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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.08.27

ホンダフリードハイブリッドの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

ホンダフリードハイブリッドの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム

ホンダフリードハイブリッドは、低フロア、低重心を活かした5ナンバーサイズの取りまわしの良いボディが特徴です。

中低速域から力強くアシストする独自のハイブリッドシステム「IMA:ホンダ・インテグレーテッド・モーターアシスト」を搭載し、優れた環境性能・省燃費性能を両立したコンパクトミニバンとして高い人気を誇るモデルです。

ここでは初代モデルから現行モデルまでの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。

初代 ホンダ フリードハイブリッド 系(2011年~2016年)

初代 ホンダ フリードハイブリッド 系(2011年~2016年)

グーネット編集チーム

初代フリードハイブリッドは、先代モデルにあたる5ナンバーサイズのコンパクトミニバン「モビリオ」の後継モデルとして発売された「フリード」が2011年10月に実施したマイナーチェンジにあわせて追加されたハイブリッドモデルです。

5ナンバーサイズのミニバン・ハイトワゴンとしては初のハイブリッドモデルであり、発売早々より性別や年齢を問わず、幅広い層の方々から高い注目を集めました。
販売開始後2週間で月間販売目標台数の2倍を超える台数を受注するなど順調な立ち上がりを記録し、その後も安定的なセールスを誇る人気モデルです。

【エクステリア】
ダイナミックさとクリーンさを巧みに織り交ぜ、躍動感のあるスタイリングとなっています。

また、ショートノーズ&ロングキャビンのモノフォルムデザインを採用し、エアロフォルムバンパーやサイドシルガーニッシュおよび、テールゲートスポイラーの装着によるエアロダイナミクスの追求や、クリアブルーのヘッドライトガーニッシュやグリルロアモールなど専用パーツの装着がハイブリッドモデルならではの先進性を表現しています。

【インテリア】
軽量・小型が特徴のIMAハイブリッド機構を採用し「IPU:インテリジェントパワーユニット」を3列シート下に配置することで、ガソリン車と同等のヒップポイントを実現しています。
薄型燃料タンクを2列目シートに配置することで、フリードの持ち味でもある重心の低い伸びやかで広々とした室内空間を生み出しています。

また、エコドライブを視覚的に表示するアンビエントメーターや、モーターのアシスト&チャージ状態を知らせる専用デジタルメーターに加え、シルバー塗装を施したセンターパネルやステアリングホイールガーニッシュなどを備えています。

身体を優しく包む、天然皮革の風合いを再現した上質なシート素材「プライムスムース」と、しっとりとした肌触りのスウェード調素材を組み合わせた厚みのあるコンビシートは、後席にかけて徐々にヒップポイントを高め開放感のあるシートポジションとなっています。

また、遮音機能付ガラスや遮音材による遮音性をボディに対して最適化し、ハイブリッドモデルならではの静粛性の高いキャビンとなっています。それによってロングドライブでも疲れの少ない居心地の良さを提供しています。

3列シートを備えたベンチシート仕様の7名乗りと、同じく3列シートを備えてキャプテンシート仕様の6名乗りとした2つのタイプが設定され、多彩なシートアレンジ&大開口両側スライドドア、低床フラットフロアにより、利便性・乗降性の高さも大きな魅力です。

【パワートレイン・メカニズム】
i-VTEC(intelligent-Variable Timing Control)機構付1.5Lエンジンにホンダ独自のハイブリッドシステム「IMA:インテグレーテッド・モーター・アシスト」を組み合わせています。

低速域からフラットで豊かなトルクを発生し、気筒休止システムや先進のアイドリングストップ機構の採用や、モーターのみの走行をサポートすることで、爽快な加速性能とクラストップレベルの優れた省燃費性能を実現します。

トランスミッションはギアレシオを最適化したハイブリッド車専用のCVTを採用し、伸びやかなレスポンスの良い走りを提供します。

また、ダンパーの減衰力やサスペンションのバネレートの最適化やサスペンション取付け部の剛性強化をはじめ、ボディ剛性の強化や徹底した防音・遮音処理がはかられました。クラスを超えた静粛性の高いキャビン性能としなやかでダンピングの効いた快適な乗り心地を実現しています。

【安全性能】
歩行者や2輪車も想定したホンダ独自の衝突安全技術「G-CON」の採用をはじめ、3列目シートまで対応したエアバッグシステム、滑りやすい路面での危険回避性能を高めるVSA(Vehicle Stability Assist:車両挙動安定化制御システム)の搭載など、高い安全性能を誇ります。

ホンダ フリードハイブリッド(FREED_HYBRID)ハイブリッド・ジャストセレクション (2014年4月モデル)

ボディタイプ:ミニバン・ワンボックス
乗車定員:6名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4215×1695×1715mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2625×1440×1265mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)185/65R15 88S(後)185/65R15 88S
エンジンタイプ:LEA 水冷直列4気筒SOHC8バルブ+モーター
排気量:1496cc
最高出力:88ps(65kW)/5400rpm
最大トルク:13.5kg・m(132N・m)/4200rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:21.6km/リットル
車両重量:1400kg
価格:2,360,000円
自動車税:年間34,500円 ※

初代モデルは、基本的にベースグレード「ハイブリッド」と、厳選した装備を追加した上級グレード「ハイブリッド・ジャストセレクション」の2タイプの構成となります。

中でも「ハイブリッド・ジャストセレクション」は、2列目シートにキャプテンシートを備え、真ん中の通路でウォークスルーが可能な利便性の高さと、大人が6名乗車しても快適性の高い両側アームレストを備えて独立した2列目シートの掛け心地の良さが人気のグレードです。

また、最適なドライビングポジションが設定可能なテレスコピック&チルトステアリングをはじめ、高速走行時の快適性・安全性を高めるクルーズコントロール、ナビ装着用スペシャルパッケージ(リヤカメラ、照明付オーディオリモートコントロールスイッチ、ETC車載器+ 4スピーカー)などの装備が施されています。

発売以来、一部改良とマイナーチェンジが実施され、2012年11月の一部改良では、リヤ右側パワースライドドアやHondaスマートキー、イモビライザーなどの実用性の高い快適・安全装備が追加されました。

さらに2014年4月のマイナーチェンジでは、紫外線をカットするスーパーUVカットフロントドアガラスをはじめ、ダニやスギ花粉などのアレルゲン物質を抑制するアレルクリーンシート、プラズマクラスター搭載フルオートエアコンなどが採用されました。ユーザーのニーズとマッチした充実した装備で特に人気の高いモデルです。

ボディカラーはボディのコントラストを艶やかに表現する深みのある上品なコバルトブルー・パールを含め、全7色が設定されています。

※自動車税は2018年3月時点で参照したものとなります。

フリードハイブリッド ハイブリッド・ジャストセレクション(2014年4月) のカタログ情報(10087897)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
1列目シート用i-サイドエアバッグシステム(助手席乗員姿勢検知機能付)+サイドカーテンエアバッグシステム(1~3列目シート対応)、グランパッケージ{プライムスムース&スウェード調ファブリックコンビシート+本革巻ステアリングホイール&本革巻セレクトレバー+運転席&助手席照明付ドリンクホルダー+コンフォートビューパッケージ(親水/ヒーテッドドアミラー、熱線入りフロントウィンドウ、フロントドア撥水ガラス)+15インチタイヤ&アルミホイール}など。

・カラーバリエーション
プレミアムスパークルブラック・パール、プレミアムディープロッソ・パール、モダンスティール・メタリック、プレミアムブルーオパール・メタリック、スーパープラチナ・メタリック、コバルトブルー・パール、ホワイトオーキッド・パール。

ホンダ フリードハイブリッドGP3、4系の中古車一覧

2代目 ホンダ フリードハイブリッド GB7/8系(2016年~)

2代目 ホンダ フリードハイブリッド GB7/8系(2016年~)

グーネット編集チーム

フリードハイブリッド GB7、8は、先代モデルの特徴である、低床・低重心を活かした伸びやかで広い室内空間、5ナンバーサイズボディの取りまわしの良い「ちょうどいい」にこだわりました。

「7days Wonderful Mobility」をテーマに「いつでも」「どこでも」「だれでも」多目的に活躍する、環境性能・低燃費性能に優れるコンパクトミニバンとして開発され、2016年9月に誕生しました。

【エクステリア】
「Dynamism and Functionality」をテーマに空力特性や動力性能を追求した、躍動感のある先代モデルからのモノフォルムを進化させた大胆なスタイリングが印象的です。

エアロ形状のワイド感を強調するフロントバンパーを備え、存在感のあるホンダの新しいデザインアイデンティティである「ソリッド・ウイング・フェース」を採用したフロントマスク、大きく膨らんだ前後フェンダーと抑揚のあるキャラクターライン、ダイナミックさを表現したサイドビュー、大胆なキャラクターラインが備わっています。

高級感を演出する大開口テールゲートを備えるモダンなリヤビューなど、質感の高いアグレッシブなエクステリアデザインが個性を引き立てます。

【インテリア】
「Natural Modern Interior」をコンセプトにデザインされたインテリアは、リゾートのような居心地の良い、乗員の誰もがリラックスできる室内空間を提供しています。

肌触りが良く質感の高いファブリックシートや、天然皮革のなめらかな風合いで傷にも強い「プライムスムース」を使用した掛け心地の良いシート、ナチュラルで温かみのあるマットな木目調パネル、おもてなしを演出する随所に配されたインテリアイルミネーションを採用しています。

先代モデルよりさらに開口部の広くなった両側パワースライドドアを採用し、低床フロア化や高スペース効率化により、1列目から3列目シートのヒップポイント間の距離を拡大するとともに、2列目シートのスライド量を120mm拡大しました。
乗降性・利便性・居住性に優れ、全席見晴らしの良いモダンなインテリアが大きな魅力です。

2列目シートに独立したキャプテンシートを備える、ウォークスルーが可能な6名乗車モデルと、2列目シートがソファ形状になり広々として使い勝手の良い7名乗車モデルが設定されています。

【パワートレイン・メカニズム】
パワートレインは一新され、アトキンソンサイクルを採用するi-VTEC(intelligent-Variable Timing Control)機構付1.5LDOHCエンジンに、高出力モーター内蔵7速デュアルクラッチトランスミッションを備えたスポーツハイブリッドシステムi-DCD(Intelligent Dual-Clutch Drive)を組み合わせ、ギア比を最適化しています。その組み合わせによって、爽快でダイナミックな動力性能とミニバントップレベルの省燃費性能を実現しています。

また、先代モデルでは3列目シート下に搭載していた、ハイブリッドシステムのコア部分である「IPU:インテリジェントパワーユニット」を小型化し、1列目シート下に収めることが可能になりました。
それに伴い、室内空間の拡大とコンパクトミニバン初となる4WD機構の搭載が実現しました。

さらに、ボディやリヤサスペンションおよびリヤサスペンション取付け部の剛性を強化し、加えて重心を下げることで、安定性の高いハンドリング性能とロールの少ない軽快で質感の高い乗り心地を提供しています。

【安全性能】
ミリ波レーダーと単眼カメラを搭載する、先進の安全運転支援システムHonda SENSING(衝突回避支援パッケージ)の設定をはじめ、ホンダ独自の乗員の体型や衝突状況に応じて「早く」「優しく」「長く」展開する「連続容量変化タイプ」のエアバッグシステムを搭載するなど、優れた安全性能を備えています。

ホンダ フリードハイブリッド(FREED_HYBRID)ハイブリッド・Gホンダセンシング (2016年9月モデル)

ボディタイプ:ミニバン・ワンボックス
乗車定員:6名
駆動方式:FF
ボディサイズ: 4265×1695×1710mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ: 3045×1455×1275mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)185/65R15 88S(後)185/65R15 88S
エンジンタイプ: LEB 水冷直列4気筒DOHC16バルブ+モーター
排気量: 1496cc
最高出力:110ps(81kW)/6000rpm
最大トルク:13.7kg・m(134N・m)/5000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:27.2km/リットル
車両重量:1410kg
価格:2,496,000円
自動車税:年間34,500円 ※

ハイブリッド・Gホンダセンシングは、純正ナビゲーションシステムをより快適に使用するためのナビ装着用スペシャルパッケージ(リヤワイドカメラ?ナビ&オーディオリモートコントロールスイッチ+音声認識スイッチ+デジタルTV用プリントアンテナ+ETCなど)や両手がふさがっていても、キー操作をせずドアが自動開閉する便利な両側パワースライドドアやセンターテーブルなどの実用性の高い快適装備です。

また、夜間走行の安全性を高めるLEDヘッドライト(ロービーム、オートレベリング、オートライトコントロール機構付)、LEDアクティブコーナリングライトや車速に連動したミスト機構付バリアブル間欠フロントワイパーも装備されています。

さらに、先進の安全運転支援システムHonda SENSING(衝突回避支援パッケージ)を備え、充実した装備と安全性能の高さから人気のモデルです。

この全運転支援システムHonda SENSINGは、衝突軽減ブレーキ・CMBS(Collision Mitigation Brake System)、誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリング、路外逸脱抑制機能、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、LKAS(Lane Keep Assist System:車線維持支援システム)、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能から構成されています。

なお、ホンダフリードを購入する82%のユーザーが装着する安全装備となっています(※2016年10月時点)。

ほかにもメタル加飾が施されたパワーウィンドウスイッチパネル、シルバー塗装エアコンアウトレットノブ、インパネミドルエリアに木目調パネルなどを備え、質感の高い落ち着きのあるインテリアが特徴のモデルです。

ボディカラーは深みのある高級感あふれる鮮やかなプレミアムディープロッソ・パールを含め、全9色が設定されています。

※自動車税は2018年3月時点で参照したものとなります。

フリードハイブリッド ハイブリッド・Gホンダセンシング(2016年9月) のカタログ情報(10106145)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
1列目シート用 i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム(1~3列目シート対応)、Cパッケージ{プラズマクラスター技術搭載フルオートエアコンディショナー+ロールサンシェイド:スライドドア両側+IRカット/UVカット機能付フロントウィンドウガラス+IRカット/スーパーUVカットフロントドアガラス+コンフォートビューパッケージ(親水/ヒーテッドドアミラー+熱線入りフロントウィンドウ+フロントドア撥水ガラス)}、Sパッケージ(15インチタイヤ+アルミホイール+プライムスムース&ファブリックコンビシート&専用インテリア+本革巻ステアリングホイール+運転席&助手席シートバックアッパーポケット)、Honda インターナビ+リンクアップフリー+ETC車載器(ナビゲーション連動)など。

・カラーバリエーション
クリスタルブラック・パール、マンダリンゴールド・メタリック、モダンスティール・メタリック、シトロンドロップ、ブルーホライゾン・メタリック、ルナシルバー・メタリック、プレミアムディープロッソ・パール、コバルトブルー・パール、ホワイトオーキッド・パール。

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