ポロ(フォルクスワーゲン)の口コミ・評価：よいパッケージング（2000年05月）

フォルクスワーゲンポロ【よいパッケージング】のレビューをご紹介

フォルクスワーゲン　ポロ[2000年05月]

投稿者評価

平均

よいパッケージング投稿日：2013年07月20日※レビューの内容は投稿時のデータです。

4.9

【総合評価】
コンパクトなサイズで後部座席にドアがあり、スポーティーな走りもできるという高次元なバランスを持ったクルマ。こんなによいパッケージングのクルマは他にないのではないかと思われる。
　国産車だとコルト・ラリーアートVersion R、フィットRS、スイフトスポーツなどを購入候補に挙げたが、ボディ剛性や高速走行安定性などはPOLOが断然よい。

　しかし、不満な点であげたクラッチとタイミングベルトの問題は費用的にも心情的にもかなりの負担である。一応、当方は旧車やラテン車も所有したことがあるが、ある意味それ以上に交換サイクルに気を使う必要があると思われる。

　POLOだと思ってなめてかかると走行面ではいい意味で裏切られ、維持費やメンテナンス面では悪い意味で裏切られる、そんなクルマ。

【良い点】
角張り過ぎず丸過ぎないシンプルなデザイン。
スポーティな内装。メッキリングのついた2眼メーターパネル。青色と赤色のメーター照明。

　国産車とは違い、踏めば前に出ていく中低速トルク重視のエンジンセッティング。マニュアルミッション。
　
高いボディ剛性。高速走行での安定性。コンパクトかつ5ドアハッチバックの利便性。心地よい排気音。
【悪い点】
納車当日にギアが入りにくくなり修理。クラッチOHで約15万円。クラッチ自体は消耗品と理解しているが、原因は薄っぺらい金属製のレリーズベアリングのスリーブの破断、レリーズベアリングの寿命の早さ。2000台程度し流通していない同グレードで同じ不具合のケースがネット上で何件かヒットする。自走不能になるのでリコール級の設計不良と思う。