車のニュース
更新日:2018.11.17 / 掲載日:2017.02.24
マセラティ、SUVモデル「レヴァンテ」のクリーンディーゼル搭載モデルを追加
「レヴァンテ」のクリーンディーゼル搭載モデル「レヴァンテ ディーゼル」
マセラティ・ジャパンは、SUVモデル「レヴァンテ」のクリーンディーゼル搭載モデル「レヴァンテ ディーゼル」を3月から日本で発売する。レヴァンテは、マセラティ初のSUVモデルとして、2016年5月に発売されたモデル。今回、クリーンディーゼルエンジンを搭載したレヴァンテ ディーゼルが登場。レヴァンテ ディーゼルは、マセラティとイタリアのVM モトーリが共同で開発を行ない、フェラーリのF1エンジンのデザイナーも務めたマセラティのパワートレーンディレクターが開発に参加。マセラティのために専用開発されたクリーンディーゼルエンジンを搭載する。
マセラティとイタリアのVM モトーリが共同で開発を行なった
マルチインジェクションシステムと最大2000barのコモンレール式直噴システム、可変ノズルタービンを備える可変ジオメトリーターボチャージャーなどを採用。最高出力275PS、最大トルク600Nmを発生するエンジンに仕上げた。CO2排出量は、ガソリンエンジンモデルより約25%低下させて189g/kmを実現。燃費性能は、「スタート/ストップシステム」などによって、複合サイクル燃費が13.9km/lを実現する。エンジン重量は、ガソリンエンジンから約150kg増化して車両総重量は2290kgとなったが、前後重量配分はほぼ50:50のバランスを維持しているという。トランスミッションは8速ATを採用。駆動方式は4WDとなる。0-100km/hの加速は6.9秒、最高速度は230km/hというハイスペックを誇る。
ドライビングスタイルに応じて音色を変化させる「マセラティ サウンド システム」も搭載
そのほか、最新の直噴システムと防音効果を高めたエキゾーストマニホールドの採用などにより、ディーゼル特有の燃焼音を大幅に低減。エキゾーストパイプ脇に装備された2つのサウンドアクチュエーターがエンジンの特徴的な音色を強調し、ドライビングスタイルに応じて音色を変化させる「マセラティ サウンド システム」も搭載。スポーツボタンを押すだけで、エキゾーストサウンドをスポーティでアグレッシブな響きに変える装備となっている。既存のガソリンエンジンモデルは、価格が1000万円を超えて左ハンドル仕様なのに対し、レヴァンテ ディーゼルは900万円台の価格設定となり、唯一の右ハンドル仕様車となっている。
メーカー希望小売価格は、976万9090円(税込)