試乗記[2017.12.26 UP]

【アルテオン試乗】どのモードでも安心感が高い操縦性を示す

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 VWラインナップのフラッグシップとして新たに加わったのがアルテオンだ。パサートよりも一回り大きな車体はファストバッククーペ風のリヤゲートを備える。外観を見れば、プレミアム&スペシャリティ市場を狙ったモデルなのは一目瞭然だが、後席のレッグルームやヘッドクリアランスなどバランスのいい室内空間に仕上げているのはVWらしい真面目さだ。
 搭載される2Lターボの最大トルクはパサートRラインと同値だが、最大トルク発生回転数を高め、最高出力は60PSアップの280PS。試乗印象でも一般的な走行パターンでは大きな違いはないものの、深く踏み込んだ時の高回転の伸びが圧倒的。ダウンサイジングターボの力感と高性能スポーツ車のよさを兼ね備えている。
 サスペンションには減衰力を電子制御するDCCを採用。エコモードやコンフォートモードでは標準系パサートを思わせる穏やかな乗り心地、スポーツモードではRラインの名に相応な高減衰設定となる。4WDならではの安定性も加わり、どのモードでも安心感の高い操縦性を示した。状況に応じて使い分ければ、プレミアムセダンとスポーツセダンのいいとこ取りで楽しめるのが魅力である。

VOLKSWAGEN アルテオン 【ニューモデル】

●日本発売日:’17年10月25日
●価格:549万~599万円
●輸入元:フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン
●問い合わせ先:0120-993-199

主要諸元(試乗車:Rライン 4モーション アドバンス)※オプションを含まず
●全長×全幅×全高(mm):4865×1875×1435 ●ホイールベース(mm):2835 ●車両重量(kg):1700 ●駆動方式:4WD ●パワートレーン:1984cc直4DOHC直噴ターボ(280PS/35.7kg・m) ●トランスミッション:7速AT ●JC08モード燃費(km/L):13.3 ●燃料タンク(L):66(プレミアム) ●最小回転半径(m):5.5 ●タイヤサイズ:245/35R20

スポーツカーとファストバックのスタイルを融合。新作のフェイスデザイン、ショートオーバーハング&ロングホイールベース、大型リヤハッチが特徴だ。Rライン4モーションと同アドバンスの2グレードを設定する。

下部水平のステアリングやアルミ調ペダルなど、コックピットはラグジュアリー感よりもスポーティさを強調。フル液晶メーターを始めとする先進感を基調に、アナログ時計がアクセントを加えている。

海外には1.5Lも存在するが、国内販売は写真の2.0TSI=2L直4インタークーラーターボ・4WDのみとなっている。

ホイールはRラインが19インチ、同アドバンス(写真)が20インチ。

スタイリングを重視しながら実用性も損なわないのがVW流。室内空間は外観からの想像以上に広く、後席の足下はもちろん、ロングルーフにより頭上空間にも余裕がある。

荷室容量はステーションワゴン並みの563~1557Lを確保。

VWの最新装備を全盛り
全面液晶の「Active Info Display」や各種運転支援機能、インフォテイメントシステムなど、VWの最新技術をすべて搭載。

提供元:月刊自家用車

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

グーネット SNS公式アカウント