車のエンタメ
更新日:2018.11.10 / 掲載日:2017.05.19
60秒でわかる! フォード製パトカー、59年の変遷
日本のパトカーといえば細部のちがいこそあれ、全国どこでも白と黒で塗りわけられた車体が採用されていますが、アメリカのパトカーはバリエーションが豊富なんです。州や地方政府によってパトカーのカラーやデザインがまったく異なることもあります。
いろんなメーカーの車両が採用されていますが、フォードが自社製のパトカーの変遷をまとめた動画を制作、公開しました。
1950年から2018年に投入されるパトカーまで年代を追ってサイド・スタイリングのイラストを並べています。紙芝居のようにイラストを入れ替えるのではなく、カラーやデザイン、サイズを少しずつ変化させるアニメーションに、ポイントの説明を加えたもので、これがとにかくわかりやすいのです。
フォード製パトカーの初代モデルは、1950年の「メインライン」。黒い車体に「POLICE」という文字だけが入ったシンプルなデザインだったのですね。別なバージョンもあったみたいです。
ホワイトリボンタイヤを装着したミントカラーのポリスカーも。「STATE POLICE」の文字を消して乗りたくなっちゃうくらい素敵なデザインですね。
全長がグッと長く、車高も低くなったのは1971年「ギャラクシー」。こちらにもいろいろなカラーバリエーションがあったようです。ところで、燃料噴射はまだキャブレター式です。
1998年、新型「クラウンビクトリア」。ボディに丸みが出て、ホイールのデザインが細かくなっています。最高時速は150MPH(約241ki/h)!
2013年の「トーラス・インターセプター セダン」になると、それまで水平基調だったサイドウインドウが後ろ上がりに。4WD、ブラインドスポット警告、リヤビューカメラも採用されています。
そして、2018年に導入が予定されているのは、警察車両として初のハイブリッド車。燃料にかかるコストも大幅に軽減できると期待されているようです。
年代が一気に飛んでいるところがありますし、全モデルを網羅しているわけではなさそうですが、変遷の大まかな流れがつかめるおもしろい動画でした。ちなみに、グーネットでは、以前、同じ手法でポルシェ「911」の進化を比較した動画をご紹介したことがあります。今回の動画を「おもしろい!」と感じた方は、そちらもぜひご覧くださいね!
名車の進化をイラストで比較 ポルシェ「911」が1分でわかる動画!