輸入車
更新日:2021.09.04 / 掲載日:2021.09.04

アウトドアでも街中でも満足できる輸入車は?【輸入車コンシェルジュ】

輸入車コンシェルジュのメインカット

文●ユニット・コンパス
(掲載されている内容はグーワールド本誌2021年10月号の内容です)
※中古車参考価格はすべてグーネット2021年8月調べ。
※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。

クルマ選びでいちばん大切なのは、購入したクルマが自分にフィットすること。そこでこのコーナーでは、相談者の夢や希望を元に編集部がオススメの輸入車を紹介!夢を実現化できる金額「予算400万円」をキーワードとして、毎回定番から意外性のあるものまで、さまざまな輸入車を提案していきます!

輸入車コンシェルジュに寄せられた相談内容から割り出したチャート図と購入シミュレーション

相談者[Y・Sさん]
45歳/既婚/メーカー勤務
 子育てもほぼ終わり、家族全員で出かける機会が少なくなったという相談者。代わりに週末は友人たちと出かけることが増えてきていて、最近はキャンプや釣りといったアウトドア趣味にハマっているのだとか。通勤でも使うため、あまり趣味車すぎるルックスでなく、街中での使い勝手も求めています。

アウトドアでも街中でも満足できる輸入車は?

 オンでもオフでもディスタンスを意識した生活が求められる昨今。比較的安全なレジャーとしてアウトドア人気が高まっていて、クルマ選びにもその影響が及んできています。
 今回の相談者もそんなひとり。週末のレジャーとしてアウトドア趣味を楽しむ一方で、通勤などにもクルマを使うため、完全なアウトドア志向のクルマではなく、街中での使いやすさも求めています。
 では、アウトドアを楽しめて、街中でも使いやすいクルマとは、いったいどのようなクルマなのか。
 ポイントは最低地上高とボディサイズでしょう。最低地上高とは、地面から車体下部までどれくらいの余裕があるかを表すスペックで、簡単にいうと、最低地上高が高いほど、悪路走破性が高く、アウトドアに向いています。一方でボディサイズが使いやすさにつながるというのは、感覚的にわかりやすいでしょう。輸入車の場合、特に全幅が広いクルマが多いので意識したいところ。
 アウトドアで使うことを考えると、ある程度荷室の大きさが必要。当然、ラゲッジルームも大切なチェックポイントになります。
 では、こうしたチェックポイントを押さえたオススメ輸入車をご紹介しましょう。

【メルセデス・ベンツ GLC】これぞメルセデスが作ったSUV オンオフ問わない万能モデル

メルセデス・ベンツ GLCのイメージ

 アウトドアを快適にこなせる最低地上高をはじめとするポテンシャルに加えて、日常生活を豊かにしてくれる快適性、使いやすさ。そして、さらに輸入車ならではのブランド価値を備えているのがメルセデス・ベンツのGLCでしょう。
 CクラスがSクラスの魅力をコンパクトなボディに凝縮しているように、GLCにはGLシリーズのよさがしっかりと受け継がれています。その魅力とは、重厚感のあるルックスとそれに見合った落ち着きのある乗り味。街中ではパワフルなパワートレインによって軽快に、高速ではまるでクルーザーのようにゆったりと走ることができます。
 パッケージングも優秀で、キャビンにはメルセデスらしい上質感があり、ラゲッジルームは想像以上にたくさんの荷物を飲み込んでくれます。まさに高級SUVの王道。オンでもオフでも大満足間違いなし。
 現行モデルゆえに中古車相場は高値安定傾向でしたが、マイナーチェンジの影響で徐々に相場も下がってきました。

2016年 メルセデス・ベンツ GLC 250 4MATICスポーツ(9速AT) ●全長×全幅×全高:4670×1890×1645mm ●ホイールベース:2875mm ●車両重量:1830kg ●エンジン:直4DOHCターボ ●排気量:1991cc ●最高出力:211ps/5500rpm ●最大トルク:35.7kgm/1200-4000rpm ●中古車参考価格:310万円~760万円(16年~21年 GLC AMGを除く)

【アウディ A4 オールロードクワトロ】アウディの洗練はそのままに悪路走破性を手に入れた

アウディ A4 オールロードクワトロの走行シーン

 クールなイメージのアウディにおいて、オールロードクワトロは、アウトドアユースを売りにするめずらしい1台。ベースとなっているのはA4アバントで、さらに最低地上高を引き上げ、下まわりには樹脂製のプロテクターを装着。A4の洗練された走行フィーリングはそのままに、活躍のフィールドが広がっている。

2016年 アウディ A4オールロードクワトロ(7速AT・Sトロニック) ●全長×全幅×全高:4750×1840×1490mm ●ホイールベース:2820mm ●車両重量:1680kg ●エンジン:直4DOHCターボ ●排気量:1984cc ●最高出力:252ps/5000-6000rpm ●最大トルク:37.7kgm/1600-4500rpm ●中古車参考価格:270万円~520万円(16年~21年 A4オールロードクワトロ 全グレード)

  • アウディ A4 オールロードクワトロのリアからの走行シーン

  • アウディ A4 オールロードクワトロの運転席

【ランドローバー ディスカバリー スポーツ】3列シートだから、いざという時はミニバン的にも使えます

ランドローバー ディスカバリー スポーツの外観

 高級SUV専門メーカーであるランドローバー。そのなかでディスカバリースポーツは、オールラウンダー的なキャラクターを持つ3列シート仕様となっています。定評あるオフ性能はもちろん、メカニズムの多くをイヴォークと共有していることもあって、オンロードでの振る舞いも上質。満足度の高い1台。

2015年 ランドローバー ディスカバリー スポーツ HSE(9速AT) ●全長×全幅×全高:4610×1895×1725mm ●ホイールベース:2740mm ●車両重量:1920kg ●エンジン:直4DOHCターボ ●排気量:1998cc ●最高出力:240ps/5500rpm ●最大トルク:34.7kgm/1750rpm ●中古車参考価格:275万円~600万円(14年~21年 ディスカバリー スポーツ 全グレード)

  • ランドローバー ディスカバリー スポーツのリアカット

  • ランドローバー ディスカバリー スポーツの運転席

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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