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平成２２年式
トヨタ　ウイッシュ
型式　ZGE25W
CVTフルード圧送交換です。
走行距離が１８万キロを超えていますが、オーナー様からまだまだながく乗りたい！とのご要望があり今回当店にご依頼を頂きました。
過走行車でも問題なくフルード交換が可能ですので、お困りの際は是非当店にご相談ください。
それでは最初にオイルパンから脱着スタートです。

バルブボディもできるだけ洗浄します。ストレーナーも新品交換します。実はここがポイントで、ストレーナーが詰まったりしますと変速ショックやひどい場合ですと走行が難しいほどに不調になります。
フルード交換のみの作業は大変危険ですので、ストレーナー交換も同時交換をしております。

右が新品のストレーナーです。取り外したストレーナーは、内部のフィルター部分も真っ黒で、ストレーナー全体も真っ黒で鉄粉に覆われています。

オイルパン内部には、鉄粉除去用の磁石が装備されていますがすでに飽和状態でこれ以上取り切れないレベルになっていました。
取り切れない鉄粉は、フルードに混じってミッション内部を循環し磁気を持つ場所にどんどん溜まっていきます。

外した全ての部品をきれいに洗浄して戻して行きます。
トルコン太郎を接続して圧送交換スタートです。
今回はSUNOCO　CVTフルードを使用します。ほとんどの国産車に対応する次世代型CVTフルードです。純正油と比較し、ベルト-プーリー間の摩擦特性に優れ、高いトルク伝達効率を実現。
サーキット走行においてもミッションの滑りを発生させず、スポーティーな走行を実現させます。
お値段もリーズナブルでベースとなる構成成分（ベースオイル）に100%化学的に合成されたPAO（ポリαオレフィン）やエステルなどを使用したオイル。高い高温安定性（酸化安定性）や低温流動性（低温始動性）等のフルードとしての性能も十分あります。

スタート時のフルードは真っ黒で鉄粉もたくさん含んでいました。
トルコン太郎の内蔵されたろ過フィルターで、キレイにろ過しながらミッションへと戻して行きます。
最終的には新油と同等までキレイになりました。
これでこれから先もながくお乗りいただけると思います。

トランスファー、デフオイル交換もご依頼頂きましたので、全てワコーズ製のオイルで交換させて頂きました。
デフオイルもかなり鉄粉がありオイル自体も汚れていましたので、タイミングとしてはとても良かったと思います。
駆動系のオイルが全て新しくなり気持ちが良いですね(o^―^o)ﾆｺ
下廻り洗浄や油量調整などして作業完了です。
AT,CVT、輸入車のミッションでお困りの方一度当店にご相談下さい。
ご用命ありがとうございました。

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