試乗記[2017.12.26 UP]

【XC40海外試乗】2Lターボは十分にスポーティ、しかも静か

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 XC90に始まった新世代ボルボ車の展開プログラムが、いよいよ佳境へと突入! 90/60シリーズ用の“SPA”に続き、やはり社運を掛けて開発した小型モデル用の新プラットフォーム、“CMA”を初採用するXC40の生産がスタートを切ったのだ。
 国際試乗会が開催されたのはバルセロナ。快晴の空の下で目にするXC40のルックスは、魅力的ながらXC90/60という兄貴分とは異質な印象。「XC90/60とは兄弟ではなく、“いとこ”の関係を狙った」と、デザイナー氏も実はそう表現するのだ。
 主に試乗したのは2Lガソリンターボを8速ATと組み合わせて搭載するT5AWD。独自にドレスアップされた内外装に加え、20インチのシューズやスポーツサスペンションを採用する「Rデザイン」のグレードだ。
 動力性能は十分スポーティで、静粛性も高い。前述のようにより“走り”に振られたグレードながら、ストローク感に富んでしなやかな乗り味も「予想と期待以上」だった。ハンドリングの自在度が高いのは、軽量4気筒エンジンを搭載する効果も表れていそう。「日本でも持て余さないサイズ」も大きな売り物だ。

VOLVO XC40 【ニューモデル】

主要諸元(試乗車:T5 AWD Rデザイン)※海外仕様車 ●全長×全幅×全高(mm):4425×1863×1652 ●ホイールベース(mm):2702 ●車両重量(kg):1684~1733 ●駆動方式:4WD ●パワートレーン:1969cc直4DOHC直噴ターボ(247PS/35.7kg・m) ●トランスミッション:8速AT ●JC08モード燃費(km/L):N.A. ●燃料タンク(L):54(プレミアム) ●最小回転半径(m):5.7 ●タイヤサイズ:245/45R20

XCシリーズは単なる排気量違いではなく、それぞれ固有のキャラクターを与えられる。スニーカーにたとえられるXC40は、エッジの立ったキャラクターラインを採用するなど、若々しさを強調しているのが特徴だ。

縦型の大型液晶を中央に置く。対応スマホであれば非接触充電も可能だ。写真のRデザインは、三次元的で印影の濃い、刻みを入れた金属調の加飾を施している。

ヌバック(起毛)加工されたナッパレザーシートの濃いグレーと、Rデザイン専用OPのLava(溶岩)カーペットの赤が、鮮やかなコントラストを成す。

T5/デビュー時から用意されるT5エンジン。2L直噴ターボ+8速ATで最高出力247PS。

D4/2L直噴ディーゼルターボは190PS。トルクはT5の350Nmに対し、400Nmをマーク。

XC40は新世代プラットフォーム・CMA(Compact Modular Architecture)第一弾。スチールをメインに強固な骨格を形成する。

荷室容量は460~1336L(床下収納を含む)を確保。荷室長は887~1670mm。

エントリークラスでも装備は万全
作動域の広い衝突回避技術をはじめ、操舵支援や追従クルコン、視界補助など、運転支援と安全装備は上位クラスに遜色なしだ。

提供元:月刊自家用車

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