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更新日:2018.08.24 / 掲載日:2018.02.13
マクラーレン、「マクラーレン セナ」の新たな画像を公開

ジュネーブ・モーターショーでワールドプレミアをする「マクラーレン セナ」
英マクラーレンは2月7日(現地時間)、3月6日から開幕する「第88回ジュネーブ・モーターショー」にて、ワールドプレミアを予定している、高性能モデル「マクラーレン セナ」の新たな画像を公開した。マクラーレン セナは、元F1ドライバーである故アイルトン・セナの名を冠したロードカー。英国のマクラーレン・プロダクション・センターにおいて、手作業で組み立てられる。
エンジンは、4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力800PS、最大トルク800Nmを発生する。トランスミッションは、デュアルクラッチシームレスシャフトの7速ギヤボックスを組み合わせる。駆動方式は後輪駆動となる。エンジントルクはわずか3000rpmで700Nmに達するとされ、そのパフォーマンスは0-100km/h加速は2.8秒。0-200km/h加速は6.8秒。最高速は340km/hと公表された。

英国のマクラーレン・プロダクション・センターにおいて、手作業で組み立てられる

カーボンファイバー製ボディ・パネルを採用
カーボンファイバー製Monocage IIIシャシーや、カーボンファイバー製ボディ・パネルを採用し、車重は「McLaren F1」以来最軽量となる1198kgに抑えている。パワーウェイトレシオは、1.49kg/PS。ボディデザインは、フロントとリアのアクティブ・エアロダイナミクス、リア・ウィングにより、250km/hで走行時のダウンフォースが800kgという。
ブレーキシステムは、CCM-Rカーボンセラミック製のブレーキディスクを採用。製作には7カ月を要し、冷却ベーンは成型ではなくディスクを使って機械加工される。Formula 1にインスパイアされたフロントのキャリパーは、ペダルの感覚を維持するために超剛性仕様のモノブロック・デザインを採用。温度を下げるために6つのベンチレーテッドタイプピストンを使用する。

エンジンは、4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載
また、セナには5つの「By McLaren」仕様が準備される。「ステルス・コスモス・ブラック」、「トロフィー・キュアノス・ブルー」、「トロフィー・ミラ・オレンジ」、「ビジョン・ピュア・ホワイト」、「ビジョン・ビクトリー・グレー」という5つのエクステリア・パネルに合わせて、アクセントとなるカラーをフロントのエアロブレードや内部フェンダー、ブレーキ・キャリパー、ドアのガス・ストラットやシートの縫い目に配置が可能。
そのほか、18もの外部ペイント・カラーを追加費用なしで指定できるほか、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)が提供するMSOカラーパレットより、さらに16のカラーをオプション装備として選択が可能。MSOビスポーク・サービスを通じて、事実上あらゆる種類の色を作り出すことができる。
気になる価格は、67万5,000ポンド(日本円で約1億193万円)で、生産台数は500台の限定。すでに所有者は決定しているとのこと。