マイカーローン
更新日:2016.10.26 / 掲載日:2016.10.21
失敗しない為の車のローンの選び方

goo-net編集チーム
新車を購入する際に現金払いよりもローンを組む方が一般的な支払い方法となっています。
ほとんどの人は新車を買うことに気が向いているため、ローンの組み方などを疑問視せず、
ディーラーから紹介される提携ローンを利用している方が多いのではないでしょうか。
実は車のローンはサービスを提供するクレジット会社や金融機関、信販会社などによって、
数十万ほど支払額に差が生じる事をご存じでしょうか?
ここでは失敗しないための車のローンの選び方をご紹介します。
車のローンにはどんな種類があるのか
車のローンと言ってもさまざまな形態の会社が提供するサービスがあります。
銀行のマイカーローン
勤務先や勤続年数など一定の条件に基づき審査が行われる自動車ローンです。
新入社員、派遣社員、契約社員などでは審査の評価が低くなる可能性もあり、
審査の期間も一週間ぐらいかかります。
しかし審査さえ通れば金利が低めなのでディーラー系のローンよりもお得です。
車の所有権はローン申込者となるため、返済後の名義変更や売却の際にも煩わしさはありません。
また、借入は車を購入する際に必要な諸経費を含めてローンを組むことができるのが特徴です。
ディーラー系のローン
ディーラー系の取り扱う信販会社やクレジット会社のローンは金利が少し高くなっていますが、
審査がやや通りやすいのが特徴です。
しかし審査基準が不明瞭で借りられる金額もはっきりとしていないところもあります。
手数料は保証金などを取られる場合もあり、事前の下調べが必要となります。
また、車の所有権はディーラーもしくはサービスを提供するローン会社になるので、
返済が滞ることのないように留意しましょう。
基本的にディーラー系のローンは、
ディーラーにとってもメリットもあり、比較的に簡単に契約できますが、
すぐにローン契約を結ばずに自分できちんと下調べすることをおすすめします。
また、ディーラー系のローンを利用する場合、
車の購入の際に必要となる諸経費はローン借入には含まれず、
契約時に現金で支払いになるのが一般的です。
新車と中古車のローンの違い
どこで車を買うかによって利用できるローンが違うと言えます。
最近はメーカー系のディーラーが中古車を積極的に販売しているケースも多いため、
基本的に新車と中古車でもローンの借入の形態は同じです。
もちろん、銀行のマイカーローンも中古車でも利用できるので、
いろいろ比較してみると良いでしょう。
車を購入する際どのような観点でローンを選んだらいいのか?注意点とは?
車のローンは借金です。
借入には必ず金利負担分が発生します。
金利は予め契約した期間にかかる金利が均等割(アドオン方式)なのか、
ローン残高に対する金利(実質年率)なのかによって、
返済金額が違ってくるので、きちんと確認しましょう。
どのローンを利用するにしても、
契約を結ぶ前に返済のシミュレーションをしておくことをおすすめします。
金利負担を含め無理のない、返済計画をたてることがローンを選ぶ際に大変重要なポイントです。
前述した通り、ローンによっては支払いが滞ると、
所有権が利用者にないために、車を引き上げられて売却されてしまう場合もあるので、
車の購入後にかかる維持費を含め慎重に検討しましょう。