新車値引き情報
更新日:2020.04.25 / 掲載日:2020.04.25

【新車購入】読者から寄せられた値引き自慢

その1 ハスラーから14.2万円引き!

From愛知県

SUZUKI  ハスラー
ハイブリッドX
トータル値引き 14.2万円
値引き率 8.0%

初売りに浮かれて契約していたら
9万円の損。お父さん、ナイスフォロー!


 長女が通勤に使用しているミラ(11年落ち)が3月に車検切れ。その前に買い替えることに。
 キャストやデイズも検討したが本命はハスラー。初売りに期待してスズキの販売店をまわったが、どこも「新型なので5万円引きが限度」と判で押した回答。
 2月に商談を再開。その結果、正規ディーラーが支払い総額178万円、サブディーラーが177万5000円、ハスラーの姉妹車フレアクロスオーバーも177万5000円とほぼ横並び。スズキはいずれも店長さんと直談判したが「これが最大限の値引きです」。
 しかし、ここからが勝負。サブディーラーのセールスさんが一番熱心だったので、最後のひと押しを仕掛けてみた。
X「支払い総額175万円+ガソリン満タンでお願いします。娘が気持ちよくハスラーに乗って通勤できるようにしてやってください」
 なんとかOKが出たので契約。注文書には車両本体から11万1650円引き、付属品3万1350円から3万円引き、ミラの下取り1万円(買い取り専門店ではゼロ査定)となっていた。

値引き採点 4
スズキ同士の争いにマツダを絡めて上手に攻めています。ノリのいいセールスマンに最後の勝負を仕掛けたのも有効でした。ハスラーからこれだけ取れれば文句なしの特上クラスです。


その2 シエンタから28.2万円引き!

From富山県

TOYOTA  シエンタ
ハイブリッドファンベースX(5人)
トータル値引き 28.2万円
値引き率 11.9%

5社からファイナルアンサー
「県内でトップクラスの値引きです」


 狙いはシエンタ。トヨタ5社を一巡する。各店、値引きに対しての「温度差」が明確にあらわれたが、なかでもA店は「他社には負けません」とやる気をみせてきた。
 一週間後、再びA店へ。
セ「他店の数字を教えてください。上司に相談します!」 そこでB店に出向きファイナルアンサーを迫ると、上司に相談。最終的に支払い総額214万円を提示。この数字をC店にぶつけるが、白旗。
 A店に乗り込み、B店の214万円を伝える。すると「店長が本社に掛け合った数字です」といって、212万円を提示。ただし「値引きの言い訳」が必要とのことで10万円分のローンを組んでほしいとの泣きが入る。ガソリン満タンを条件に了解する。最終的な条件は車両本体と付属品7万1830円から28万2378円となっていた。

値引き採点 4
シエンタからこれだけ取れれば文句なしの特上です。全国レベルを意識して採点は4としましたが、トヨタ車のガードが固い、富山県という地域性を考えると「実質的に5」と考えてかまいません。


その3 ヤリスから25.0万円引き!

From静岡県

TOYOTA  ヤリス
ハイブリッドZ
トータル値引き 25.0万円
値引き率 8.4%

お父さん、決めるのはまだ早い!
財務大臣の一声に盛大な拍手を!


 ヤリスを購入しようと、商談を開始。ネッツA店のセールスさんはとても感じが良く「お付き合いがしたい」という気持ちがしっかり伝わってきました。一方、ネッツB店は頼りない感じです。
 2回目の商談で、B店は店長さんが同席しましたが、A店の条件を伝えると「当店ではムリです」と白旗でした。
 ネッツA店と3回目の商談。ここでも店長さんが登場。支払い総額を295万円まで下げてくれたので、「決めよう」と思いましたが、それまで黙っていた妻が「我が家は年金生活なので、もう少し頑張ってください」と一言。店長さんはしばし無言でしたが、最終的に293万円を提示してきたので契約。車両本体値引き13万9850円、付属品38万4560円から11万円引き、10年落ちヴィッツの下取り約4万円となっていました。

値引き採点 5
発売直後のヤリスからここまで取れれば文句なしの特上クラス。下取り額の4万円も半分は実質的な値引きと考えていいでしょう。さらに納車費用のカットも評価して採点は5としました。


その4 フリード+から28.6万円引き!

From埼玉県

HONDA  フリード+
ハイブリッドクロスターホンダセンシング
トータル値引き 28.6万円
値引き率 9.2%


ホンダの販売店は社名に注目!
一文字でも違えば競合が可能!


 フリード+に絞ってホンダのディーラー3店をまわる。
 何気に「店名は『ホンダカーズ』に統一されているけれど、その後に付く名称が違うのはなぜ?」と訊ねると「それぞれが別経営なんです。他の店とは交流がないんですよ」とのこと。何だ、思いっきり競わせていいんだ! 
 最後は一番ノリのよかった店に勝負をかける。
X「フリード+は車中泊仕様にするつもりなので、購入したあとも費用がかかります。だから、もう少し値引きを!」
セ「う~ん……私では判断できません。相談させてください」
 所長決裁にもちこんだ結果、最終的な条件は車両本体から22万6410円引き、付属品27万1150円から6万円引き。なお、これまで乗ってきたプリウス(約10万km)は買い取り専門店に65万円(下取りは30万円)で売却する。

値引き採点 4
最初に「フロアマットやサイドバイザーはネットで買う」と宣言。付属品はナビとETCのみなので中身の濃い値引き条件となっています。合計額が30万円を超えていたら採点は5でした。


その5 マツダ2から11.9万円引き!

From長野県

MAZDA  マツダ2
XDプロアクティブ
トータル値引き 11.9万円
値引き率 5.4%

強気のマツダもヤリスには降参!
ルーレットで1万円をGET!


 本命のマツダ2は噂通りガードが固く、値引きは8万円。15年落ち/車検切れ間近のヴォクシーは予想通りゼロ。
 日を改めてマツダへ。
X「ヤリスは驚異的な燃費です。それに先進の安全装備も充実しているし、価格も安い。マツダ2は相当上乗せしてくれないと買えません」
セ「店長と相談させてください。明日、回答します」
 翌日、3回目の訪問。
 テーブルの上に実印を置いて商談すると「これまで出したことのない条件です」といって、値引き+下取りの合計で14万円引きを提示。さらにキャンペーン中のルーレット(最高3万円の値引き)に挑戦して1万円を獲得。最終的に車両本体から4万8728円引き、付属品13万5520円から7万円引き、下取り4万円の実質15万8728円引きで契約した。

値引き採点 3
ヤリスとの競合が効果をあげています。長野県はマツダが強気な売り方をしてくる傾向があるので、ゼロ査定の下取り額を含めて実質的に15万円引きなら合格と考えていいでしょう。


その6 C-HRから41.9万円引き!

From神奈川県

TOYOTA  C-HR
ハイブリッドG
トータル値引き 41.9万円
値引き率 11.7%

複数の店で交渉することの
大切さを学びました(笑)


 C-HRしか眼中にありません。近所のトヨタA店にて商談。ヴェゼルやCX-30、エクリプス クロス(親族割引あり)との競合を伝えると「めちゃくちゃ頑張る!」といって、いきなり30万円引きを提示。「今日、この場で契約を!」と強く迫ってきました。しかし、私が若い(21歳)せいか、終始タメグチで舐められている気がします。この店では買う気が失せました(笑)。
 後日、トヨタB店に勤めている友人に電話。「C-HRの購入を考えているんだけど……」と相談すると、なんと店長さんが電話に出てきました。
 近所のカフェまで来てもらって商談。当初は10万円引きでしたか、A店とのいきさつを話すと、最終的に車両本体とメーカーオプション/付属品(49万5880円)から41万9200円引きを提示してきたので契約しました。

値引き採点 4
友人の紹介を使う前に、トヨタA店と商談しておいたのが勝因です。獲得した値引き条件は文句なしの特上クラスです。もうひと押しして、値引き率が13%を超えていたら採点は5でした。


その7 スペーシアから15.5万円引き!

From千葉県

SUZUKI  スペーシア
カスタムハイブリッドXS
トータル値引き 15.5万円
値引き率 8.1%

主人は日産、私はスズキ推し。
必殺の「仲違い」作戦が炸裂!


 私はスペーシア、主人はデイズルークスの在庫車を推しているという設定にした。
 スズキA店では値引き4万円で支払い総額は220万円。スズキB店では値引き7万円で215万円。
 いったん引き上げて、自宅にて売り込みの電話を待つが、A店は連絡なし。一方、B店は連絡してきたので、2回目の商談に進む。
X「主人は『安いほうがいい』と、デイズルークスの在庫車を狙っています。正直なところ、予算は180万円くらいです。これに近づけてくれないと、日産になっちゃいます」
 さすがに215万円を180円にするのは厳しいので、付属品を削ったところ、最終的に185万円になったので契約。注文書には車両本体値引き7万8205円、付属品(8万3380円)値引き7万7000円となっていた。

値引き採点 3
X氏シリーズではおなじみの夫婦仲違い作戦が功を奏しています。スペーシアから合計15万円引きなら合格ですが、スズキ同士の争いを伝えて、もうひと押ししてみたかった。


その8 タントから19.8万円引き!

From茨城県

DAIHATSU  タント
カスタムRSセレクション
トータル値引き 19.8万円
値引き率 8.6%

特別仕様車だって同じでしょ!?
荒技「スライド」作戦が奏功!


 必要に迫られてスライドドアの軽を買うことに。狙いはタントカスタムRS。ダイハツはトヨタの子会社なので、付き合いのあるトヨタのディーラーに「タントは扱えますか?」と尋ねると「大丈夫です。お世話になっているので、値引き頑張ります!」といって一発回答19万円超! しかし「近々、RSの特別仕様車が出ます」とのことなので、それを待つことにしました。
 後日、RSセレクションが登場。早速、商談すると「特別仕様車は割安な価格設定となっているので、あまり値引きはできません」とのこと。
 しかし、なんだかんだと交渉すると、前回の値引き条件をそのままスライドしてくれました。最終的な条件は車両本体とメーカーオプション9万9000円/付属品36万668円から19万8068円引きとなっていました。

値引き採点 4
通常モデルを対象に商談を進めて、土壇場で特別仕様車に切り替えるという「スライド」作戦が見事に功を奏しています。タントの特別仕様車からこれだけ取れれば買い得感は大きいと思います。


提供元:月刊自家用車

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