編集部●気になる中古車を実際に試乗することで、その実力をチェックしようというのがこのコーナー。今回は、フランスの小粋なコンパクトカー「プジョー308」が登場です。お借りした車両は2014年モデルで、グレードは「スポーティアム」、走行距離は4.5万kmです。
九島●最近ちょっと高価なクルマが続いていたし、フランス車っていうところも新鮮でいいね。
竹岡●これは初代の308だよね。
編集部●はい、そうです。308は、2008年に登場したCセグメントのコンパクトカーで、日本にはハッチバックのほかに、ステーションワゴンの「SW」、電動メタルルーフの4人乗りオープンカー「CC」も存在しました。
九島●この世代のプジョーはいろいろと模索していた時期だったね。一時期急にドイツ車風味が強くなってしまったりして、フランス車らしい個性が薄らいでしまった。
竹岡●そうなのよ。あまりにキャラが違ったから、「ドッグフード食べたのかお前は!」って原稿を書いた記憶がある(笑)。今日試乗させて頂く308は、その頃から比べたら、だいぶ乗り味にもフランス車らしさが戻ってきたはず。
|