【トヨタ ランドクルーザー70】低走行車を買うならいま!? 70系の相場を徹底チェックの記事詳細

徹底分析中古車相場 [2017.12.21 UP]

【トヨタ ランドクルーザー70】低走行車を買うならいま!? 70系の相場を徹底チェック

ナンバープレートはハメコミ合成です。

ランドクルーザー70って、なにがスゴいの?

 トヨタ ランドクルーザー(通称ランクル)は、1951年の登場以来、世界各国で愛され続けている本格クロスカントリーである。トヨタでは、用途に合わせてヘビーデューティ、ライトデューティ、ステーションワゴンという3つの区分を設けており、現在新車販売されている最新型の200系は、ステーションワゴン区分になる。しかし今回注目したいのは、ヘビーデューティ系の70系バン/ピックアップ。豊富に存在するランクルのバリエーションのなかでも、極めて人気が高いマニア垂涎のモデルである。

 ランクル70がデビューしたのは1984年のこと。ヘビーデューティとは悪路走破をこなせる本格クロスカントリーのことで、ランクルシリーズのなかではとくにオフロードに特化したシリーズである。日本では2004年まで販売されていたが、海外ではいまも現役。その理由は、なんと言ってもクルマが頑丈だから。道路のインフラが整っていない地域では、クルマがスタックしたり故障したりするのは、ドライバーにとって生命に関わる問題である。だから、立派なレザーシートが付いているとか、電子制御満載の快適装備とかは二の次で、クルマにはとにかく確実に目的地に到着できる能力が要求される。また、たとえ壊れても、安価で汎用性の高いパーツで簡単に修理できることも大切。それらに応えるランクル70は、いまでも世界各国(とくに発展途上国)において、なくてはならないクルマなのだ。そしてそんな無骨さと極めて高いオフロード性能がクルマファンの間で評価され、日本においても需要の高い1台となっている。

 2014年8月、ランクル70はデビュー30周年を迎えると同時に、国内で再販されるという驚きのニュースが流れた。2015年6月末までの期間限定販売で、生粋のランクルファンによる注文が殺到。発表日からわずか1カ月で3600台も受注されたという。でも、販売価格は350万円~360万円と決して安くはなく、ミッションは5速MT、JC08モード燃費は6.6km/L(しかもハイオクガソリン仕様!)と、いまの基準で考えると、ほしいけどなかなか手が出せないな……と嘆いたファンも多かった。それから3年が経ったいま、中古車相場がどうなっているか、気になるひとも多いのでは? そこで、ランクル70の中古車相場を今一度チェックしてみたのでお伝えしよう。

復刻版ランクル70の現在の相場はどうなってる?

 2014年に復刻されたランクル70は、バンとピックアップというふたつのボディが用意された。エンジンは4.0L V6(1GR-FE)で、5速MTを組み合わせる。この1GR-FEエンジンは2003年に登場した新しいもので、かつて日本で販売されていた仕様とは異なっている。また、現役時代の丸目ヘッドライトではなく、横長のライトとなっているのも当時販売されていたものと違う。それでもボディは80年代当時のデザインのままだから、ファンにとって復刻版は素直に嬉しいものだった。それを踏まえ、復刻版ランクルの中古車平均価格を見ていこう。

●ランドクルーザー70 バン:356万円
●ランドクルーザー70 ピックアップ:374万円
※中古車平均価格はグーネット2017年10月11日現在のデータによる。

 新車時価格はバンが350万円、ピックアップが360万円だから、なんと中古車平均価格の方が高いことが判明した。ちなみに物件数は前者のほうが後者よりも2倍近く流通している。ただし、これはあくまで中古車平均価格の話。数字は全物件の本体価格の合計を、その台数で割ったものである。じつは、復刻版ランクルにカスタマイズを施して高値で販売しているショップも存在し、このような物件が全体の平均を底上げしている。それでも購入には最低300万円ほどの予算が必要だから、まだまだ高いという印象は否めない。しかし、走行距離がほとんど伸びていないものも多く、いまなら真新しいランクル70が手に入るので悩ましい。

過去に販売されていたランクル70はいまでも買える?

 復刻版は中古車でも高かった。それなら、過去に販売されたモデルはどうだろうか。じつはこちらのほうが物件数は圧倒的に多く、比較的入手しやすい状況。中古車平均価格は242万円で、価格帯は60万円~649万円と幅広くなっている。一部の低走行車にはプレミア価格が設定され、649万円という個体も確認できた(2017年10月11日現在)。しかし、コンディションにこだわらなければ、およそ100万円の予算からねらうことができる。

 走行距離に注目すると、これらのほとんどが10万km以上。でもランクルは、最初に述べたようにラダーフレーム構造を持つ頑丈なクルマだから、きちんと整備してあげれば10万km以上だからダメというわけではない。走行距離と相場は綺麗な相関関係にあり、10万kmを超えたあたりを境に安い個体がたくさん増えてくる一方、それ以下の走行距離では、物件の大半が250万円以上の高額プライスを掲げている。30年以上昔のクルマがいまだこの価格帯にあるというのは驚かされるが、ランクル70はそれほどファンに愛されている証拠でもある。ちなみに復刻版を除く当時の70系は、基本的に全車ディーゼル車(一部の特殊車両にガソリンも設定)。いまのクリーンディーゼルのような静粛性や排ガス性能はないから、そこは購入前に十分留意しておきたい。

ランクル70の価格と年式の分布表はこちら

どんなユーザーにオススメのクルマ?

 ランクル70は特殊な位置づけのクルマ。「70系」という言葉にピンとこないひとは、そもそも対象外だ。このクルマがターゲットにしているのは、根っからのランクルファン。いわゆる指名買いをするもので、燃費とか乗り心地なんかは気にしない心構えが必要になりそう。実際、ちょっと興味があって買ったものの、最近のクルマの燃費や快適さに慣れきった身には辛いと、短期間で手放すユーザーもいる。逆に復刻版は極上コンディションの70系を入手できる大きなチャンスで、これを逃すとおそらく二度と入手できない可能性がある。グーネットにはまだ物件が流通しているが、低走行の個体にこだわるなら早めの購入をオススメする。

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クルマの楽しさを幅広いユーザーに伝えるため、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど 様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。 みなさんの中古車・新車購入の手助けになれればと考えています。

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