車のエンタメ
更新日:2019.06.10 / 掲載日:2016.11.22
これが、世界の防弾車両の最新トレンドと驚きのプライスだ!

お金や権力を手に入れれば入れるほど、心配しなきゃいけなくなることも増えるもの。落語にも、宝くじで大金を当てた男の気苦労を題材にした『水屋の富』という演目があるぐらいです。
大富豪や国を動かすような権力者ともなると、クルマでの移動中に命を狙われることもしばしば、なんでしょうか。ものすごーーく豪華で、ものすごーーーく頑丈な防弾車や装甲車が庶民には理解しがたい高額で販売されたりしています。
どんなクルマがあるのか、「高額アーマード・カー」のベスト10から数台をピックアップして見てみましょう。


10位にラインナップされたのはレクサス「LS 460L」で、お値段は30万ドル(約3200万円/2016年11月14日現在の為替相場で換算:以下同)。



6位と1000ドル(約10万円)の僅差で5位に入ったのは、カナダのINKAS社が製造した装甲兵員輸送車「ヒューロンAPC」。63万ドル(約6700万円)。ルーフには機関銃も装備しています。


4位はアウディ「A8 セキュリティ」の70万ドル(約7450万円)。3位はINKASがメルセデス・ベンツの「G63 AMG」をベースに仕上げたモデルで、一桁あがって100万ドル(約1億1000万円)。ちなみにAMG、現在のブランド名は「メルセデスAMG」となっています。カタログ写真に写っている男性もいかにも屈強な軍人あがりって雰囲気です。


1位と2位は、いずれも150万ドル(約1億6000万円)で10位のレクサスの約5倍の価格。アメリカ大統領専用車として知られる「キャデラック・ワン(通称:ザ・ビースト)」、そしてロシアの装甲車メーカー、ダーツ社の「コンバットT98」。値段は同じでも方向性はずいぶんとちがいますね。