中古車購入
更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.12.05

マツダキャロルとダイハツミライースの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

マツダキャロルとダイハツミライースの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

goo-net編集チーム

今回はマツダの人気車種のキャロル(CAROL)GLと、
ダイハツのミライース(MIRA_ES)Lを徹底比較したいと思います。

共にマツダとダイハツを代表する軽ハッチバックタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?

サイズ

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■マツダ キャロル(CAROL)GL
全長×全幅×全高
3395×1475×1475mm

■ダイハツ ミライース(MIRA_ES)L
全長×全幅×全高
3395×1475×1490mm

両車はともに5ドアハッチバックタイプです。

両車とも軽自動車の規格いっぱいのサイズで作られ、全長、全幅はまったく同じ数値です。
全高はミライースの方がわずかに15mm高くほぼ同じパッケージデザインと言えるでしょう。

ともに立体駐車場に対応した全高1550mm以下のサイズです。

タイヤサイズ

■マツダ キャロル(CAROL)GL
(前)145/80R13 75S
(後)145/80R13 75S

■ダイハツ ミライース(MIRA_ES)L
(前)155/65R14 75S
(後)155/65R14 75S

ミライースの方が1インチ大径でひと回り太いタイヤを標準装備しています。

キャロルは空気量のたっぷりしたサイドウォールに高さのある、
やや偏平率の高いタイヤを装着しています。

ともにクラスでは標準的なサイズで経済的なタイヤと言えるでしょう。

乗車定員

■マツダ キャロル(CAROL)GL
4名

■ダイハツ ミライース(MIRA_ES)L
4名

両車とも軽自動車の規格に沿った4名の乗車定員です。
4人家族もしくは、大人2名プラス12歳未満の子ども3名までなら乗車が可能です。

※法令は2016年11月時点で参照したものとなります。

維持費(燃費)

■マツダ キャロル(CAROL)GL
JC08モード燃費:37.0km/リットル
排気量:658cc
最高出力:52ps(38kW)/6500rpm
最大トルク:6.4kg・m(63N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:650kg

■ダイハツ ミライース(MIRA_ES)L
JC08モード燃費:35.2km/リットル
排気量:658cc
最高出力:49ps(36kW)/6800rpm
最大トルク:5.8kg・m(57N・m)/5200rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:730kg

両車とも駆動方式はFFです。
ともに3気筒自然吸気エンジンを搭載しています。

燃費はキャロルの方が1.8km/リットル優れた数値です。
これは車両重量の80kgの差とエンジン特性の違いが起因しているかと言えます。

両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
キャロルはスズキアルトのOEMモデルです。

軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。
以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。
ご購入予定の車の新規取得の時期を販売店まで確認するようにしましょう。

室内

■マツダ キャロル(CAROL)GL
室内長×室内幅×室内高
1985×1255×1215mm

■ダイハツ ミライース(MIRA_ES)L
室内長×室内幅×室内高
1920×1350×1240mm

室内のサイズはキャロルの方が、室内長65mm上回りますが、
ミライースの方が室内幅95mm、室内高25mm上回っています。

キャロルは室内のピラートリムや天井部分の張り出しを抑え、
数値以上に広さを感じる室内空間を実現しています。

ミライースはコンパクトなボディながら後席の足元も広く、ヘッドクリアランスにも余裕があり、
大人4人が快適に使えるパッケージが特徴と言えるでしょう。

ともに一体可倒式リアシートを備え長尺ものや大きな荷物を積む際の利便性に優れています。
キャロルは開口部幅が広いバックドアを備え、荷物の積み下ろしに余裕があります。

新車価格

■マツダ キャロル(CAROL)GL
915,840円

■ダイハツ ミライース(MIRA_ES)L
915,429円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

乗り心地

ホイールベースはキャロルが5mm長いながらほぼ同じ数値です。
ともに背の低いハッチバックボディなので、
低い重心とソフトな足周りから、軽快な乗り味が特徴です。

■マツダ キャロル(CAROL)GL
軽量で低重心ボディとソフトな足周りから軽快で当たりの柔らかな乗り心地が特徴です。

運転席と助手席のシートは、シンプルなデザインながら、
見た目以上に身体をしっかりサポートしてくれる形状です。

低回転から回転とともにトルク感が感じられる、
3気筒自然吸気エンジンの小気味良い走行フィールが自慢です。

■ダイハツ ミライース(MIRA_ES)L
剛性感の高いボディと底付き感のない厚みのあるシートにより、
落ち着いた乗り心地を提供しています。

空気抵抗の少ないボディ形状とスムーズで定評のある、
3気筒自然吸気エンジン+CVT無段変速により静かで疲れの少ない走行性能が特徴です。

操作性

最小回転半径は、キャロルが4.2m、ミライースが4.4mとなっており、
キャロルの方がわずかながら小回りがきくことがわかります。

しかしながら、ともに軽ならではの取り回しの良さから、
街中の走行や車庫入れ、縦列駐車など運転のしやすさを実感できるでしょう。

ターゲット層

両車はともに軽自動車カテゴリーですが、ボディデザインなどにコンセプトの違いが表れています。

■マツダ キャロル(CAROL)GL
シンプルながらスタイリッシュなやや男性的なデザインが特徴です。
大きな開口部を持つバックドアを備え、
日常の買い物からアウトドアなどに幅広く使える、経済性に優れたパッケージデザインです。

レーダーブレーキサポートや横滑り防止機構、トラクションコントロールなど、
先進のセーフティ技術が標準装備されています。

先進の安全性能と高い経済性を備えたスタイリッシュな軽ワゴンを求める方々におすすめです。

■ダイハツ ミライース(MIRA_ES)L
ダイハツ自慢の「イーステクノロジー」がさらに進化し、
エネルギーをより効率よく使って燃焼効率を向上させるための、
さまざまなエコ技術が搭載されています。

また、シンプルで飽きの来ない優しさを形にしたデザイン、掛け心地の良いシートを備え、
大人4名がしっかり乗れる居住性の高さも自慢です。

街乗りから週末のドライブまで、
長く乗れるオールマイティな実用性の高い軽自動車を求める方々におすすめです。

キャロルと比較してやや幅広い年齢層を意識したパッケージデザインです。

外観

  • マツダ キャロル(CAROL)GL

    goo-net編集チーム

    マツダ キャロル(CAROL)GL

  • ダイハツ ミライース(MIRA_ES)L

    goo-net編集チーム

    ダイハツ ミライース(MIRA_ES)L

マツダ キャロルの中古車購入をご検討の方はこちら

ダイハツ ミライースの中古車購入をご検討の方はこちら

※参考URL
マツダ キャロル(CAROL)GL:
http://www.goo-net.com/catalog/MAZDA/CAROL/10095020/index.html

ダイハツ ミライース(MIRA_ES)L:
http://www.goo-net.com/catalog/DAIHATSU/MIRA_ES/10096593/index.html

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ