カーライフ
更新日:2016.07.21 / 掲載日:2016.07.14
車の花粉対策とは

goo-net編集チーム
気候も良くお出かけ日和の日には、花粉も多く舞っていることが多いです。
家に花粉をなるべく持ち込みたくないのと同様、
車内にもできることなら花粉を持ち込まないよう工夫が必要です。
今回は車における花粉対策について紹介します。
花粉が車のボディに与える影響とは?
花粉症の人にとって花粉は嫌な存在ですが、実は車にとっても厄介な存在です。
花粉が車に付着して雨に濡れると、花粉内の物質が溶け出して塗装面に貼りつき、
ボディにシミができてしまうこともあります。
花粉によるシミをそのまま放置してしまうと、
塗装にかなりのダメージを与えて除去できなくなってしまう可能性もあるので、
車が花粉で汚れたらなるべく早く洗車するようにしましょう。
ワックスなどでコーティングすることで、
塗装面との化学反応が起きづらくなるだけでなく、花粉も落ちやすくなるのでおすすめです。
花粉を持ち込まないことが第一の対策
まず何よりも大切なのは、花粉を車内に持ち込まないことです。
家に入る時と同様に、車に乗る前には、
洋服の表面についた花粉を落とすようにするだけでもだいぶ違います。
事前に服にスプレーしておくことで花粉を洋服に付着しにくくする、
花粉対策スプレーも発売されていますので、そういったグッズを利用すると良いでしょう。
また、服の素材によっても花粉のつきやすさが異なってきますので、
なるべく表面のつるっとした素材の服を着用することをおすすめします。
その他にも、車の走行中はなるべく窓を開けず、
エアコンの設定は基本的に内気循環モードを使って外の空気と花粉を入れないようにしましょう。
上記のような対策を行うだけでも、車内に入ってしまう花粉量を抑えることができると言えます。
車内に入ってしまった花粉の除去方法
いくら毎回花粉を払ってから車に乗るようにしても、
どうしても花粉の侵入を完全に防ぐことはできません。
そこで、車内に入ってしまった花粉を除去するのに大切なのが水拭きをすることです。
掃除機を掛けても良いのですが、花粉は乾燥していて舞いやすいので、
水拭きの方が花粉除去には有効と言えます。
特に、プラスチック面の隅などほこりがたまりやすいところには花粉もたまりやすいので、
念入りに水拭きするようにしましょう。
また、カーエアコンのフィルターを花粉対策仕様のものに交換するのも良い方法です。
現在では、花粉が集塵できる小型の車載用空気清浄機などもあり、
車の花粉対策グッズが多く存在しています。
花粉をなるべく持ち込まないようにし、車内の清掃をこまめにしながら、
これらの花粉対策グッズを併用して、花粉の季節でも快適なドライブを楽しんでください。