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平成２５年式
DBA-FB4164T
V60　ボルボのDCTフルード圧送交換作業です。
以前から走りが重い感じと変速時の違和感があったようで、今回遠方からお越しいただき作業させていただくことになりました。

まずはミッションから抜けるだけフルードを抜いて量を計測します。
しばらく変えていないようで真っ黒でした。特に輸入車のミッションフルードは交換すると症状の改善が著しく表れるので是非お勧めしたい作業です。

ミッション脇にストレーナーがありますのでこちらも新品に交換です。もちろんOリングも新品です。
一目瞭然でストレーナーがドロドロした真っ黒の状態です。これを見るとフルード交換の重要性が分かります。

この部分を取り外して、圧送交換専用アタッチメントを取り付けます。アタッチメントがミッションごとに多くの種類がありますが、当社ではたくさんのアタッチメントを所有していますので圧送交換お任せください。
なかなか狭い場所ですがすでに数台施工していますので慣れてしまいました(笑)

施工前に診断機にてミッションやその他に異常がないかチェックします。
最後の油量調整では、適正な油温を確認しながら調整します。
トルコン太郎に限らず診断機は必須のアイテムになりました。

圧送交換開始時はこのように真っ黒のフルードが流れてきます。新油を入れながら古いフルードを回収、ミッションへ戻す前にフィルターでろ過してきれいな状態で戻して行きます。

段々とキレイになっていきます。ミッション内部が新油に近づいていく瞬間が気持ちいいです(⌒∇⌒)
透明度がかなり出ましたので、クリーニングタイムをおいて再度汚れが浮いて来ないことを確認後圧送交換終了です。

アタッチメントを取り外して純正のフィルターケースなどを車両へ戻して行きます。
この時にはガスケットも新品に交換です。

最後に診断機にてミッションの学習設定を行います。ここが一番のポイントでこの作業でミッションのフィーリングや状態がかなり改善します。
数項目の設定が完了して全ての作業が終わりです。


テスト走行時も、スムーズな変速と走りでVOLVO本来の性能が発揮できます。
お客様も、走る楽しさをあらためて感じられると思います。
国産車に限らず、輸入車でATFやCVTF、DSG,DCTなどでお困りの方は是非一度当店にご相談ください。
この度はご用命ありがとうございました。Clibor

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