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更新日:2018.11.06 / 掲載日:2016.02.05
スズキ アルトワークス 新車紹介
スズキ アルトワークス 新車紹介
紹介
【追加モデル】
発表/2015年12月24日
スズキ(株)お客様相談室
0120-402-253
文●森野恭行 写真●編集部
■懐かしのホットバージョン「アルトワークス」が復活!
アルトワークスの名に懐かしさを覚えるのは、30代後半からのクルマ好きだろうか。Keiにワークスが設定されたこともあるが、アルトとしては3世代ぶりの復活となる。ルックスを見て分かるように、ベースとなったのは昨春投入されたRSターボ。だが、伝統ある「WORKS」を名乗るのだから、走りへのこだわりはレベルが違う。
■ドライビング/ユーティリティ
Report 森野恭行
走り好きを喜ばせるポイントは、なんと言っても5速MTが選べること。お手軽な流用ではなく、最適なギヤ比設定とした上でシフトフィールを磨き、クラッチの操作感との合わせ込みも行ったというのだから、シフトを存分に楽しめるはず。
そしてエンジン。800kgを切る軽量設計(2WD)を活かして、ターボRSも元気な走りを実現しているが、ワークス専用ユニットにはプラス0.2kg mのトルクの優位性がある。より応答性が鋭いしつけだから、MTとのコンビで胸のすくような加速を楽しませてくれることだろう。
となると、シャシーチューンにも期待がかかるが、ワークスの足はしっかり強化されている。KYB製のフリクションコントロールダンパーは、ロールスピードを抑え、接地性を高めるようにセッティング。幅広リムのアルミホイールや、専用の制御とした電動パワステとのコンビネーションにより、キビキビしたフットワークとダイレクト感ある操舵フィールを実現しているという。
で、「走る」、「曲がる」ときたら、次は「止まる」。メカ的な変更はないが、レッド塗装のブレーキキャリパーをフロントに採用してムードを高めている。さらに、レカロ製シートをおごるなど、コックピットもワークスにふさわしいスポーティな仕上がり。マニアの注目を集めるのは間違いない。
■インテリア/エクステリア写真[1]
ターボRSには設定のない5速MTを用意。1速~4速のレシオをクロスさせた専用タイプで、シフトフィールにもこだわる。パドルシフト付きの5速AGSの選択も可能だ。
ハードな走りでもしっかり体をホールドするレカロ製フロントシートを標準装備。スポーティムードを盛り上げる。また、メーター内のブーストインジケーターも専用のものだ。
■インテリア/エクステリア写真[2]
R06A型ターボユニットは、冷却水の温度制御を低めにすることで0.2kg mのトルク向上を実現。加速レスポンスも向上させている。
リム部までブラックで仕上げたENKEI製アルミホイールを採用。0.5インチ幅広の15×5Jサイズだ。
専用のサイドデカールやガンメタ色のバンパーロアガーニッシュが目を引く。フロントでは、右にもエアインテークを開けたグリルやブラックメッキ仕上げのヘッドライトが専用パーツとなる。
スズキ アルトワークス 2WD(5速MT)
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1500mm |
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ホイールベース | 2460mm |
トレッド前/後 | 1295/1300mm |
車両重量 | 670kg |
エンジン | 直3DOHCターボ |
総排気量 | 658cc |
最高出力 | 64ps/6000rpm |
最大トルク | 10.2kg m/3000rpm |
JC08モード燃費 | 23.0km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | トーションビーム |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ドラム |
タイヤ前後 | 165/55R15 |
価格
スズキ アルトワークス | 150万9840円~161万7840円(全グレード) |
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