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更新日:2018.10.28 / 掲載日:2015.10.13
【マツダ】ロードスターが「マニュアル オブ ザ イヤー2015」を受賞
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
マツダとマツダの子会社「マツダエース」が共同制作した新型「ロードスター」の電子取扱説明書が「日本マニュアルコンテスト2015」で「マニュアル オブ ザ イヤー 2015」を受賞した。「電子マニュアル部門賞」、「最終審査委員特別賞」、「デザイン賞」も同時受賞している。
5月21日に発売されたロードスターの電子取扱説明書では、インターネットを通じてクルマの使用方法やメンテナンス方法などを確認できる。調べたい部位から検索する「ビジュアル検索」、利用シーンから検索する「シーン検索」、一般的な単語からも検索可能な「キーワード検索」など多彩な検索機能を搭載するほか、動画による説明も充実させている。
対応する端末はパソコン、タブレット、スマートフォンなど幅広く、画面サイズに合わせてレイアウトが自動的に変更される「レスポンシブデザイン」を採用しているため、見やすく使いやすいのが特徴。
受賞に際し、審査委員は次のように評価した。
「読むこと、見ること、使うことが“喜び”になるマニュアル。冊子マニュアルとの併存というアドバンテージを考慮しながらも、WEB・マルチメディア特性を最大限に活用し、画面デザイン、説明内容の表現、操作方法のいずれからも“ワクワク”を感じ取ることができる点は評価に値する。
検索機能はとくに秀逸。ユーザーが“直観的に探せる”をコンセプトにしながら、電子マニュアルらしさを適切かつ最大限に発揮している。
レスポンシブデザイン、ストリーミング動画とGIFの使い分けなどを含め、今後の電子マニュアルの“標準”ともいえる形が実現されている。まさにマニュアル オブ ザ イヤーに相応しい仕上がり」
日本マニュアルコンテストは、一般財団法人 テクニカルコミュニケーター協会が主催、消費者庁および国民生活センターの後援により実施されている日本で唯一のマニュアルのコンテスト。マツダとマツダエースが制作するマニュアルのマニュアル オブ ザ イヤー獲得は、1991年のマニュアル オブ ザ イヤー創設以来はじめて。
マツダとマツダエースは、今後、電子取扱説明書を「マツダ CX-5」以降の新世代商品に順次展開していく。