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更新日:2019.12.16 / 掲載日:2019.12.16
ホンダレジェンドのおすすめの中古車をまとめてみた
グーネット編集チーム
レジェンドは、高性能・高品質を謳うホンダのフラッグシップFFセダンとして開発され、1985年10月に誕生しました。
ノーブルなセダンボディながら、前後にブリスター形状のフェンダーを備え、徹底的に空力特性を追求したエアロダイナミクスボディをまとい、静粛性の高い2.0L/2.5L V型6気筒エンジンを搭載しています。
ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションとフリクションを大幅に低減したRFストラット式リヤサスペンションなどを採用し、華々しいデビューを飾りました。
肌触りの良い高級モケットシートや天然銘木を使用としたインテリアに加え、静粛性の高いキャビン性能など、フラッグシップモデルに相応しいラグジュアリーな室内空間が特徴です。
1987年2月には、2.7L V型6気筒エンジンや4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを搭載した、煌びやかな2ドアハードトップモデルが追加されました。
また、国産初のSRSエアバッグシステムやTRC(トラクションコントロール)の搭載やターボラグを感じさせないレスポンスの良さが特徴のウィングターボを2.0Lモデルに採用されています。
1990年にフルモデルチェンジを受けた2代目モデルでは、国内初の助手席SRSエアバッグシステムの搭載やアンチロックブレーキなど先進の安全装備を施し、より存在感のある大柄なボディとなっています。ロングホイールベース化や排気量の拡大とともに、居住性の大幅な向上が図られています。
加えて、3次元曲面加工が施されたウォールナットコンソールパネルなどが採用され、高級感あふれるモダンなインテリアも大きな話題となりました。
国内初の300psカーとなった4代目モデルでは、圧倒的な直進安定性や操舵性能、世界初となる四輪駆動の自在制御システム「SH-AWD(Super Handling All-Wheel-Drive)」をはじめ、夜間走行時の歩行者を感知する「インテリジェント・ナイトビジョンシステム」の搭載など、革新的なモデルとして知られます。
約2年半のインターバルの後リリースされた、2015年に登場した5代目モデルでは、直噴型i-VTEC 3.5L V型エンジンに独自の3モーターハイブリッドを組み合わせた「SPORT HYBRID SH-AWD(SPORT HYBRID Super Handling All-Wheel-Drive:スポーツ・ハイブリッド・スーパーハンドリング・オール・ホイール・ドライブ)」をパワートレインに採用しています。
このエンジンによってダイナミックな動力性能と優れた省燃費性能を両立したフラッグシップスポーツセダンとして位置づけられます。
ここではレジェンドの中古車の中から人気の高いおすすめグレードや、中古車を探す際に押さえておきたいおすすめの装備、レジェンドのライバルとなるおすすめの車種などを紹介します。
レジェンドの特徴・どんな方におすすめなのか
【レジェンドの特徴】
・重厚で躍動感あふれる流麗なスタイリング
・素材の質感や触感に拘った上質なインテリア
・静粛性に優れ、足を組めるほどの余裕のある広々とした室内空間
・徹底した遮音・制振処理を施し、最上のホスピタリティを提供
・直噴3.5L V型6気筒エンジン+3モーターハイブリッドシステム
・ダンピングの効いた重厚な乗り心地
・JC08モード燃費16.8km/Lの優れた省燃費性能と環境性能を実現
・左右駆動輪のトルク配分を最適にコントロールする先進の4WD機構を備え、優れたハンドリング性能とスタビリティの高い走行安定性を実現
・世界のトップオーディオブランド「KRELL(クレル)」社製のハイクオリティサウンドシステム
・先進の運転システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」をはじめ、充実した安全装備を搭載
【レジェンドはこんな方におすすめ】
1985年の誕生以来、存在感のある先進のスタイリングをはじめ、余裕のある動力性能や静粛性に優れる広々とした室内空間に加え、世界トップレベルの安全性能など、常に上質で心地の良いホスピタリティを提供するホンダのフラッグシップセダンとして、進化を続けています。
後席の居住性はもちろん、乗員の誰もがリラックスして快適に移動できる安心感の高いキャビン性能を備えています。
パーソナルな用途から高速道路を使用したビジネスエクスプレスとしての用途まで、質の高いラグジュアリーな移動空間を提供します。
卓越した動力性能やハンドリング性能を備え、週末や休日にはスポーティドライブを楽しむ上質なライフスタイルを送る方々におすすめのモデルです。
レジェンドの人気車種・おすすめグレード
グーネット編集チーム
レジェンドの中古車の中から人気の高いおすすめグレードを世代ごとに紹介します。
ここでは、2012年まで販売された4代目モデルを取り上げます。
4代目 ホンダ レジェンド KB2系(2004年~2012年)のおすすめ人気車種・グレード
ホンダ レジェンド(LEGEND)レジェンド(2010年10月モデル)
乗車人員:5名
駆動方式:フルタイム4WD
タイヤサイズ:(前)245/45R18 96Y(後)245/45R18 96Y
エンジンタイプ:J37A型 水冷V型6気筒SOHC24バルブ
排気量:3664cc
最高出力:309ps(227kW)/6300rpm
最大トルク:37.7kg・m(370N・m)/5000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:8.7km/L
車両重量:1850kg
新車価格:6,200,000円
自動車税:年間66,500円 ※
※自動車税は2018年7月時点で参照したものとなります。
■主な装備
【エクステリア】
・電動格納式リモコンカラードドアミラー(ヒーテッド/自動防眩機能付、リバース連動、アスフェリック〈非球面〉タイプ)
・LEDドアミラーウインカー
・超高外観塗装
・クローム&カラードコンビ・ドアハンドルクローム
・クロームメッキ・サイドウインドウモール
・18インチタイヤ&ノイズリデューシングアルミホイール
【インテリア】
・レザーインテリア(本革シート、運転席&助手席シートヒーター/ベンチレーション機能付)
・運転席&助手席10ウェイパワーシート(スライド/リクライニング/ハイト前・後/ランバーサポート、運転席メモリー付)
・本木目パネル(インストルメントパネル、天童木工製)
・立体自発光メーター+マルチインフォメーション・ディスプレイ
・イルミネーションコントロールスイッチ
・メタル調センターガーニッシュ
・パドルシフト付本革巻ステアリングホイール
・本革巻ATセレクトレバー
・ステンレス製サイドステップガーニッシュ
・オルガン式アクセルペダル
【安全装備】
・運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム
・前席用i-サイドエアバッグシステム(助手席乗員姿勢検知機能付)
・サイドカーテンエアバッグシステム
・フロントアクティブヘッドレスト
・AFS(アダプティブ・フロントライティングシステム、オートレベリング機構付)
・ディスチャージヘッドライト(HID、ロービーム)
・ポップアップフードシステム
【快適装備】
・オーディオリモートコントロールスイッチ(照明付)
・クルーズコントロール
・アクティブサウンドコントロール
・Hondaスマートキーシステム(全ドア/トランク、パーソナリゼーションセッティング機能/ウエルカムランプ機能/アンサーバック機能付)
・ドライビングポジション・メモリー(シート/ステアリング/ドアミラーポジション)
・インテリジェント・デュアル・フルオートエアコンディショナー(左右上下独立温度/GPS制御偏日射コントロール式)
・オートライトコントロール
・電動テレスコピック&チルトステアリング(オートアウェイ機構付)
・パワートランクリッド(イージークローザー/挟み込み防止機構付、リモコン開閉式)
・電動リアウインドウサンシェード
・リヤベンチレーション
・リヤシートヒーター(左右席)
・リヤパワーフォールダウンヘッドレスト(3席)
・全面高熱線吸収&UVカット機能付ガラス(フロントウインドウ:IRカット/遮音機能付)
・熱線入りフロントウインドウ
・フロントドア撥水ガラス
【オーディオ】
・Honda HDDインターナビシステム+プログレッシブコマンダー(40GB HDD、8インチワイドVGAディスプレイ、12セグTVチューナー、Bluetooth対応ハンズフリーテレホン機能付/インターナビ・リンク プレミアムクラブ対応、リヤカメラ付)+ETC
・BOSE サラウンド サウンドシステム(AM/FMチューナー付DVD/CDプレーヤー+10スピーカー)
【その他】
・SH-AWD(スーパーハンドリング・オールホイールドライブシステム)
・車速応動DBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)
・スタビライザー(フロント/リヤ)
■特徴
・2010年10月のマイナーチェンジにより、6速ATや18インチノイズリデュースアルミホイールが追加され、快適性の向上が図られたモデル
・3.7L V型6気筒エンジン+6ATの組み合わせによる、息の長いダイナミックな走行フィール
・オートマチックトランスミッションを6速化することで滑らかな加速性能と優れた低燃費性能を実現
・あらゆるシーンで圧倒的なスタビリティ性能を発揮する4WD機構「SH-AWD(Super Handling All Wheel Drive:スーパーハンドリング・オールホイールドライブシステム)」を採用
・質感の高い本革シートや天童木工製の丁寧に仕上げられた本木目パネルを備える、ラグジュアリーなインテリア
・室内の静粛性・快適性を高める、S道路の継ぎ目など乗り越えた際の共鳴音を抑制する世界初のノイズリデュースアルミホイールやこもり音を軽減するアクティブサウンドコントロール
・フルセグ/12セグに対応したHonda HDDインターナビシステムを標準装備
・広がりのある高音質なサウンドを奏でるBOSEサラウンド サウンドシステム
・AFS機構を備えるディスチャージヘッドライトなどの充実した安全装備
・ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション+マルチリンク式リヤサスペンションを備え、軽量・高剛性ボディとともに、しなやかで重厚な乗り心地を実現
・左右独立して温度や風量を制御するインテリジェント・デュアル・フルオートエアコンディショナーやリヤシートヒーターなどと搭載した後席のホスピタリティを高める快適装備
レジェンドの中古車を探す際にチェックしておきたいおすすめの装備・オプション
グーネット編集チーム
レジェンドはトヨタを代表するフラッグシップセダンであり、充実した装備が施されています。また、豊富なオプションが設定されている特徴があります。
2010年10月に実施されたマイナーチェンジ後の4代目モデル、2015年にリリースされた5代目モデルは基本的にモノグレードなので、オプションは予めチェックをしたいポイントです。
4代目モデルでは、LKAS(車線維持支援システム)、追突軽減ブレーキ(CMS)+E-プリテンショナーなどの安全性能を高めるアドバンスパッケージ、専用チューニングサスペンションやレッドステッチ入りは本革インテリアなど、スポーティな内外装や足回りへカスタマイズするユーロパッケージが用意されており、後付けできないオプションのため装備の有無をチェックしたいおすすめのアイテムです。
また、高級感のある本革&本木目ステアリングホイール&セレクトノブやエクステリアをスポーティに演出するトランススポイラーは、4代目モデルおよび5代目モデルのオプションの中でも人気の高いアイテムです。
たくさんのオプション装備の中から、4代目モデルと5代目モデルに設定される人気の高いおすすめのアイテムを紹介します。
【エクステリア】
・ユーロパッケージ
専用エクステリア(ブラッククロームメッキ・フロントグリル/フォグサイドガーニッシュ/サイドシルガーニッシュ、スモークド・リヤターンインナーレンズ)+専用チューニングサスペンション+18インチタイヤ&専用アルミホイール+本革(パンチングレザー/レッドステッチ)&木目調コンビステアリングホイール+本革(パンチングレザー/レッドステッチ)&木目調コンビATセレクトレバー+レザーインテリア(レッドステッチ)+レッド起毛(グローブボックス/センターアームレストトレイ/コインポケット)
・フロントグリルモールディング
・ドアミラーガーニッシュ
・ドアロアガーニッシュ
・トランクスポイラー
・18インチアルミホイール(MG003、ネオブライトフィニッシュ)
【インテリア】
・ウッディテイストステアリングホイール(パンチングレザー&木目調、カラーステッチ)
・セレクトノブ(本木目&本革コンビ)
【安全装備】
・アドバンスドパッケージ
Motion Adaptive EPS、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、LKAS(車線維持支援システム)、追突軽減ブレーキ(CMBS)+E-プリテンショナー
・フロントカメラシステム(カラーCMOSカメラ、約120万画素)
・コーナーセンサー&バックソナー(超音波感知システム、フロント/リヤ&バックソナー)
【快適装備】
・リモコンエンジンスターター(イモビライザー対応)
【ナビゲーション・オーディオ】
・VICS光・電波ビーコンユニット
【その他】
・スポーツサスペンション
レジェンドのライバルとなるおすすめ車種
グーネット編集チーム
重厚感のあるダイナミックなエクステリアを持ち、余裕のある走行性能や充実した安全装備に定評のある、ホンダのフラッグシップセダンであるレジェンドの中古車を購入する際に比較される、ライバル車の中からおすすめの車を紹介します。
初代 日産 フーガ ハイブリッド Y51系(2010年~)
中古車平均価格相場:305.1万円(2018年7月24日時点)
フーガは、2004年10月に伝統の高級セダンとして誕生し、長い間多くの方々に親しまれてきた「セドリック」「グロリア」の後継モデルに位置づけられています。
ジェントルで気品に満ちたスポーティな外観をはじめ、5パターンのインテリアコーディネートが設定されています。臨場感のあるクリアな音楽を再生するBOSE製サラウンド・サウンドシステムが搭載されるなど、上質でパーソナル感を強調したラグジュアリーなインテリアが特徴のモデルです。
併せて低回転域からトルクフルでレスポンスの良い走行性能を提供する3.5L V型6気筒エンジンや全域にわたり圧倒的な動力性能を誇る4.5L V型8気筒エンジンで後輪を駆動するパッケージにより、先代モデルからの乗り換えユーザーはもとより、スポーティでエレガントな走りを求める方々など多くの支持を集めました。
2009年11月にフルモデルチェンジを受けた2代目モデルでは、「走・美・快」を高次元で融合させています。より重厚で華のある圧倒的な存在感を放つ外観など、プレステージ性を向上させた日産のフラッグシップセダンとして、パーソナルユースからビジネスユースまで幅広いユーザー層から高い人気を誇るモデルです。
2010年11月には、3.5L V型6気筒エンジンに1モーター2クラッチ式のハイブリッドシステム「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」を搭載する、ハイブリッドモデルがリリースされました。
モーターのみのEV走行モードを備え、ビッグサルーンながらクラストップレベルの省燃費性能と高出力ハイブリッドシステムならではの、レスポンスの良い爽快な走行性能と息の長いのびやかな加速フィールを実現しています。
インテリジェントブレーキアシストやLDP(車線逸脱防止支援システム)などの優れた機能を搭載していることもあり、レジェンドを購入する際に比較される人気の高いモデルです。