新車試乗レポート
更新日:2021.03.02 / 掲載日:2021.02.26

VOLVO「XC40 B4/B5」 試乗レポート

ボルボの世界統一方針に則り、全車モーター併用となったコンパクトSUV。マイルドハイブリッドの走りは上々と言えるものだった。

パワートレーンとともに足回りも深化

 ボルボのボトムレンジを支えるのが48Vハイブリッドだ。第3世代の2Lターボ(B4は197PS/300Nm、B5は250PS/350Nm)にモーター機能付発電機(13.7PS/40Nm)とリチウムイオンバッテリーをプラス。今回はXC40との組み合わせで試乗したが、B4/B5共に電動化の恩恵が実感できた。実用域で過給するまでのもたつきがなくなり、滑らかな回転フィールやサウンドもプラス。B4とB5の差は高回転での力強さで、実用域はほぼ同じと考えていい。簡易計測だが燃費は確実にアップ、特に高速での伸び幅が大きかった。また、ギャップ乗り越えのショックの優しさやより滑らかになったステアリング系など、公式アナウンスはないが、フットワークの深化も感じることができた。

主要諸元(XC40 B4 AWD インスクリプション)
●全長×全幅×全高(mm):4425×1875×1660●ホイールベース(mm):2700●車両重量(kg):1750●駆動方式:4WD●パワートレーン:1968cc直列4気筒DOHCターボ(197PS/30.6kg・m)+モーター(10kW/40N・m)●トランスミッション:8速AT●WLTCモード燃費(km/L):12.5●燃料タンク(L):53(プレミアム)●最小回転半径(m):5.7●タイヤサイズ:235/50R19●車両本体価格:539万円

●発売日:’20年8月25日
●価格:409万~589万円
●輸入元:ボルボ・カー・ジャパン
●問い合わせ先:0120-55-8500

世界中で評判のXC40の基本はそのままに、ボルボの方針に従って2021年モデルは全車電動化と安全機能の向上などを実施。ほかにプラグインハイブリッドモデルも設定される。

2021年モデルは最高速度が180km/hに。速度制限が可能なケアキー(写真)も導入。

●文/山本シンヤ ●写真/月刊自家用車編集部

提供元:月刊自家用車

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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