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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.08.02

スズキソリオバンディットの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

スズキソリオバンディットの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム

スズキ ソリオバンディットは、軽ハイトワゴン市場を開拓した先駆者とも言える「ワゴンR」の流れをくむ、上級コンパクトハイトワゴン「ソリオ」の派生モデルとして2012年6月にリリースされました。

精悍でスポーティなボディと、余裕のある軽快な走行性能で、発売早々から人気の高いモデルです。

ここでは初代モデルから現在モデルの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。

初代 スズキ ソリオバンディット MA15S系(2012年~2015年)

初代 スズキ ソリオバンディット MA15S系(2012年~2015年)

グーネット編集チーム

ソリオバンディットは、取りまわしの良い5ナンバーボディながらクラストップレベルの広い室内空間を持ち、後席両側スライドドアや多彩なシートアレンジなど使い勝手の良さが特徴です。
高い人気を誇る2代目ソリオをベースに、より精悍でスポーティな専用内外装デザインを施したスタイリッシュなモデルです。

2代目ソリオの誕生から約1年半のインターバルを置いて、2012年6月に派生モデルとして投入されました。

【エクステリア】
足元をスタイリッシュに飾る15インチ専用アルミホイールをはじめ、大開口のエアロ形状フロント&リヤバンパーやサイドアンダースポイラーの装備となっています。

LEDポジション付ディスチャージヘッドライトと一体となった大型メッキフロントグリルを備えた精悍なフロントビュー、ブロントバンパーから続く張りのあるフロントフェンダーの意匠など、踏ん張り感のある精悍なエクステリアデザインを採用しています。

フロントガラスをやや立ち気味にしたショートノーズデザインを採り入れています。
伸びやかなルーフライン、特徴のあるリヤクォーターガラス&Cピラーの意匠など、洗練されたクリーンなサイドビューを演出しています。

ルーフエンドスポイラーを備えるリヤビューは低く構えた立体的な意匠のリヤバンパーやリフレクターにメッキ加飾を施したリヤコンビネーションやピアノブラック塗装とメッキを組み合わせた専用バックドアガーニッシュなど、質感の高さを窺わせる個性的なデザインが特徴です。

【インテリア】
ブラックを基調にデザインされ、ピアノブラック調加飾を施した本革巻ステアリングホイール&シフトノブや上質なタッチのストライプ柄専用ファブリックシートを採用しています。
若々しく質感の高さを巧みに表現するシックで引き締まった飽きのこないインテリアが魅力を高めています。

ウォークスルーを可能にするパネルシフトを採用するフロントシートの足元の広さに加え、左右まで伸びるスッキリとしたインストルメントパネルやアップライト気味のフロントガラスにより、圧迫感のない広々としたコックピットデザインを採用しています。

運転席にはシートリフターを備え、ヒップポイントをやや高めに設定することで視界性に優れています。見切りの良いボディ形状、広いガラスエリアに加え、最小回転半径5.0mの操作性の良さと相まって、市街地走行から縦列駐車や車庫入れでも取りまわしに優れる、誰もが運転のしやすさを実感できるパッケージデザインが特徴です。

また、低いステップ高や大開口両側スライドドアやパワースライド機構、多彩なシートアレンジが可能な左右独立したスライド&リクライニング機構付5:5分割可倒式リヤシートの採用に加え、開口部の大きな大容量カーゴスペースとともに、優れた乗降性・利便性を提供しています。

【パワートレイン・メカニズム】
実用域の扱いやすさと経済性のバランスの取れたVVT(Variable Valve Timing:可変バルブタイミング可変バルブタイミング)機構付1.2L 直列4気筒自然吸気エンジン、1気筒あたり2つのインジェクターで燃料を噴射し、熱効率を高めるデュアルジェットエンジン、減速時のエネルギーを効率良く回収して発電する回生機構「エネチャージ」をデュアルジェットエンジンに搭載した3つのパワーユニットが設定されています。

また、駆動方式はいずれも2WD/FFとフルタイム4WDモデルが用意されています。
15インチタイヤ&アルミホイールを備える足回りは、スプリングやダンパーの最適化と相まって、路面の凹凸にもしっかり追従するダンピングの効いた快適な乗り心地を提供します。

ソリオ バンディット(SOLIO_BANDIT)DJE(2014年8月モデル)

ボディタイプ:ミニバン・ワンボックス
乗車定員:5名
駆動方式:FF
ボディサイズ:3710×1620×1765mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2115×1415×1345mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)165/60R15 77H(後)165/60R15 77H
エンジンタイプ:K12B型 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1242cc
最高出力:91ps(67kW)/6000rpm
最大トルク:12.0kg・m(118N・m)/4400rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:25.4km/リットル
車両重量:1050kg
価格:1,866,240円
自動車税:年間34,500円 ※

初代モデルではマイナーマイナーチェンジは1度も実施されず、エンジンのバリエーション追加や安全装備など一部改良が何度か実施されました。

ラインナップは搭載するパワーユニットの違いによる2グレードの設定となっており、「新アイドリングストップシステム」以外の装備には違いは特にありません。

「DJE」は、2013年11月に追加された優れた省燃費性能と走行性能を両立した新開発のDual Jet Engine(デュアルジェットエンジン)を搭載したモデルです。

デュアルジェットエンジンは、1気筒あたり2つのインジェクターで燃料を微粒化して噴射し、高圧縮化とともに燃焼効率を向上させながらノッキングの抑制を実現させた高効率エンジンです。
数値上の出力はベースエンジンと変わらないまでも、シャープなレスポンスとドライバビリティに優れたパワフルな走行性能、大幅な低燃費性能を実現しています。

このデュアルジェットエンジンに減速時のエネルギーを回生し発電する「エネチャージ」機構を搭載することで、エンジンの負荷を減らすとともに、「新アイドリングストップシステム」や運転状況やエコドライブ度を表示する専用メーターの採用と相まって、ストップ&ゴーの多い市街地走行では顕著なエコドライブをアシストします。

また、2014年8月に実施された仕様変更では、先進の衝突回避支援システム「レーダーブレーキサポートII」がそれまでのオプション扱いから、標準装備となりました。

前方衝突警報機能+前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能+自動ブレーキ機能からなるレーダーブレーキサポートIIをはじめ、エマージェンシーストップシグナル、ESP(Electronic Stability Program:車両走行安定補助システム)やクルーズコントロールシステムなどの先進の安全装備が施され、充実した装備から人気の高いモデルです。

また、「エネチャージ」搭載モデルには、エコドライブのステイタスをリアルタイムで表示する専用メーターやインジケーターなど備え、低燃費走行をアシストする機能が備わっています。

ボディカラーは新たに追加になった深みのある上品な輝きを放つコメットグリーンパールメタリックを含め、全7色が設定されています。


※自動車税は2018年3月時点で参照したものとなります。

ソリオバンディット DJE(2014年8月) のカタログ情報(10092197)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
後席右側ワンタッチパワースライドドア、ドアミラーカバー、15インチアルミホイール(7本スポーク、15×4.5J)、インパネガーニッシュ(ブラック)、ウインドースイッチガーニッシュ(ブラック)など。

・カラーバリエーション
ブルーイッシュブラックパール3、コメットグリーンパールメタリック、アーバンブラウンパールメタリック、ミステリアスバイオレットパール、スチールシルバーメタリック、フェニックスレッドパール、パールホワイト。

スズキ ソリオバンディットMA15Sの中古車一覧

スズキ ソリオバンディットMA15Sの中古車一覧

2代目 スズキ ソリオバンディット MA36S/46S系(2015年~)

2代目 スズキ ソリオバンディット MA36S/46S系(2015年~)

グーネット編集チーム

2代目 ソリオバンディット (MA36S/46S系)は、プラットフォームを一新し、よりしなやかで上質な乗り心地と広く快適な優れた居住性の実現に加え、新パワーユニットの採用によりクラストップレベルの低燃費性能とパワフルな走行性能を両立したモデルとして2015年8月に誕生しました。

【エクステリア】
先代モデルのショートノーズ&ロングルーフデザインを継承しながら、フロントグリルから続く上下2段LEDヘッドランプを配し、よりアグレッシブなフロントマスクが印象的です。

開口部の大きなワイド感を強調したエアロ形状のフロントバンパー、安定感のあるフォルムを生み出すサイドアンダースポイラー、大きく張り出したブリスター形状のフロントフェンダー、フロントドアからリヤエンドまで続く立体的なキャラクターラインなど、より大胆で抑揚のある硬質なスタイリングを表現しています。

リヤクォーターガラスからリヤガラスへと続くシームレスな先進的な意匠をはじめ、躍動感のあるリヤバンパーやサイドへ回り込んだクリアタイプのL字型リヤコンビネーションランプの頂点と跳ね上がったボディエンドが重なり、スポーティで個性あふれる若々しいリヤビューを演出しています。

【インテリア】
センターメーターのシンメトリーデザインのインストルメントパネルをはじめ、質感の高いピアノブラック調センターガーニッシュやダークパープルのアクセントを配したブラック基調シート表皮を採用しています。
ブラックで統一されたインテリアと相まって、モダンで上質な室内空間を生み出しています。

ややヒップポイントを高く設定した運転席からは、見切りの良いボディデザインやAピラーを細めた死界の少ない視界性の良さに加え、4.8mの最小回転半径の実現とともに、日常のドライブでも取りまわしの良さが大きな魅力です。

新プラットフォームを採用することで、クラストップレベルの室内長を実現し、低フラットフロア化によりウォークスルーや後席大開口パワースライドドアを採用しました。

カーゴスペース側からスライド可能な5:5可倒式リヤシートやフルフラットになる使い勝手の良い大開口リヤゲートを備える大容量カーゴスペースなど、多目的に活躍する利便性・実用性・乗降性に優れるパッケージデザインを採り入れています。

室内長が拡大したことで、後席の足元スペースには一段と余裕が生まれ、肩からヘッドクリアランスの開放感あふれるスペースと相まって、クラスを超えた優れた居住性を実現しています。
スライド&リクライニング機構を備えるリヤシートや髪の毛や肌に潤いを与え、抗菌・抗ウイルス効果のあるナノイー付オートエアコンや赤外線&紫外線をカットするフロントドアガラスの採用など、充実した快適装備が施されています。

【パワートレイン・メカニズム】
2代目モデルでは、新開発のデュアルジェットエンジンをベースに2つの個性的なキャラクターを持つパワートレインが設定されています。

発進から加速時にISG(Integrated Starter Generator:モーター機能付発電機)により、エンジンをアシストするマイルドハイブリッドエンジンと高伝達効率を誇りスムーズで段継ぎのない爽快なドライブフィールを提供する副変速機構付CVTとの組み合わせとなっています。

MGU(Motor Generator Unit:駆動用モーター)により、全域にわたりエンジンをアシストするハイブリッドエンジンとクラッチ&シフト操作をコンピューター制御で行うMTとATの特徴を兼ね備えた、ダイレクトな走行性能が特徴のAGS(Auto Gear Shift:オートギヤシフト)の組み合わせが用意されています。

マイルドハイブリッドモデルは、2WD/FFもしくはフルタイム4WD、ハイブリッドモデルは2WD/FFのみの設定となります。

新開発の剛性を高めた足回りは、細部の見直しや軽量化をはじめ、サスペンションストロークの拡大に加え、やや偏平率の高いタイヤの装着により、質感の高いフラットでしなやかな乗り心地を提供しています。

ソリオバンディット(SOLIO_BANDIT)ハイブリッドSV デュアルカメラブレーキサポート装備車(2016年11月モデル)

ボディタイプ:ミニバン・ワンボックス
乗車定員:5名
駆動方式:FF
ボディサイズ:3710×1625×1745mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2515×1420×1360mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)165/65R15 81S(後)165/65R15 81S
エンジンタイプ:K12C型 水冷直列4気筒DOHC16バルブ+モーター
排気量:1242cc
最高出力:91ps(67kW)/6000rpm
最大トルク:12.0kg・m(118N・m)/4400rpm
使用燃料: 無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:32.0km/リットル
車両重量:990kg
価格:2,106,000円
自動車税:年間34,500円 ※

2016年11月、スズキ独自のパラレル方式ハイブリッドシステムを搭載するモデルが新たに加わりました。

このハイブリッドシステムはデュアルジェットエンジンをベースにしています。
レスポンスの良い高効率モーターMGU(Motor Generator Unit:駆動用モーター)とATとMTのメリットを兼ね備えたセミオートマチックトランスミッションとも言えるAGS(Auto Gear Shift:オートギヤシフト)などを組み合わせています。

全域にわたりエンジンを力強くアシストする、モーターだけのEV走行をも可能にした、卓越した環境性能・省燃費性能を実現したパワーユニットです。

また、容積的にも不利となるハイブリッドシステム用のバッテリーとインバーターをコンパクト化し荷室下のサブトランクスペースに収納することで、ソリオバンディットに共通する使い勝手の良い大容量カーゴスペースは確保されています。
モーターだけのEV走行は、クリープ走行もしくは60km以下の速度域で一定速度走行時に可能となります。

また、「標準モード」と「エコモード」の2つの走行モードを任意で選択することで、AGSを積極的に操作したダイレクトなスポーティ走行とEV走行の頻度を高めた、よりエコドライブの実践が可能です。
1000kg未満の軽量ボディを軽快に走らせ、クラストップレベルの省燃費性能を実現しています。

「ハイブリッドSV デュアルカメラブレーキサポート装備車」グレードは、2つのカメラを使用し、ステレオカメラ方式を採用する先進の衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」が装備されています。

歩行者にも対応するステレオカメラ方式を採用することで、対象物の形や距離を高い精度で認識し、ドライバーへの警告や万一衝突が避けられないとシステムが判断すると自動ブレーキを制動し衝突回避をアシストする先進の安全装備です。

デュアルカメラブレーキサポートに加え、誤発進抑制機能+車線逸脱警報機能+ふらつき警報機能+先行車発進お知らせ機能+エマージェンシーストップシグナル+クルーズコントロールシステムが装備され、高い安全性能から人気の高いモデルです。

ボディカラーはスタイリッシュで深みのある鮮やかなカラーとして人気の高いファーベンレッドを含め、単色8色とルーフがブラックに塗り分けられた2トーンの2パターンが設定されています。

※自動車税は2018年3月時点で参照したものとなります。

ソリオバンディット ハイブリッドSV デュアルカメラブレーキサポート装着車(2016年11月) のカタログ情報(10107517)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
全方位モニター用カメラ(フロント/サイド:左右/バックカメラ)、後席右側ワンアクションパワースライドドア(挟み込み防止機構付)など。

・カラーバリエーション
スーパーブラックパール、クラッシーブラウンメタリック、ミッドナイトバイオレットメタリック、プレミアムシルバーメタリック、プレミアムシルバーメタリックブラック2トーンルーフ、ファーベントレッド、ファーベントレッドブラック2トーンルーフ、ブーストブルーパールメタリック、ピュアホワイトパール。

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