新車値引き情報
更新日:2022.03.22 / 掲載日:2021.09.27
読者の値引き実例 私もX氏
この記事の目次
その1 ノートから27.9万円引き!
NISSAN ノート X FOUR(4WD) トータル値引き 27.9万円 値引き率 8.2% From青森県 殺し文句は“あなたから買いたい!” 強気のノートから実質30万円!! フィットやヤリス、マツダ2も検討しましたが、ディーラー巡りの結果、担当さんの応対とノートのドライブフィーリングに感激! 日産にターゲットを絞りました。 しかしながら2回の商談で出てきた見積もりは予算オーバーの350万円。フィットやヤリスの見積もりを見せて競合をあおっても「日産にはそこまでの値引きは無理です」とバッサリ。それでも「営業さんの人柄と試乗のフィーリングが一番良かったので“あなたから”ノートを買いたいです!」と伝えて、帰宅しました。 すると後日、電話が入って「もう一度お話しませんか?」。 3回目の商談。こちらが「今のオプションのままで330万円以下にしてくれたら決めます!」と宣言したところ「これで勘弁してください!」とジャスト330万円を提示してくれたので、気持ちよく契約しました。 最終的な条件は車両本体から15万9380円引き、付属品(32万8530円)から11万9530円引き。13年落ち・11万km超のフィットに3万円の下取り額を付けてくれました。 値引き採点 5 日産は最近、ゴーン体制で実施してきた“数の追求”を改めて、値引きを締める傾向が出てきています。ノートから約28万円引きなら文句なしの特上クラス。下取りの3万円を含めて採点は5としました。
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その2 セレナから65.9万円引き!
NISSAN セレナ e-POWERハイウェイスターV トータル値引き 65.9万円 値引き率 15.6% From神奈川県 内緒で他の日産と交渉したけれど 「そんな値段、到底出せません!」 現在、乗っているセレナ(7年落ち)のセールスさんが売り込みをかけてきた。 セ「ぜひセレナe-POWERに買い替えていただきたいので、他では出せないような条件を上に掛け合います! そのかわり他店との競合はなしでお願いします」 X「わかりました。下取り額が130万円程度付いて、納得のいく値引き条件が出れば検討します」 しばらくして日産と再び商談。提示してきた下取り額は135万円。セレナの値引き条件は車両本体とメーカーオプション26万9500円/付属品36万3774円から65万9414円! 店長さんいわく「一生懸命頑張らせていただきました」。 なお、買い取り専門店5社に下取り車を査定してもらったが、100〜110万円だった。 値引き採点 5 セレナは大幅な値引きを出していますが、値引き合計が60万円を超えた例はほとんどありません。値引き率は“超”ウルトラCクラスの目安である15%をオーバーしています。下取り額も破格です。
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その3 アクアから22.5万円引き!
TOYOTA アクア Z トータル値引き 22.5万円 値引き率 7.8% From神奈川県 「紹介なので頑張ります!」 新参店が馴染みの店を撃破!! フィットやノートも検討したが、試乗した結果、新型アクアがまさに“自分の好み”に適合していた。 弟に紹介してもらったトヨタA店と商談したところ「頑張ります!」とのこと。 一方、下取りのウィッシュ(12年落ち)を購入したトヨタB店は値引き5万円、下取り8万円と思ったより渋い。 8月1日、A店と再び商談。支払い総額は260万円。 夕方、B店へ。トヨタ同士の競合を伝えて「これまでの付き合いを踏まえて最終条件を出してください」と迫った。すると、255万円を提示。 その足でA店へ。B店の条件を伝えると、支払い総額は250万円になったので決定。 最終条件は車両本体とメーカーオプション24万9700円/付属品22万770円から22万4610円引き、下取り27万円となっていた。 値引き採点 5 付き合いのある店と、紹介してもらった店を上手に競合させています。値引き条件だけで採点すると「4」ですが、“破格の高取り”を評価して「5」をつけました。
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その4 ランドクルーザーから25.0万円引き!
TOYOTA ランドクルーザー ZX(ガソリン車・4WD) トータル値引き 25.0万円 値引き率 3.4% From山梨県 5年間の付き合いなら もうひと押ししたかった…… 今年2月、ランクル200を買い取り専門店に売却。新型の発売を待っていた。 7月下旬、付き合いのあるトヨタA店にて商談開始。なじみのセールスさんに「まさか値引きゼロはないよね?」と聞いたところ「それはないですが……」とつれない感じ。「頑張ってくれるよね?」と念を押し、その日は帰った。 2日後、経営の違うトヨタB店へ。単刀直入に値引き条件を聞いたら「25万円です」。しかも「私が出せるのはここまでですけど、上司に掛け合えば、プラスアルファができると思います」とのこと。 再びトヨタA店へ。B店の条件を伝えると「これが精一杯です」と言って、車両本体とメーカーオプション51万9000円/付属品10万8500円からの25万円引きを提示。これまでの5年間の付き合いを重視して契約した。 値引き採点 3 ランクル300は発売直後から新型とは思えないような値引きを出しています。理由は「専売が終わり、トヨタ4系列の競合が激化しているため」です。もうひと押しして30万円オーバーを目指したかった。
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その5 ハリアーから54.1万円引き!
TOYOTA ハリアー ハイブリッドGレザーパッケージ(4WD) トータル値引き 54.1万円 値引き率 11.0% From神奈川県 奥様、完全に降参です! ほぼ利益がありません!! 狙いはハリアーのみ。東京にも越境してトヨタ3店と商談。そのうちの1店が値引き42万円を提示。ただし下取り額は納車時期(来年2月頃)に引き渡しということで80万円と思ったより低い。買い取り専門店にも見せたが、やはり来年渡しで80〜85万円。 最後に、付き合いの長いトヨタA店に出向く。 これまでの経過を伝えると、下取り額110万円を提示。値引きを差し引いた支払い総額は330万円と出た。 妻「これじゃ買えません!」 セ「現金ではなく、ローンにしていただけませんか?」 妻「そういうメンドクサイのは嫌なんです」 結局、妻の大活躍で、支払い総額321万円強で決着。最終条件は車両本体とメーカーオプション/付属品26万4000円から54万1010円引き、下取り128万円。 値引き採点 5 県境という“地の利”を活かした越境交渉が功を奏しています。ハリアーはこのところ値引きが大きく緩んでいますが、値引き合計50万円超/値引き率10%超なら大成功。下取り額も破格です。
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その6 CX-8から30.5万円引き!
MAZDA CX-8 XDブラックトーンエディション トータル値引き 30.5万円 値引き率 6.9% From三重県 えっ、ホンダでマツダ車!? 30.5万円引き+高取り! いろいろ検討したが、CX‐8に絞る。貴誌によれば「マツダは値引きが厳しい」とのことなので、単身赴任先の石川県、帰省の帰り道にあたる滋賀県、そして地元の三重県と3県にわたって商談した。 値引きは10〜20万円、8年落ちエルグランドの下取り額は60万円程度で、支払い総額は360〜370万円。350万円を切りたいと思っていたが、はるかに遠い。 そこで去年、N-BOXを購入したホンダを訪問。この店はサブディーラー的な商売をしているので、店長さんにこれまでの経過を伝えてCX︲8の見積もりをお願いした。 すると提示してきた値引き条件は車両本体から25万円、付属品(40万3671円)から5万5060円だったが、下取り額はなんと83万円! 支払い総額は345万円となったので、めでたく契約。 値引き採点 4 マツダは最近、強気な売り方をしてくる傾向があります。ただし、そのなかでもCX-8は緩いほうに属しますが、合計30万円超なら合格です。高取りと合わせて採点は4としました。
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その7 クラウンから48.9万円引き!
TOYOTA クラウン ハイブリッドRS トータル値引き 48.9万円 値引き率 8.9% From福岡県 妻がベンツに惚れ込んだ!? あわてて店長さんが登場!! メルセデスベンツCクラスはフルチェンが近いため、値引きは約100万円! 支払い総額は530万円となる。 しかし、本命はクラウンRS。案の定、トヨタのディーラーはどこの店もCクラスの530万円に強く反応。初回から35万円前後の値引きを提示してきた。ただし、こちらが520万円の指値をすると、ほとんどがギブアップだったが、1店だけが「即決ならOK」とのこと。 翌日、出向いて「妻がまだCクラスにこだわっている。納得させるためにドラレコのグレードアップを受けて欲しい」とお願い。すると店長さんが登場。「ドラレコ、OKです。奥さんを説得させてください」と言ってきたが「大丈夫。納得させる」と言いくるめて無事契約。値引きは車両本体と付属品(17万2150円)から48万9380円。 値引き採点 5 バーゲンセール中のベンツCクラスを上手にぶつけています。奥様の存在を強調したのも大いに有効でした。末期とはいってもクラウンからこれだけの値引きが取れれば大成功です。
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その8 N-ONEから19.3万円引き!
HONDA N-ONE オリジナル トータル値引き 19.3万円 値引き率 10.1% From埼玉県 隣町ではサマーフェアを開催中。 10万円近くも安く買えました! 娘が免許を取得し、軽自動車を購入することになりました。本命はN-ONEです。 自宅から一番近いホンダA店で見積もりを出してもらうと「新型なので値引きは10万円が限度」とのこと。 これでは予算的に厳しいので「第2候補のラパンの見積もりを取ってみよう」ということになりました。スズキに出向くと、黙って12万円引きを提示。若い女性の営業さんの口ぶりではまだまだ上乗せがききそうです。 しかし、やはりN-ONEがあきらめきれない。そこで、3年前にお世話になったことがある隣町のホンダB店へ。すると「只今、夏のフェアを開催中」とのことで、いきなり16万円引き。さらに粘ると、車両本体と付属品(22万3949円)から19万3009円引きとなったので、気持ちよくサインしました。 値引き採点 4 昨年末にフルチェンしたN-ONEですが、夏の商戦から緩む傾向がみえてきています。19万円引き/10%超なら特上クラスですが、ホンダ同士の競合をさらにあおれば、もう少し上乗せができたかも。
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ライタープロフィール
内外出版/月刊自家用車
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。