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更新日:2020.04.06 / 掲載日:2009.11.20
ホンダ ステップワゴン 新車紹介
ホンダ ステップワゴン 新車紹介
紹介
【フルモデルチェンジ】
発表・発売/2009年10月9日
本田技研工業/0120-112010
文●諸星陽一 写真●森山良雄
■ホンダのミドルサイズミニバンが4代目にバトンタッチ
■メカニズム/ユーティリティ
基本的なプラットフォームは先代モデルから受け継いだもので、ホイールベースも同寸の2855mm。全長は50mm延長され4690mmとなった。全幅は5ナンバーに収まる1695mmで、全高は45mmアップされ1815mmとハイト化された。
搭載されるエンジンはSOHCの2Lで、最高出力は従来比5psダウンの150ps。最高出力は落とされているが、トルクはほぼ全域にわたって向上。CVTとの組み合わせ、電動パワステやブレーキパッドのリターンスプリングの採用など、各種の燃費向上策のかいあってFF標準モデルの10・15モード燃費は14.2km/Lを達成している。
シートレイアウトは前から2-3-3名の8名定員で、標準はセカンドシートが6対4分割のタンブルタイプ。オプションとして6対4分割のチップアップシートも用意される。
今回の新型ステップワゴンの最大の売りと言えるのが、サードシートを床下収納方式としたこと。定員乗車時には床下収納庫として使えるスペースに、サードシートを反転収納できる。
今回のステップワゴンにも従来どおりエアロモデルのスパーダを設定。スパーダにはアクセサリーランプ内蔵のグリルやリヤスポイラーなどが標準装備となる。
■インテリア/エクステリア写真[1]
シンプルで見やすいインパネデザインを採用。メーカーオプションナビは2タイプを用意し、多くのニーズに対応している。
運転席のアームレストは全車標準装備。Gグレード以外は助手席アームレストも標準で装備される。
標準タイプとなるタンブル式セカンドシート。チップアップ式が選べるのはG・Lパッケージ、L、スパーダS、スパーダZ。
■インテリア/エクステリア写真[2]
サードシートを床下収納した状態。最後部に見える赤いストラップを引っかけて、シートをロックする。
開発最終段階になって、バランサー廃止を決断。大きく燃費を向上させることに成功したエンジン。振動面はボディ側の性能向上で克服している。
先代に比べてサイドパネルをより垂直にすることで、高いユーティリティ性を実現。
ステップワゴン G(CVT) 主要諸元
全長×全幅×全高 | 4690×1695×1815mm |
---|---|
ホイールベース | 2855mm |
トレッド前後 | 1470/1460mm |
車両重量 | 1600kg |
エンジン | 直4SOHC |
総排気量 | 1997cc |
最高出力 | 150ps/6200rpm |
最大トルク | 19.7kg m/4200rpm |
10・15モード燃費 | 14.2km/L |
サスペンション前後 | ストラット/トーションビーム |
ブレーキ前後 | Vディスク/ディスク |
タイヤ前後 | 195/65R15 |
バリエーション&価格
G | 208万8000円(235万8000円) |
---|---|
G・Lパッケージ | 225万7000円(252万7000円) |
L | 240万8000円(265万8000円) |
Li | 320万8000円(345万8000円) |
スパーダ S | 245万8000円(272万8000円) |
スパーダ Z | 261万8000円(286万8000円) |
スパーダ Zi | 334万8000円(359万8000円) |
()内は4WDの値段