日産 「ノート オーラ NISMO」をマイナーチェンジ 新たに4WD車を設定【動画あり】

　日産は7月18日、6月にマイナーチェンジをして発売を開始した、プレミアムコンパクトカーの「ノート オーラ」をベースにした「ノート オーラ NISMO（オーラ NISMO）」を、同日より発売すると発表した。全国希望小売価格は、3,072,300円（消費税込）から。

　オーラ NISMOは「駿足の電動シティレーサー」を商品コンセプトに開発。NISMOロードカーが目指す「より速く、気持ち良く、安心して走れる車」という思想に基づく、レース技術のノウハウを活かした専用チューニングによる走行性能の高さや、空力性能とデザイン性が両立したスタイリングなどがユーザーから支持を得ている。

　今回のマイナーチェンジでは、商品コンセプトをさらに昇華させるため、NISMO専用チューニングの「NISMO tuned e-POWER 4WD」を新たに設定。「オーラ NISMO」初となる4WDモデルは、リアモーターの出力・トルクを向上させ、前後の駆動配分などに専用チューニングを施した。これにより、旋回性能を向上させ、雨天や雪道などの滑りやすい路面においても高いライントレース性を実現している。

　また、ステアリング操作に対する応答の正確性を向上させ、少ない操舵でより速くクルマの向きの変更を可能にし、コーナーリングで外に膨らまず、安心感のある旋回加速が可能になっている。

　強度を確保しながら軽量化を図った「NISMO tuned e-POWER 4WD」専用デザインのアルミホイールは、ホイールハウスの内圧を低減し、走行中にダウンフォースを発生させるなど、走行性能と空力性能の両方に貢献する機能的なデザインが採用された。

　「NISMO tuned e-POWER 4WD」の設定に伴い、電動4WDの先進性と、高い空力性能を直感的に感じることができるデザインを採用。NISMO専用のフロントグリルは、冷却性能と空気抵抗の低減を両立するフラッシュタイプのデザインとし、ボディとの一体感を高めた。

　グリル表面に施された硬質でモダンな印象のクリスタル・カットデザインは、光の移ろいによって煌めく光沢感を実現。両端部に配されたエアスプリッターは、ボディサイドからの風を理想的に剥離し、エッジが重なって見えるレイヤード・ディフィーザーは床下からの風をきれいに流す形状になっており、空気抵抗の低減に寄与している。

　ボディカラーは、NISMOロードカー共通のコミュニケーションカラーである「NISMOステルスグレー」をベースとした2トーンカラーをはじめ、全7色を用意する。

　運転席の標準シートにパワーシートを標準装備するとともに、メーカーオプションにはスポーティーさを求めるユーザー向けに、高いホールド性を持ちながら体圧分散に優れた「NISMO専用チューニングRECAROスポーツシート」を採用。パワーリクライニング機能を搭載し、操作性の向上を図っている。さらに、ベースモデルの「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」を新たにオプションとして選択することができる。

車両概要＆全国希望小売価格

日産 公式HP：
http://www.nissan.co.jp/

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2024.06.13