輸入車
更新日:2021.03.09 / 掲載日:2018.09.09

人生を愉しくする気持ち高まるフレンチラグジュアリーをねらう!【輸入車コンシェルジュ】

文●ユニット・コンパス
(掲載されている内容はグーワールド本誌2018年10月号の内容です)
※中古車参考価格はすべてグーネット2018年8月調べ。
※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。


クルマ選びでいちばん大切なのは、購入したクルマが自分にフィットすること。そこでこのコーナーでは、相談者の夢や希望を元に編集部がオススメの輸入車を紹介!夢を実現化できる金額「予算400万円」をキーワードとして、毎回定番から意外性のあるものまで、さまざまな輸入車を提案していきます!

相談者[Y・Fさん]
50歳/建築家/既婚
 今回の相談者Y・Fさんの職業は、建築家。クルマでの移動時間は、発想を切り替え、アイデアを生み出すのにぴったりで、クルマ選びも以前より真剣に行うようになったのだとか。次の愛車に求めるのは、既存人気車種にはない独創性。そして、リラックスできる快適性とのことです。

人生を愉しくする気持ち高まるフレンチラグジュアリーをねらう!

 世の喧騒から切り離され、ひとりだけの空間が作れるということで、クルマでの移動を好むクリエイターは数多くいます。
 今回の相談者であるY・Fさんもそのひとりで、現場から現場へ、そして事務所に向かう車内での時間が、アイデアを生み出すのに大切な役割を果たしているのだと教えてくれました。相談者がこれまで乗ってきたのは国産の中型セダンそしてドイツ製セダンで、乗り心地のよさや静粛性には大いに満足していたものの、次の愛車には、もっと個性的でインスピレーションを与えてくれる刺激を求めているとのこと。
 それと同時に、運転に集中が必要なスポーツカーやホットハッチはちょっと違うという要望も合わせていただいています。
 「脱定番」、「強い個性」で、なおかつスポーツカー的なクルマ以外となれば、これはもうフランス車の出番でしょう。
 芸術や文化を愛する国民性があり、それがクルマづくりにも色濃く反映されているのがフランス車。とくにプレステージ性の高いモデルは独自の世界観を確立していることから、愛好家が多いジャンルです。
 快適性についても、超高速域での安定性を重視するドイツ車に対して、フランス車は街乗りからリラックスできるのも特徴といえるでしょう。
 個性豊かな内外装、低速から気持ちのいい走り味、フレンチラグジュアリーこそ、いままさに相談者が求めている理想の輸入車です。



【シトロエン DS5】伝説の名車にインスパイアされた独創的でスタイリッシュなツアラー

シトロエン DS5

 いまやシトロエンから独立したラグジュアリーブランドとして活動を始めた「DS」。DS5は、まだシトロエンブランドの上級車的な立ち位置で開発されたモデルですが、その精神は、現在の「DS」に繋がっているといえるでしょう。
 1950年代に登場するや世界に衝撃を与えた伝説の名車「DS」にインスパイアされた名称を持つだけあって、DS5はクルマのプロポーションからして個性的です。
 モノフォルムでありながら、そのシルエットはクーペのように流麗。クルマに高い実用性を求めるのはフランス車の伝統ですが、それをスタイリッシュかつ独創的にまとめた手腕は流石のひと言です。
 インテリアにも見どころがあります。「ウォッチストラップ」と名付けられたシートがそれで、表皮の切り返しが、まるで時計のベルトを思わせるデザインになっています。これは最上位グレードに設定された仕様となりますが、市場でも人気が高く、中古車でも比較的探しやすいのが嬉しいところです。

2016年 シトロエン DS5 シック(6速AT) ●全長×全幅×全高:4535×1870×1510mm ●車両重量:1560kg ●エンジン:直4DOHCターボ ●最高出力:165ps /6000rpm ●最大トルク:24.5kgm/1400-3500rpm ●排気量:1598cc ●中古車参考価格:170万円~410万円(12年~18年 全グレード)



【シトロエン C6】希少車で維持費もかかるが唯一無二といえる超個性派

シトロエン C6

 シトロエンの旗艦として設計されたラグジュアリーサルーン。「ハイドロニューマティック・アクティブサスペンション」と呼ばれる油圧式サスを採用し、まるで大海をゆくクルーザーのような鷹揚な乗り味を提供する。現代アートのようなそのスタイリングは、いま見てもまったく新鮮味が失われていない。

2008年 シトロエン C6 エクスクルーシブ(6速AT) ●全長×全幅×全高:4910×1860×1465mm ●車両重量:1820kg ●エンジン:V6DOHC ●最高出力:215ps /6000rpm ●最大トルク:30.5kgm/3750rpm ●排気量:2946cc ●中古車参考価格:140万円~450万円(06年~10年 全グレード)



【プジョー 508 SW】時を経てなお美しいと感じさせる本質的なデザイン性の高さ

プジョー 508 SW

 シトロエンから比べると素っ気なさすら感じさせる内外装ですが、ディテールの美しさを見れば、それが長い期間の愛用に耐えうるシンプルさを目指した結果であることがわかるはず。ディーゼル仕様は重量増を考慮してサス形式をダブルウィッシュボーンに変更。乗り心地も快適そのものです。

2016年 プジョー 508SW GT ブルーHDi(6速AT) ●全長×全幅×全高:4830×1855×1505mm ●車両重量:1700kg ●エンジン:直4DOHCディーゼルターボ ●最高出力:180ps /3750rpm ●最大トルク:40.8kgm/2000rpm ●排気量:1997cc ●中古車参考価格:120万円~340万円(11年~18年 SWのみ)

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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