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更新日:2021.05.18 / 掲載日:2021.05.18
フォード電気自動車SUV「マスタング マッハE」100年前のレースに敬意を表し大陸横断の旅

フォードの電気自動車SUV マスタング マッハEは、「オーシャン・トゥ・オーシャン Reimagined」と題し、現地時間5月17日からアメリカ横断の旅に出発した。
「オーシャン・トゥ・オーシャン Reimagined」50日間、20州の旅

「オーシャン・トゥ・オーシャン Reimagined(Ocean to Ocean Reimagined) 」では、電気自動車であるマスタング マッハEの性能を紹介するとともに、そのスタイルや機能を示す製品体験も行っている。このドライブは17日、ニューヨークのクラシックカークラブマンハッタンでスタート。その後、フロリダ州のアメリア島、ワシントンD.C.、ノースカロライナ州のシャーロット、アトランタ、ラスベガスを経て、シアトルで終了する。50日間の旅程で20州を約6,500マイル走行する予定だ。
始まりは1909年、米国初の大陸横断ロードレース

1909年6月1日、フォード創設者であるヘンリー・フォードは、米国初の大陸横断ロードレース”オーシャン・トゥ・オーシャン”に2台の工場製T型フォードを出場させた。ニューヨークをスタートしたこのレースでは、比較的新しいテクノロジーである自動車の耐久性と能力が試された。そして23日後、4,106マイルの距離を経て、フォードT型2号車はシアトル万博会場のゴールに到着した。そのモデルTを再現した車が、今回2台のSUV「マスタング マッハE」を先導してニューヨークを出発し、シアトルのゴールまでをエスコートする。
フォードのバッテリー電気自動車担当グローバル・ブランド・ディレクターであるジェイソン・カストリアータは、「T型フォードが大衆にモビリティをもたらしてから1世紀以上が経過し、マスタングマッハEは電気自動車にスリルと情熱を与えている。1909年にヘンリー・フォードが共催したオリジナルのオーシャン・トゥ・オーシャンレースのように、この海岸から海岸への旅が、フォードとマスタングの物語の中で、実にユニークで爽快で楽しい章になることを願っている」と述べた。
マスタング マッハEは、12月に米国内での納車が開始され、マスタング マッハE GTおよびマスタング マッハE GT パフォーマンスエディションは、今秋より順次導入予定となっている。