新車試乗レポート
                    
          更新日:2018.10.28  /  掲載日:2009.02.10      
ホンダ ライフ ディーバ 試乗レポート
- ホンダ ライフ ディーバ 試乗レポート   - 試乗 
 【フルモデルチェンジ】
 発表・発売/2008年11月6日・11月7日
 文:竹岡 圭 写真:原田 淳
  
■ホンダファンも納得のスポーティでスパルタンな走り
グレードを分けて登場したことで、今回は最初からスポーティグレードであるディーバモデルが設定されることとなった。軽といえども「ホンダ=走りの元気さ」という、ファンにはうれしいキャラクターだ。
■ドライビング/ユーティリティ
 スポーティモデルということで、エクステリアは勇ましく仕上がっていて、とくにターボモデルは最近では珍しくフードの膨らみも残されている。そして見た目だけでなく、操安性にも差が付けられている。足まわりはディーバ専用の14インチタイヤになっているし、パワステのステアフィールも変えられている。
 その乗り味、ハンドリングはより穏やかな方向へ振られているので始終安定志向ではあるのだが、乗り心地はかなりスパルタン。ついつい踏みたくなってしまうほど、元気のよさで定評のあるパワートレインに合わせたかのように、かなり締まった味付けになっている。高速のロングドライブとなると、もう少ししなやかさがほしい印象だ。
 しかしそんな自分を抑制してくれるかのように、時代に合わせたエコ機能もきちんと盛り込まれている。目立つうえにわかりやすいエコランプがメーター内に設定されていて、楽しみつつもエコドライブをフォロー。シチュエーションに合わせた走りができるのである。
 そう言えるのは、室内がどんなときでも快適だからだ。シートの座り心地がホンワカしていてサポート力はバッチリ、また周囲を見渡すと手に届く範囲に必要なものがあるといった感じで居心地がイイ。とくに収納スペースを腰上と腰下に分けたことが効いていて、カップホルダーは足もとには置かないなど、細かい配慮が伝わってくるのである。オールマイティ性の高さはきちんと受け継がれたようだ。
■インテリア/エクステリア写真[1]
  - ブラックでコーディネートすることで、スポーティさをアピールしたインパネ。ダッシュボードが広く、ひとクラス上のクルマに感じさせられる。小物入れも豊富で便利。 
  - フンワカした座り心地のわりにはサポート力も高い優秀なシート。背もたれ角度の調整量がもう少しほしいところ。 
  - 日常での扱いやすさにこだわって4ATを採用。ストレートタイプで扱いやすく、位置もゲートの節度感も文句ナシ。 
■インテリア/エクステリア写真[2]
  - 直3・i-DSIエンジンのNAとターボを用意するが、ディーバらしいのはターボ。しかしNAでも十分元気。扱いやすい4ATとの組み合わせ。 
  - ディーバはすべて165/55R14タイヤを履く。フロントスタビライザーも装着されていることもあり、ハンドリングはしっかり。 
  - スタイリッシュパッケージにはディスチャージ式ヘッドライトやテールゲートスポイラーが標準装備となり、スタイリッシュな力強さが特徴となっている。 
ライフ・ディーバターボ・スタイリッシュパッケージ(4AT)主要諸元
| 全長×全幅×全高 | 3395×1475×1610mm | 
|---|---|
| ホイールベース | 2420mm | 
| トレッド前/後 | 1295/1290mm | 
| 車両重量 | 860kg | 
| エンジン | 直3SOHCターボ | 
| 総排気量 | 658cc | 
| 最高出力 | 64ps/6000rpm | 
| 最大トルク | 9.5kg m/4000rpm | 
| 10・15モード燃費 | 19.6km/L | 
| サスペンション前/後 | ストラット/トーションビーム | 
| ブレーキ前後 | Vディスク/L&Tドラム | 
| タイヤ前後 | 165/55R14 | 
全国メーカー希望小売り価格
| 126万~168万円 | 
 
		 
				 
			
			 
						
 
						 
						 
						 
						 
                                                 
						 
						 
						 
						 
						 
						 
						

 
               
          