。さらに、9つのスピーカーとサブウーファーを備えたBang & Olufsen社製のB&Oサウンドシステムも搭載される。
パフォーマンスエディションのシートは、パフォーマンス・グレーのアクティブXシート素材を使用したフォード・パフォーマンスのフロントシートに、独自のミコ・パーフォレイテッド・リフレクティブ・インサートとメタリック・ステッチをあしらった仕様となる。
高速道路でのハンズフリー機能も搭載

フォード マスタング マッハE GT
高速道路でのハンズフリー走行を可能にする「ブルークルーズ」は、オプションの「Ford Co-Pilot360 Active 2.0 Package」装着車に搭載。北米のハンズフリー・ブルーゾーンと呼ばれる10万マイル以上の分割された高速道路で、ハンズフリー・ハイウェイ・ドライビングが可能となる。将来的には、OTA技術を採用したソフトウェア・アップデートにより、オーナーは自宅のガレージからソフトウェアを更新することができる。