中古車購入
更新日:2025.11.22 / 掲載日:2025.11.22
実は冬こそオープンカー。装備充実で快適なおすすめモデル5選

ここ最近は気温が一段と下がり、冬の到来を感じさせる。しかし、こんな季節こそオープンカーが快適なシーズンというのをご存知だろうか。その理由は、春は花粉が飛散するからNG。夏は強烈な暑さと紫外線が降り注ぐためオープンドライブは過酷な修行のようなもの。しかし、気温と紫外線量が下がった秋~冬は、オープンカーに最も適したシーズンなのだ。最近のオープンカーはシートヒーターやエアコンが優秀なので、オープンにしても室内は暖かくて快適。今年の冬、露天風呂気分が味わえるオープンカーデビューをするのはどうだろうか? 今回は冬の快適装備にこだわった特選5モデルをピックアップしてみた。

速い車や多人数で乗れる車、荷物の沢山詰める車、山道も走れるタフな車、思わず見とれてしまうかっこいい車など、中古車選びは、用途やライフステージによって選択肢も大きく変わる。年代も価格もまちまちでどれにすべきか、なかなか絞り込めないもの……。
ここでは、そんな悩ましい中古車選びのヒントとなるようなコンテンツをご提案! 価格やシーン、あるいはデザインなど、様々な切り口から、グーネットマガジン編集部が厳選したおすすめの中古車をご紹介します!
No.1【BMW Z4(2代目/E89)】オープンカー専用エアコン搭載!冬でも快適な2シーター

最初に紹介するのは、2009年4月に発表されたBMW Z4(2代目)。初代はソフトトップを採用していたが、この世代からリトラクタブル式のハードトップを導入したのがトピック。真夏の炎天下から真冬の降雪まで、どんな環境でも快適に走れるのが先代にはない魅力だ。それは屋根をオープンにしても変わらない。空調にはオートマチック・エアコンディショナーが採用され、屋根を開いているとオープンエアモードに切り替わる。この便利アイテムは、外気温や太陽光の強さ、車速を検知して最適な設定に調整してくれるから、寒空のドライブも快適そのもの。エンジンは2.0L 直4、2.5L/3.0L 直6と幅広く、好みに応じたクルマ選びができるのも嬉しい。
中古車価格帯:100万円~370万円
中古車平均価格:173万円(2025年11月14日現在)

発売時の新車価格帯は523万円~695万円だったが、現在はその半額以下まで価格が下がり、非常に買いやすい状況。中古車平均価格は173万円なので、200万円の予算があれば幅広く選べる。グレードは、最上級の「sDrive35i」はやや少なめ。同じ6気筒なら2.5Lの「sDrive23i」、2.0L 直4の「sDrive20i」が探しやすいだろう。ただし、以前と比べて物件は減少傾向にある。ねらい目の中古車があれば、早めに検討するのがよい。
メーカー:BMW/車種:Z4/【絞り込み条件】ボディタイプ:オープン、モデル・グレード:E89
No.2【メルセデス・ベンツ SLC(R172)】エアスカーフとエアガイドで極上のオープンドライブを

2016年6月に発表されたメルセデスのオープン2シーターがSLC。それ以前にSLKというモデルがあったが、SLCはその改良モデルである。初代SLKから続く電動開閉式ハードトップ「バリオルーフ」を採用し、全天候型オープンカーとして人気のある1台。SLCは、曲線的なボディラインを採用し、SLKと比べてさらに魅力を高めている。装備面では、エアスカーフとエアガイドを装備するのが最大のトピック。前者は、ヘッドレストに設けられたエアダクトから温風を出せるもので、凍てつく冬空でも首元を温かな空気で包んでくれる。後者は、オープン走行時の風の巻き込みを遮断するという優れモノ。また、SLCではリアクォーターガラスの開閉機能が追加され、快適なドライブを約束してくれる。
中古車価格帯:210万円~450万円
中古車平均価格:300万円(2025年11月14日現在)

すでに生産終了しているモデルだが、プレミア価格にはならず手頃な価格で推移している。概ね300万円の予算で幅広い物件にリーチできるはず。ただし物件数そのものはZ4と比べると控えめなので、探す場合はマイナーチェンジ前(SLK)も視野に入れるとよい。なお、エアスカーフが標準装備されるのは 「SLC 200 スポーツ」と「メルセデスAMG SLC 43」のみ。エアガイドは「SLC 180 スポーツ」以上のグレードに標準装備となるが、エントリーモデル「SLC 180」はオプション扱いとなるので購入の際は注意しよう。
メーカー:メルセデス・ベンツ/車種:SLC/【絞り込み条件】ボディタイプ:オープン、モデル・グレード:R172
No.3【アウディ TTロードスター(3代目/FV)】4WD(クワトロ)ならば雪が降っても安心!

オープンカーと雪道の相性は最悪と思うひとが多いかもしれない。特に後輪駆動車で滑りやすい路面を走る場合は、リラックスして走るのは難しい。そんな不安を吹き飛ばしてくれるのが、アウディ TTロードスターだ。駆動方式は4WDだから雪道でも安定した走行が可能。Z4やSLCとは異なりソフトトップを採用するが、クローズドの時の静粛性は十分に優秀。時速50km以下の速度であれば、走行中でもトップの開閉ができるので、市街地を流している時だけオープンに……なんて使い方も可能なのだ。パワートレインは、2.0L 直4ターボを搭載し、最高出力は230馬力。3代目はよりスポーツカーらしい走りを手に入れたので、積極的にスポーツドライブを楽しみたいユーザーにもおすすめ。
中古車価格帯:180万円~400万円
中古車平均価格:340万円(2025年11月14日現在)

2023年に生産終了したアウディTTシリーズ。TTロードスターはクーペよりも物件が少なく、やや探しにくいのが難点。現在は100万円台後半の予算から購入できるが、極端な値下がりはあまり期待できない。むしろコンディションのよい物件が残っている今が買い時。比較的新しいモデルゆえ相場も高めだが、ほしいひとは早めに検討したい。
メーカー:アウディ/車種:TTロードスター/【絞り込み条件】ボディタイプ:オープン、モデル・グレード:FV
No.4【レンジローバー イヴォークコンバーチブル】SUV × オープンカーというレアなクロスオーバー

豪雪地域に住んでいるから本格派4WDじゃないとダメ……とオープンカーライフを諦めているひとに朗報。レンジローバー イヴォークコンバーチブルはSUVなのにオープンドライブを楽しめる希少な1台だ。ルーフはZ型格納式ソフトトップを採用し、センターコンソールのスイッチで簡単に開閉できる。あらゆる状況下で車両を一定の速度で前進または後退できる「オールテレイン・プログレス・コントロール・システム(ATPC)」を標準装備し、ほかのランドローバーと同じく極めて高い悪路走破性を誇るのも魅力となっている。そのほか、風の巻き込みを低減させるウインドディフレクターをオプション装備。冬でも安心かつ快適なオープンドライブを約束してくれる。
中古車価格帯:390万円~650万円
中古車平均価格:495万円(2025年11月14日現在)

コンバーチブルは先代イヴォークをベースとしているが、標準モデルと比べて相場が高い。標準のイヴォークは100万円台で購入可能だが、コンバーチブルは中古車平均価格が500万円に近い。新車時価格が765万円だったことを考えると、高値をキープしてお買い得感は低め。また物件数が少なく、中古車市場でも希少性が高いのでやや探しにくいのが難点だ。それでもこのクルマには前述のネガを補って余りある魅力がある。
メーカー:ランドローバー/車種:レンジローバーイヴォークコンバーチブル/【絞り込み条件】ボディタイプ:オープン、モデル・グレード:LV
No.5【レクサス ISコンバーチブル(20系)】シートヒーターでぽかぽか快適ドライブ

最後に紹介するのは、2009年5月に発表されたレクサスISコンバーチブル。スポーティセダンのISをベースに、電動開閉式メタルトップを採用したフル4シーターのオープンである。大人4人が快適に過ごせるスペースが確保されるので、ファミリーカーとして使えるのが最大の魅力。それでいながら、わずか20秒で簡単に屋根を開閉できるので気ままなオープンドライブを楽しめる。また、左右独立温度調整オートエアコンやシートヒーターが標準装備されるため、寒い冬でも心強い。パワートレインは、当初は2.5L V6(IS250C)のみだったが、後に3.5L V6(IS350C)も追加されている。
中古車価格帯:160万円~320万円
中古車平均価格:180万円(2025年11月14日現在)

2009年発売時の新車価格帯は495万円~と高額だったが、順当に価格が下がって現在は100万円台の物件も目立つ。オープンカーゆえ物件が少ないかと思いがちだが、意外と市場に流通しているのも特徴。また、スポーツカーではないので激しく走った車両は少なく、全体的に良コンディションのものが目立つ。プレミアムブランドのオープンカーがこの価格であれば、十分“買い”といえるモデルだ。
メーカー:レクサス/車種:IS250C/【絞り込み条件】ボディタイプ:オープン
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