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更新日:2015.04.01 / 掲載日:2015.03.27
【ランドローバー】レンジローバー・スポーツの2016年モデル発表

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
ランドローバーが、「レンジローバー・スポーツ」の2016年モデルを発表した。ラインナップには、ハイパフォーマンスモデルである新型「HST」も登場。HSTは、4月1日(水)から12日(日)に開催される「ニューヨークモーターショー」でワールドプレミア公開が予定されている。
HSTには、最高出力従来比40psアップの380psを発生させる改良型の3.0L V6エンジンを搭載し、シャープなレスポンスを実現する独自のシャシー・セッティングを採用。内外装にも専用デザインや装備が用意されている。
エクステリアのテーマは、ブラック。ヘッドライトとテールランプは、従来グレードのオプションパッケージ「ステルスパック」に採用されている非反射の表面加工を施したタイプで、「サントリーニ・ブラック」のコントラストルーフ、新設計のスポイラーが力強い存在感を放つ。ボンネットとフロントウィング・ベント、グリル、フォグランプ・ベゼル前後の「Range Rover」のレタリングはグロスブラック仕上げで、ロア・ドアパネルとバンパー細部に追加ベントも装着している。
専用デザインの21インチアロイホイールはダークグレイのサテン仕上げで、改良版ブレーキの赤いキャリパーとのコントラストも美しい。オプションで22インチのステルス・アロイホイールを選択することも可能。
インテリアには、一部にオックスフォード・レザーを採用したデュオトーンのシート、全面エボニーのドアトリムとセンターコンソールなどを装備。ステアリングホイールにはノーブルクローム仕上げのパドルシフトを備えている。
その他のレンジローバー・スポーツの2016年モデルにも、改良が加えられている。「SDV8」のディーゼル仕様車にアイドリングストップ機能を追加し、「SDV6 ハイブリッド」ではCO2排出量を169g/kmから164kg/kmに低減させてEURO6排出ガス機能に対応。また、オフロード走破能力を強化するため、あらゆる地形に対応するよう設計された「ATPC(All Terrain Progress Control:オール・テレイン・プログレス・コントロール)」を全グレードに標準装備するほか、停車してドアを開けたときに自動的に車高を下げる新技術「オートマチック・アクセス・ハイト」も標準で搭載する。
なお、日本への導入時期や仕様、価格などは現時点では未定。
仔牛の革をなめして作られる希少なオックスフォードレザーがふんだんに使われた贅沢なインテリア。
パワーはもちろん、鋭いレスポンスが魅力の3.0L V6エンジンを搭載するハイパフォーマンスモデル「HST」。
フロント同様、リアエンドにも「ブラック」をテーマとしたこだわりの変更がディテールに加えられている。